若き日のモーツァルト
指揮者:天沼裕子

演奏:オーケストラ・アンサンブル金沢

ソプラノ・ソロ: 星川美保子

発表日時:2004年11月28日「日曜日」 PM3:00 開演「2時30分開場」

会場:高岡市民会館

■■合唱曲■■

1:Midi  タントゥム・エルゴ ニ長調 K,197

タントゥム エルゴ 聖体の秘蹟を賛美し、父と子と精霊を讃える歌です。

自筆譜が残っていないことから、古くは偽作と言われていましたが、モーツァルトのものであることが確実なパート譜の写しが見つかって、現在ではその疑いが晴れました。

1772年にザルツブルクで作曲されたものと考えられています。

2:Midi オッフェトリウム「女より生まれし者として」 ト長調 K,72

オッフェトリウム 1771年に作曲といわれていましたが、ザルツブルク大聖堂に残された唯一の写譜から、1770年代後半の作曲である可能性が指摘されています。

ホモホニックな部分や印象的な和声法など、特に合唱の扱いが見事な作品です。

3:Midi  アンティフォナ「レジナ・チェリ」 変ロ長調 K,127

レジナ チェリ キリストが復活したときの聖母マリアの喜びを記念する聖歌。

モーツァルトには3曲の「レジナ・チェリ」がありますが、今回は1772年に作曲した2番目のものを歌います。

イタリア・オペラを思わせるベル・カント唱法のソプラノ独唱を伴います。

4:Midi アヴェ ヴェルム コルプス ニ長調 K,618

アヴェ ヴェルム コルプス モーツァルト最後の年、1791年の夏に作曲されました。

聖変化を賛美する聖体祝日のための歌です。

特定の言葉の強調、メロディーの緊張感、ハーモニーの切迫感など、ある種の深みに達したモーツァルト晩年の傑作の一つです。

若き日のモーツァルト 11月28日演奏会終了

レッスン模様

指揮者・天沼裕子さんを迎えて


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