や〜わ
Alphabet 参考文献 用語集TOP


か行
戒厳 警戒を厳しくすること。
戦時・事変に際し、立法・行政・司法の事務の全部または一部を軍の機関に委ねること。通常、人権の広範な制限がなされる。日本にも明治憲法下でこの制度があった。
戒厳令 戒厳を宣告する命令。
非常時に行政権、司法権の全部、または一部を軍が扱う事を宣告する命令
海上自衛隊 防衛庁に属し、日本周辺の海域や、その上空において、直接・間接の侵略から日本を防衛し、海上交通の安全を図ることをおもな任務とする自衛隊。海上幕僚監部、部隊および機関をもって構成される。
部隊は、自衛艦隊(護衛艦隊、航空集団、潜水艦隊、二個掃海隊群、開発指導隊群および情報業務群が基幹)、横須賀・呉・佐世保・舞鶴・大湊の各地方隊、教育航空集団、練習艦隊、中央通信隊群、海洋業務群、補給本部その他の長官直轄部隊からなる。
海上保安庁
(Maritime Safety Agency)
運輸省の外局で、1948年5月設置。
日本国沿岸の海上における法令の順守、安全の確保、犯罪の取締り、ならびに法律の違反を予防・捜査・鎮圧、海難救助などを行なう。
回天 第二次世界大戦で、旧日本海軍が考案使用した特殊潜航艇。
一人乗りで爆薬を積み、敵艦に体当たりし自爆した人間魚雷の名称。
本来は「天をめぐらす」の意から、「時勢を一変すること」「衰えた勢いを盛り返す」事の意。
カオダイ教 1919年、ゴ・ミン・チェンによって唱えられた新興宗教。漢字で書くと「高台教」。
仏教、キリスト教、儒教、イスラム教、道教など、世界の宗教を取り混ぜた、唯一神信仰の混合宗教。最盛期には、南ベトナムの人口の1/8が帰依していた。
カオダイは宇宙の至上神で、巨大な眼「天眼」を象徴としている。
また、キリスト、釈迦、孔子、ビクトル・ユーゴー、李白などがカオダイ教の聖人として崇められている。
カトリック
(katholiek)
キリスト教およびその信徒のうち、ローマ教皇を最高首長とするローマカトリック教会とギリシア東方正教会の教義によるものの総称。
歴史的には1054年の、東方正教会の分離に対し、西方教会が普遍・正統派を主張してカトリックと称したことに由来。1550年頃からフランシスコ・ザビエルらによって日本にも布教され、キリシタン、南蛮宗などと呼ばれた。現在はプロテスタント(新教)に対して用いる。元来ギリシア語の 「普遍的」katholikosにもとづく。カトリック司祭は「神父」。
神風特攻隊 第二次世界大戦中の日本海軍の特別攻撃隊の名。正しくは神風(しんぷう)隊。
1944年10月25日(昭和19年)レイテ沖海戦2日目に初出撃。
関行男大尉を隊長に13機がアメリカ軍空母などに体当たりして自爆。空母1隻撃沈、数隻に損傷を与えた。
陸軍も合わせ、戦争終結まで約300回出撃、2500人が散華した。
化学兵器
(Chemical Weapon)
有毒化学剤またはこれを充填した各種砲弾・ミサイル等(いわゆる毒ガス兵器)の総称。
サリン(神経性)、マスタードガス(びらん剤)、青酸(血液剤)、ホスゲン(窒息性)などがあり、その猛毒性から兵器としての取り扱い等が不便なため、これを容易にするために猛毒となる一歩手前の反応段階で、無毒の二種類の剤のかたちで存在する「バイナリー兵器」も開発されている。
覚醒剤 大脳皮質を刺激する興奮剤の一つ。狭義にはヒロポンによって代表される覚醒アミン類をいう。薬理学的には、脳神経を興奮させる作用と交感神経の刺激作用をもっている。
大量に用いると中毒症状を起こし、連用によって習慣性となる。
カラビナ 金属製の環で、一部が開閉できるようになっている登山用具。
ハーケンなどに引っかけ、ザイルを通して使用。
枯葉剤
(Agent)
ベトナム戦争においてアメリカ軍の「枯葉作戦」で使用された農薬「エージェント」。
容器の色から「オレンジ」「ホワイト」「ブルー」と呼ばれ、これら3種類が用いられた。
枯葉剤1トン中、約10gのダイオキシンが含まれており、「オレンジ」と「ホワイト」は植物の成長や代謝を阻害し、「ブルー」は植物の脱水化をはかる。
このうち特にオレンジが使用され、1ヘクタールあたり27リットル散布されたといわれる。
枯葉剤散布から24時間以内に木々の葉は変色を始めて、1ヶ月程度で落葉する。
1962〜1965年に使用されたエージェント・オレンジには、最も強い毒性を持つ2,3,7,8−ダイオキシンが混入されており、総量は170kgと考えられている。

エージェント・オレンジ :ジクロロフェニキシ酸とトリクロロフェノキシ酢酸の混合物
エージェント・ホワイト :ジクロロフェニキシ酸とトリクロロピコリン酸の混合物
エージェント・ブルー :カコジル酸。水田の稲に用いられた。
枯葉作戦
(Operation Fallen Leaves)
ベトナム戦争において、アメリカ軍がベトナム解放戦線の行動を抑止・阻止するために行った「枯葉剤」を散布した作戦。(1961年11月より開始)
解放戦線の隠れ家であるジャングルを絶滅させ、解放区で作られる農産物を汚染して食料として使えなくすることを目的として「エージェント」と呼ばれる農薬(枯葉剤)を散布した。
240万ヘクタール(米軍発表は170万ヘクタール)に約9万トンの枯葉剤が使用され、34%の土地で二度以上散布された。
貫通爆弾
シェルターなどの地下施設や強固な構造をもつ目標を破壊する目的で開発された、貫通力に優れた爆弾。頑丈で且つ重量のある弾体を、高高度投下もしくはトス爆撃(投下時に機体を急上昇させる爆撃方法)により、通常1.8〜2.4mの強化コンクリートを貫通できる。
他の弾薬と違い、弾着の100分の6秒後に起爆し、構造物内を破壊する。 BLU-109/B等。
→バンカーバスター
ガード・チャンネル 通常とは異なる交信周波数。
敵の探知を避けるために使用する。
カービン銃
(Carbine)
オリジナルライフルのショートタイプのことを指す。
もと、騎兵銃の意。米国陸軍使用の自動小銃。
気化爆弾 粉末や液体ガスなどを爆弾の炸薬として装填し、着弾寸前に放出して爆発(ガス爆発や粉塵爆発等)させる特殊爆弾。
TNT炸薬の通常爆弾に比べて破壊力は数倍、小型核弾頭級の破壊力を持つ対人・対陣・陣地構築(ヘリポート他)のための爆弾。
キニーネ
(kinine)
マラリアの特効薬でキナの皮から精製した結晶性アルカロイドの一種。
白色の粉末で苦味があり、解熱・強壮・健胃剤・強壮剤として用いられる。
元となる植物キナ(規那)はアカネ科のキナ属の総称で、幹は高さ25メートル以上に達し、樹皮が赤い。規尼涅。
キビナゴ ニシン目ニシン科キビナゴ属ウルメイワシ科の海魚。
全長10cm程度で、体はイワシ型で細長く、頭部は鋭く突き出ている。全体に黄白色で背部は青みを帯び、体側に幅広い銀白色の縦帯がある。
南日本の暖海に分布。ふつう外洋に群泳するが夏季の産卵期に内湾などに大群をなしてくる。
煮干しや魚醤油の原料、食用とするほか、釣り餌ともする。
漢字で書くと「吉備奈仔」「黍魚子」
共産主義
(Communism)
私有財産制を否定する主義、その思想のこと。
マルクス主義では人類史の最後の段階で、階級は消滅し、生産力は高度に発達して、各人が能力に応じて働き、必要に応じて消費できるような社会のこと。
20世紀以後の新しい用語法として、修正主義的マルクス主義やフェビアン主義的な社会主義に対して、革命的マルクス主義の立場や運動をいう。コミュニズム。→資本主義
ギリシア正教会
(Greek Orthodox Church)
東ローマ帝国時代からの伝統を受け継ぐキリスト教の一宗派。
東地中海世界の教会から1054年に分離。ギリシア・ロシア・西アジア・東ヨーロッパなどに伝わる。神学と礼拝とに神秘主義的性格を持つ。東方正教会の中で、ギリシアを管轄区とする独立の教会。
Q熱
(Q fever)
元来家畜の病気で、人体にも感染するリケッチア性疾患の一つ。犬、猫などのペットや牛、山羊などの家畜から人間に感染して、肺炎や肝障害を起こす人畜共通伝染病の一つ。
頭痛、倦怠、筋肉痛を伴う熱病で、生物兵器として使用される。
1935年にオーストラリアで集団発生し、当時は原因がわからないので、Query(=疑問符の意)の頭文字から「Q熱」と命名された。
インフルエンザに似た症状で、誤診されることも多い。ペニシリン系の抗生物質は効果が少なく、テトラサイクリン系が使われる。日本では1988年に初めて患者が報告された。
金星紅旗 赤地に黄色の星を中央に配したもので、ベトナム民主共和国の国旗。
最初に使われたのは1940年の反日、反仏闘争の蜂起時で、革命後の1946年正式にベトナム民主共和国の国旗とされ、南北統一後も継承されている。
赤は革命と人民の流した血,星は社会主義国家のシンボル。
5本の光は労働者,農民,知識人,青年,兵士の5つの階層の団結を意味する。
クラスター爆弾 爆弾本体に子弾(小型爆弾、地雷など)を複数内蔵し、広範囲に攻撃を加える爆弾。
目標上空で子弾を飛散させ、一度に多くの目標を破壊する。
集合弾、複合弾、ディスペンサー、親子爆弾ともいう。
グリーン・ベレー
(Green Beret)
米陸軍の対ゲリラ戦用の特殊作戦部隊SOFの隊員が緑のベレー帽を被っていることからの呼称。隊員はベレーに各部隊で異なるフラッシュをつけ、二本の矢と短剣がデザインされ、ラテン語で「De Oppresso Liber(抑圧からの解放)」と書かれたクレストをつける。
グルカ兵
(Gurkha)
ネパール山岳地域出身の傭兵の総称
イギリス軍に属するネパール人傭兵。19世紀中葉以降、インド内外のイギリス植民地で活動し、勇猛さで知られる。
グルカ族は現ネパール王国(グルカ朝またはシャハ朝)を建設したインド系民族で、18世紀以降ネパールを支配した。「ゴルカ」とも表示。漢字では「廓爾喀」。
クレイモア M18A1対人指向性地雷。
ベトナム戦争中に開発された指向性の地雷で、指令爆破・仕掛け爆破など多様性があり、類似品が世界各国で製造されている。埋設ではないので「対人指向性」だが「対人地雷」扱いではない。元「クレイモア」とはアイルランドの農機具で大きな鎌の事。
緑色の小箱サイズで電線がついており、スイッチで起爆し、1.5ポンドの爆薬が高さ1.5mで700個の鉄球を60°の扇形に50m飛散させる。
クロロアセトフェノン
(Chloroacetophenone)
護身用スプレーなどに使用されている催涙性物質。分子式 C6H5COCH2Cl。
アセトフェノンを酢酸溶液中で塩素化して製する無色または黄色〜茶色の結晶性固体。
刺激臭があり、濃度の低いものはりんごの花の香りに似ている。
米軍コードCS、CA、CR、COと同系統。CR>CS>CN>CAの順に催涙作用が強く、CN>CS>CRの順に吸引毒性がある。
症状は眼球の灼熱感や涙腺の刺激による催涙で、症状は約30分で治まり、軽度のものは特に治療を必要としない。催涙ガス、医薬品の中間体として用いる。
クロルピクリン
(Chlorpikrin)
気化して刺激性、催涙性のガスを発する、無色油状の液体。分子式 CCl3NO2
穀物などの殺虫殺菌剤、殺人用の毒ガスなどに使用する。
グーク
(Gook)
黄色い小鬼の意。アジア人(日本人含む)の別称。
ディンク(Dink)、スロープともいう。
軍隊病 軍隊生活という特殊な状態によって、特に多く発生する病気の総称。

塹壕熱 虱(しらみ)の媒介で、急に発熱し、寒け・神経痛を起こす疾患。熱は二日ぐらいで下がるが、二・三日で再び発熱し、これを繰り返す。多くは数ヶ月で治癒。第一次世界大戦の欧州で、歩兵に多発したのでこの名がある。
脚気(かっけ) 足の感覚が麻痺したり、脛にむくみができる病気。全身や足がだるくなり、疲れやすくなる。ビタミンBの欠乏により起こる。脚病。
胸膜炎
(肋膜炎)
胸部外傷、肋骨骨折、肺結核、肺癌などが原因となって起こる胸膜の炎症。胸膜腔に液体貯溜を示すものを湿性肋膜炎、貯溜のないものを乾性肋膜炎という。胸痛、咳がある。
高空病
(高山病)
山や飛行機などのように比較的短時間内に高山気候内へ移動したために起こる症状。疲労感、呼吸困難、めまい、失神など酸素欠乏のため一種の窒息症状が現われる。
化骨性筋炎 傷めた筋肉内にカルシウムの沈着をおこし、全身の運動筋の骨化が進行する病気(myositis ossificans)
行軍病
(前脛骨筋症候群 他)
外傷性の筋肉内出血(骨折、筋炎などの炎症)や浮腫、外的圧迫(包帯)、スポーツなどで繰り返す負荷により局所の腫脹、疼痛、自動運動障害、手指運動障害を起こす。昔はパニック障害も行軍病といわれていた。
ゲシュタポ
(Gestapo)
ナチスドイツの秘密国家警察。
1933年、反ナチス運動の取締りのために創設されたもので、独裁体制強化のために暴威をふるった。(ドイツ語で Geheime(秘密の)Staats(国家)Polizei(警察)の略)
ゲシュタルト心理学
(Gestalt)
部分の寄せ集めではなく、それらの総和以上の体制化された全体的構造を指す概念。
従来の心理学の要素主義的伝統を排斥し、全体観の立場に立って、精神は全体的、統一的構造をもつ形態(ゲシュタルト)であると主張する心理学。
ゲットー
(Ghetto)
(1)第二次世界大戦中にナチスユダヤ人絶滅のために設けた強制居住地域(強制収容所)。最大のゲットー、ポーランドのワルシャワでは、1.5キロメートル四方の地域に50万人ものユダヤ人が押し込められ、苦しい生活をさせられていた。
(2)中世から近代にかけて設けられたユダヤ人の強制居住地域。16世紀前半イタリアのベネチアに設けられたのが最初。のちヨーロッパの諸都市に波及したが、19世紀末にはほとんど消滅。
(3)アメリカの都市で、黒人やプエルトリコ人などの小数民族が居住した区域。現在ではスラムと同義語として使用されている。ニューヨークのハーレム、ロサンゼルスのワッツなどの黒人スラム街を「ブラックゲットー」と呼ぶ。
ゲリラ戦
(Guerrilla game)
奇襲して敵を混乱させるなど、遊撃戦を行う小部隊。また、その遊撃戦法。小部隊で敵のすきをうかがい、小戦闘や奇襲をくり返して、敵をかき乱す戦法。
元スペイン語で小戦争の意。ナポレオン一世のスペイン征服当時、スペイン軍のしばしば用いた戦法に由来する語。
ゲルマン語派 インド・ヨーロッパ語族の一語派。
北ゲルマン語群(ノルウェー語、スウェーデン語、デンマーク語、アイスランド語)、東ゲルマン語群(ゴート語など)、西ゲルマン語群(英語、ドイツ語、オランダ語など)の三群に分かれる。
ゲルマン民族 ゲルマン語派の言語を話す民族。北方人種に属し、長身、金髪、青い目、白い皮膚などを特徴とする。原住地はスカンジナビア半島南部からバルト海沿岸地方。紀元前8世紀頃から南下し、東・西・北ゲルマンに分かれてヨーロッパ中・北部に定住した。4世紀後半に大移動があり、東ゲルマンはローマに侵入してラテン人と融合し、西ゲルマンは北西に移動してイギリス人、オランダ人、ドイツ人の祖先となった。原住地の北ゲルマン(ノルマン人)はデンマーク人、ノルウェー人の祖先である。 →民族大移動
原子爆弾
(Atomic bomb)
核分裂性物質の核分裂連鎖反応により、瞬間的に狭い空間で大量のエネルギーを放出させる爆弾。ウラン235・プルトニウム239などに核分裂反応を爆発的に行わせたとき発生する熱線・衝撃波・各種放射線で殺傷・破壊する爆弾を指す。
1945年8月にウランを用いたものが広島に、プルトニウムを用いたものが長崎に投下された。
→ リトルボーイ(広島)
→ ファットマン(長崎)
ゴイクオン
(Goicuon)

ベトナムの生春巻き。
ゴイは「あえもの」、クオンは「巻く」の意味。エビと豚肉を茹で、他材料とともに生のライスペーパーで巻く。しっぽのように生ニラがでている。タレをつけて食べる。美味。 →フォー

航空自衛隊 自衛隊の防衛任務中、領空侵略に対処する任務を有する部隊。
航空総隊(航空方面隊ほかで編成)・航空教育集団・航空支援集団その他の防衛庁長官直轄部隊から成る。航空幕僚長の補佐をうけ防衛庁長官が統括する。
コカイン
(Cocaine)
ペルーや南米を原産とする潅木コカノキ科コカノキ(erythroxylon coca)の葉に含まれるアルカロイド。精製したものは無色無臭の結晶で粘膜に対して強い局所麻痺作用を持つ。体内に吸収されると急性中毒を起し、めまい・悪心・幻覚・幻聴を来す。慢性中毒では食思不振・不眠・精神障害を呈する。
通常、大理石やガラス板の上に乗せ、カミソリの刃などで微細な粉末にし、15〜30rをストローなどで鼻孔から吸い上げて使用する。
ゴジラ
(Godzzila)
昭和29年作の東宝映画「ゴジラ」に出てくる怪獣の名。
ビキニ環礁近くに太古より眠る生物が水爆実験の放射能で巨大化し、日本を襲う。
身長 55m、体重 2.5万トン。1954年に日本に上陸し、破壊の限りを尽くした。一夜にして戦後復興まもない日本は再び焦土と化したが、芹沢博士が開発した特殊兵器「オキシジェン・デストロイヤー」によって海の藻屑となった。
シェー(笑)もするし、「ミニラ」というガチャピン似の息子(母親は?(笑):US「GODZZILA」は雌雄同体だが))も存在する。「ゴジラ」はゴリラとクジラとを合せた造語。
コデイン
(Codeine)
アヘン中に0.3%含まれるモルヒネに似た構造をもつ麻薬。
アルカロイド一つで無色の斜方結晶。
呼吸中枢に鎮静作用を示し、習慣性・副作用が少ないので、主に燐酸コデインとして咳止め・鎮静剤に用いる。
コミスブロート ライ麦90%のパン。黒パン(黒褐色のパンの総称で主にライ麦から作ったものを指す)。かつてドイツ軍の食の中心を担っていたという。酸味があり、硬い。(食べた経験上、酒饅頭の皮の味に近いような気がする)
コルト
(Colt)
アメリカ人 サミュエル=コルトの発明した回転弾倉式の連発拳銃。(Samuel C.1814〜1862)
コルホーズ
(Kolhoz)
旧ソ連の農業生産協同組合。その最も基本的な形態では、ほとんどの土地、農具、家畜をコルホーズが所有し、農民はその運営に参加し、労働に応じて報酬を受ける。集団農場。(Kolljektivnoje hozjajstvo(集団農場)の略) →ソフホーズ
コレラ
(Cholera)
コレラ菌の感染による急性伝染病名。
菌が水や飲食物とともに口から侵入して発病する。
コレラ毒の作用で腸粘膜上皮の水・電解質輸送機構が破壊され、激しい嘔吐、米のとぎ汁状の大量の下痢を来し、強い脱水症状を呈する。重症の者は血圧下降、皮膚がたるんでしわだらけの特有の顔となり、筋肉の痙攣を起こし、発病後1〜3日で死亡することもある。別名「三日コロリ」(コロリはコレラのこと)とも言われる。
もとインドの風土病で、19世紀初頭から諸国に蔓延、日本では1822年(文政5)初めて流行した。現在もインド・東南アジアに常在。最近の流行はエルトール型コレラ菌によるもので、古典型に比べ軽症。
語源はギリシャ語cholera (chole胆汁+-er)。
豚コレラ(Swine fever)は人間のコレラとは全く別の病気である
コンポジションB TNT40%、RDX60%の混合爆薬。
安価で性質も安定しているので炸薬としてよく用いられる。



や〜わ
Alphabet 参考文献 用語集TOP