ふるさと

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私の故郷は富山県氷見市。 市内から約20km、山を一つ越えるとそこは石川県という山深い村です。 たぶん、氷見市内で最も山奥の村でしょう。
車で20分ほどの石川県側には、知る人ぞ知る石動山「せきどうさん」があります。 夏休みなどには、仲間たちと歩いて遊びに行ったものです。
近年の名水ブームで、村を通って石動山に水汲みに行く人が時々見うけられるようですが、それ以外では山里を訪れる人は、ほとんど無いでしょう。

村は、昔ながらの段々畑と棚田の広がる山間の小さな村ですが、冬や春先の好天に恵まれた日には、富山湾越しに雄大な立山連峰を目にすることもできます。

現在、この村の戸数は20戸、住民は20余人ときいています。 空家となっている家もずいぶん目立つようになり、子どもの声は村からすっかり消えてしまいました。
今では年に1・2度の帰郷ですが、その度に子供の頃の思い出の一つ一つがとても懐かしく感じられるのです。
この村の歴史についての詳細はわかりませんが、最も古い家の当主が15代目との話ですから300年ほどの歴史があるのかもしれません。
ページに紹介の農事や伝統文化などのいくつかが今では村からすっかり途絶えてしまいました。
この、やがて消え行くかも知れない「懐かしいふるさと」をエッセイとフォトで記憶に留めたいと思いこのページを作りました。
なお、当初はテキストだけの寂しいページとなると思います。いずれ、写真なども公開できればと考えています。

 2002年10月25日 記



ふるさとの言葉は、こっちからやちゃ。

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