5月25日 タントゥム エルゴ
定刻7時の15分前に到着して教室で待つが誰も来ない。
定時を10分過ぎても男性は一人も現れない。
どうも変だなと思っていると、急遽、ステージでの合同レッスンに変更したという。こんなのが一番困る。
ステージでは全員が発声前の準備体操をしていた。胸の筋肉を強くする運動のようだが、動作の説明がないので何をしているのか分からないので、これも困った。
ただ突っ立っているのも格好が悪いので、首や肩を適当に動かしていた。
6月1日 タントム エルゴ
会場に着いて、いざレッスンという時になって、「テープレコーダーを忘れた」という妻の声!
なななんと、あれが無いと私の今日のレッスンは無駄になってしまう。
楽譜を見ることのできない私にとって、レッスンの録音テープは何よりも貴重な教材だ。
タントゥム エルゴは新しい歌詞が多く、単語の読みが分からない。
今週からはタントゥム エルゴの歌詞をつけてのレッスンとなるので、ちゃんとした「言葉読み」を録音したかったのだ。
今年の課題曲4曲の入ったテープを購入する。
帰宅後に直ぐに聞いてみたが、昨年のレクイエムのような感動はなかった。
これから回数を重ねるごとに、この曲の良さが分かってくるのだろう。
6月8日 タントム エルゴ
レッスン開始時間になっても、バスが数名、テノールは一人っきりという状態。
3・40分過ぎて、ようやくバス・テノール共にいつものメンバーが揃った。
タントム エルゴを中心にレッスンが進む。ラテン語の歌詞をつけて歌うが、初めて耳にする単語が多くてなかなか難しい。
ジェニトリ ジェニトクエなどはどうだ。慢性金欠症の私には、「銭とり! 銭くれ!」のようにも聞き取れるではないか。
今回はテープにしっかりと録音したので、少しずつ覚えていくしかない。
タントム エルゴとアヴェ ヴェルム コルプスのCD版が配布される。これは、メンバーの一人がパソコンで作製した練習用CDだ。
帰宅して早速聞いてみる。オーケストラ演奏で、各パートが大きめの音になっていて、パートごとのレッスンにはもってこいのCDである。
メンバーには、合唱のみならず多才な人々がおられる。やる気さえあれば何だって可能な時代なのだ。