1.2&2.4GHz Band


マイクロ波入門は、まず1.2&2.4GHzです。
これらの周波数帯は、UHF帯に属してますがマイクロ波の入口は、これらのバンドが基本となります。
また、1.2Gはトランスバーターの親機として使われる事が多いですから、機器の操作やその取扱いには
十分慣れておく必要があります。
1.2Gは、市販の機器も多かったのですが最近は機種も絞られます、2.4Gはごく一部に市販品が見られ
ましたが、最近は市販されておらず、トランスバーターに再度、頼るようになってしまいました。
これらのバンドからは、ATVも使用することが簡単に出来ます。
しかし、QRV局も一頃からみると極端に少なく、地方では閑古鳥が鳴いてます。
携帯等に押され、アマチュアが減ったのを痛感します、もったいない事です、バンド防衛のためにもQRVが
望まれます。
一言でいうアマチュア「マイクロ波基幹のBand」と言えます。

車上の1.2Gと2.4Gのantが勇ましい、いつものJA9BE局


1.2GHz

1.2GHzは、マイクロ波じゃないょと言われる方もいらっしゃるでしょうが大目に見てください。・・・hi
前述のように、1.2GHzはトランスバーターの親機としても良く利用しますから、このバンドをに接しておくことが、これより上のマイクロバンドにQRVする上でも大切かと思います。
430MHzの国内DXが盛んに行われた1980年頃には、その延長として多くの局がこのバンドでもQRVしました。当局もその一人。
この頃、国内市販のメーカーも挙って、オールモードの固定機を販売しました。
しかし、現在閑古鳥どころか何にも鳴かないバンドになっており、地方では全くといって声が聞こえなくなった所もあるようで、わずかにレピーターバンドとして利用されているのが、現状でしょう。
設備を充実させると、430に負けないDXQSOをする事も出来ますが、ラジオダクトの発生回数や規模も430に比べると少なくなってきます。
しかし、このバンドのAJDも過去にJA9BEをはじめ、何人もの方によって達成されていますので、時と場所を選定すれば、十分に楽しめるバンドです。
ただ、昨今のQRV局の減少からか、業務関係からも狙われているようで、このままだと削減の憂き目に遭わないとも限らないバンドとなっています。
直ぐにでも、多くの局のQRVが望まれます。

アンテナの指向性もこのバンドからは、鋭くなり徐々にマイクロ波の領域に入っている事を感じる事が出来ます。
この上のバンドでのQSOには、1200MHzは連絡回線等にも良く利用され、シングル八木を持って移動される方も多く、相手の方向を知る上にも上手に利用したい物です。
一時数社から市販されていた機器も近年少なくオールモードの物などはプレミアが付く状態でしたが、2000年後半になって新型機器が発表されてから落ち着きを見せていますが、今後のD-ster等の新方式の展開によっては再度にぎわう可能性も有ると思われます。

とにかく「このばんど1200MHzからQRVしましょう。」


2.4GHz

2400MHzまでは、一部量販店から市販の機器が販売されていました。しかし、最近は1.2GHz同様QRV局の減少から製造していないようで、何とか再度、メーカーの奮起を望みたい所です。(無理かなぁ)

場所によっては、1週間続けて呼出し周波数を聞いても、何も聞こえないかもしれません。1.2GHz以上に業務関係から狙われています。
現に、アマチュア帯での業務の運用が確認されており、最近はコンピューターの普及により無線LAN等に使用されてしまうようになってしまいました。・・・・・残念

(またこの上の5.6GHzバンドでは、トランスバーターの普及でのQRVが意外に多く、このバントとの運用局の逆転現象が見られ、スポット帯なってしまっているようです。・・・・・これも残念)

しかし物は考え様で、そのおかげとして安価にこのバンドのパーツが入手出来るようになり、一部900MHz帯のデバイスジャンクが出回ったおかげで、40bdm程度の出力は比較的容易に出せる環境なっています。

レピーターも有効で、設置場所によっては、1.2GHzとそう変わりないサービスエリアを持つ事が出来ます。
これらのレピーターを介してのマイクロ波情報の交換も盛んにされていますから、まず、自分のエリアで動作の確認できる2.4GHzのレピーターを動かしてみる事からマイクロ波の門戸をタタイて見る事も初心者にとっては有効な手段では無いでしょうか。
うまくすれば、やさしい?!OMさんがあたたかい?!指導をしてくるはずですょ。
(各エリアのOMさん・・お願いしますょ)

「ガンバレ2.4GHz」と後押ししましょう。パラボラ等の立体アンテナが有効に使えるのもこのバンドからで、自作の醍醐味も味わう事が出来ます。
物を作る心・・・科学する心が、だんだん先細りしているようです。
ほんのちょっと前までは、世界で一番の科学技術力を誇っていた日本(この底辺は、昔のラジヲ少年が支えていたはずです。)ですが、現在の状況は・・・・これも残念・・・・・・・愚痴ってしまった。  hi

日本科学技術の復興は2.4GHzからと大きく出ましょうか。