タントゥム エルゴ

Midi: タントゥム・エルゴ

5月25日 タントゥム エルゴ
定刻7時の15分前に到着して教室で待つが誰も来ない。
定時を10分過ぎても男性は一人も現れない。 どうも変だなと思っていると、急遽、ステージでの合同レッスンに変更したという。こんなのが一番困る。

ステージでは全員が発声前の準備体操をしていた。胸の筋肉を強くする運動のようだが、動作の説明がないので何をしているのか分からないので、これも困った。

ただ突っ立っているのも格好が悪いので、首や肩を適当に動かしていた。

続いて第3曲のタントゥム・エルゴに入る。この作品も50小節の小品だ。

MDで初めてタントゥム・エルゴの合唱を聞かせていただいた。明るく元気な曲というか、若いモーツァルトの迷うことのない勢いのある曲のように感じた。

堂々と得意気になって歌いたくなるような、テンポのいい曲である。

パートごとに、短く区切って階名で読み、ラララで歌う。 1時間足らずで最後まで読み終えてしまったが、楽譜の無い私には何が何だか分からなかった。

26日に早速タントゥム・エルゴをテキスト楽譜に追加する。 まだ言葉を付けていないが、次回レッスンでは歌詞をつけて最後までいってしまう事だろう。

6月1日 タントム エルゴ

会場に着いて、いざレッスンという時になって、「テープレコーダーを忘れた」という妻の声! なななんと、あれが無いと私の今日のレッスンは無駄になってしまう。

楽譜を見ることのできない私にとって、レッスンの録音テープは何よりも貴重な教材だ。 タントゥム エルゴは新しい歌詞が多く、単語の読みが分からない。 今週からはタントゥム エルゴの歌詞をつけてのレッスンとなるので、ちゃんとした「言葉読み」を録音したかったのだ。

今年の課題曲4曲の入ったテープを購入する。 帰宅後に直ぐに聞いてみたが、昨年のレクイエムのような感動はなかった。 これから回数を重ねるごとに、この曲の良さが分かってくるのだろう。

6月8日 タントム エルゴ

レッスン開始時間になっても、バスが数名、テノールは一人っきりという状態。 3・40分過ぎて、ようやくバス・テノール共にいつものメンバーが揃った。

タントム エルゴを中心にレッスンが進む。ラテン語の歌詞をつけて歌うが、初めて耳にする単語が多くてなかなか難しい。

ジェニトリ ジェニトクエなどはどうだ。慢性金欠症の私には、「銭とり! 銭くれ!」のようにも聞き取れるではないか。

今回はテープにしっかりと録音したので、少しずつ覚えていくしかない。

タントム エルゴとアヴェ ヴェルム コルプスのCD版が配布される。これは、メンバーの一人がパソコンで作製した練習用CDだ。

帰宅して早速聞いてみる。オーケストラ演奏で、各パートが大きめの音になっていて、パートごとのレッスンにはもってこいのCDである。

メンバーには、合唱のみならず多才な人々がおられる。やる気さえあれば何だって可能な時代なのだ。


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