サッカーってのは本当に楽しいスポーツです。だってボール1つと仲間がいれば、それだけで楽しいんだもん。
夏の暑い暑いなかで、1つのボールを使ってゴールめがけて競い合う。
シャツはいつのまにか汗と泥まみれ。でも不思議と心は気分爽快。
終わったあとのそよ風がなんともうれしい。冷たい水が世の中で一番うまい飲み物に変身する。
サッカーにはオフサイド等の基本的なルールはあるけれど、それはあくまでゲームを進めていくう
えで必要最低限なものだ。
だから「どういう風にボールを回して攻撃しようか?」とか「どんな守備でゴールを守ろうか?」はプ
レーヤ自身とチームメイトの考えで決まる。よって常にプレーヤは頭をフル回転させる。
その結果、体力・ボールコントロールの技術が一緒なら「頭」をたくさん回転させたチームが勝つ。
誰も考えつかなかった攻撃方法や守備方法をあみだせば観衆を「オオ、スゴイ!!!」っとびっくりさせる
ことも不可能ではないのだ。
ありがちなのは得点したプレーヤーだけがヒーローになることだが、サッカーにおける得点の価値は
まさに全員の成果と言っても過言ではないと思う。GKからDFへボールを渡し、MFへパスをつなぐ。次
第にビルドアップされ、くさびをうちこんだり、左右に揺さぶったりしながら、相手の守備を切り開く。そし
てスルーパスがFWにつながり、フィニッシュのシュートがゴールネットを揺らした瞬間、チームとしての
の得点が生まれるのである。
他の球技と違った1点の喜びがここにはある。
おもひでのシーン | なれたらいいな |
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