おもちゃ箱の底に戻る |
---|
(07/01/04) |
おもちゃ箱の底に戻る |
---|
00/06/04 |
おもちゃ箱の底に戻る |
---|
99/10/25 |
おもちゃ箱の底に戻る |
---|
99/12/08「胃カメラの話」追加 |
99年11月8日、急性虫垂炎の手術を受けました。実は私、物心付いて以来本格的?な手術のみならず入院も点滴も初体験なんです。 7日 HP開設1周年記念準備の更新をして寝がけに・・何かおなかが張った感じ(ガスが溜まったような)がして寝つけませんでした。思えば、これが兆候だったのかしら? 8日 朝起きると腹部に鈍い痛み。前日に力作業をしたので筋肉痛かと思ってそのまま出勤。 しかし、じっとしていても時折じわっとした痛みがあるので、午後、休暇を取って総合病院の救急にかかる。 エコー検査で「まず急性虫垂炎に間違いないでしょう。」と外科の医師に連絡を取ってもらう。(病院内は携帯電話・PHSの使用が禁止になっていますが、医師・救急の看護婦はPHSで連絡を取りあってました。) 医師の診断は急性虫垂炎で、すでに炎症が広がっていて、へたをすると破れかけかもしれないので手術をしましょうと、手配をされました。この手術には付き物の「毛剃り」の儀式。病院という特殊環境にいると不思議と羞恥心も覚えないもんですが、看護婦さんに剃られた後「さあ、自分で拭いて」と言われて見下ろすと・・・。げげ、血があちこちに滲んでるやん・・。 いよいよ手術となるんですが、手術台に移されると両手を真横に伸ばさせられて、ちょうど十字架に架けられる格好で縛り付けられました。麻酔は脊髄にチューブを挿して麻酔薬を入れる硬膜麻酔って言うやり方でした。 でいよいよ手術が始まったのが16時頃。首から下にカーテンをつけられて見えませんが、痛みだけを感じなくすると言う麻酔のせいでメスを入れられたり、腹の中を掻き回される感覚はしっかりありますし、レーザーメスの発振音の後で焦げる臭いが漂ってきたりして、異様な感じです。 そして、ここで思わぬ落とし穴。実は私毎晩ビール大瓶2本程度をたしなんでいます。お酒を多く飲んでいると麻酔が効きにくいと言われていますが、まさに腹を掻き回されるような痛みに脂汗が吹き出るわ気が遠くなりかけるわで、手術開始10分後に結局眠らせていただきました。 目が覚めたのは、ちょうど終了間際の縫合中で、手術時間は1時間10分程度でした。(手術台の横に経過時間がデジタル表示されています)目が覚めるときは幾何学パターンが目の前に点滅して、「あ、頭のコンピュータが再起動しているみたいだな」とか思ったりしました。 その夜は、麻酔が切れてくるにつれてお腹が痛んでほとんど寝られませんでした。こんなものかなと思って我慢してましたが、後で看護婦さん聞くと「痛み止めの指示が出ていたので、言ってくれれば良かったのに」と言われました。 やっぱり看護婦さんにはちょっとしたことでも言ってみた方がいいみたいです。 9日(1日目) | 動くと痛かったのでほとんど寝てました。もちろん水も飲まず・・。ちょっと咳をしてもお腹に穴があくかというような痛み・・。トイレだけは何とかしましたが。看護婦さんに「普通は2日目になると歩き回れます。」と言われてしまった。 | そうそう、主治医が「吉光」先生・・うーむ某格ゲーのキャラみたいな名前だな。師匠の名前は「ボスコノビッチ」じゃ無いよな・・・などと阿呆なことを・・。 10日(2日目) | 2日後にもなるとそっと動けば痛くないという感じで、夜に手術後初の食事「おもゆ」が出ました。しかしこれって全くの緩いノリ状態で、用意してあった箸が虚しくお椀の中をさまよいました。 | また、この日にパソコンを自宅から持ってきてもらって公衆電話から掲示板にメッセージを書きました。端末を繋ぐことが出来る公衆電話が、病棟から一番遠い(正面ロビー)にしか無いので、妻にパソコンを持たせていきましたが、辿り着くまでに時間のかかったこと。 11日(3日目) | 食事もだんだん腹ごたえのある物に変わり、身体も楽になってきたのでCGに手を着けました。
| 12日(4日目) | 普通の食事になり、点滴をようやく外してもらいました。身軽になるとかえって退屈になってしまった。この日がHP開設1周年記念日だったりします。
| 15日(7日目) | 抜糸して退院。この頃になるともう咳をしても響かない状態になっていました。(ここまで99/11/24)
| 番外編 | 日帰り手術
入院を要する手術は今回が初めてだったんですが、日帰りの手術は何回か受けています。 | まぶたのデキモノ(脂肪?)を取ったときは、麻酔をかけるのが、目薬をさす要領だったかな?で、まぶたの裏側を切って取り出すのでメスが迫ってくるのが見えるところが何とも言えませんでした。 縫合を伴うのが、耳たぶにあったコブを取った時。それから、ふざけて飛び跳ねたら鴨居で頭を打ち、てっぺんが切れてしまい、「あー見事に切れてますねー♪縫っときましょう。」と縫われた時(マヌケですね)。それと、ちょっと手を鋸引きしちゃった(まあ2針程度なので軽く流しておこう)3回です。(99/11/29追加) 番外編 | 胃カメラ
夏の生活習慣病健診(以前の成人病検診からわが社ではこう呼んでます)で、イエローカードを貰ってしまい。先週「胃内視鏡検査」を受けました。これで2回目 | ということで、将来この検査を受けるかもしれない人の参考に体験談を書きます。 まず前日の晩から絶食。もちろん胃の中を空っぽにするためにで、これは胃のレントゲン検査の時も同じです。 そして、検査前には胃の中を綺麗にするという水薬を、10ccほど飲んでから、食道の麻酔をします。 水飴のような薬でうがいをするように5分以上口に含んで「コロコロ」するんですがこれが結構辛い。少しぐらい飲んでも構わないとのことですが、当然舌に付くと麻痺します。 そして、いよいよ検査。胃の動きを止める注射をしてから、検査台に左腹を下に真横になって寝ます。ファイバースコープを通す穴の開いたマウスピースをくわえさせられ、後は検査が終わるまでは唾液は流しっぱなし。(なんかS△方面の小道具みたい) ファイバースコープは先端がパルス状に光る、鉛筆を一回り太くしたようなものですが・・・。ああ、これ以上は書けません。酒を飲み過ぎてトイレに行ったことを思いだして下さい。(^^; 内視鏡を飲まされてから空気を送り込まれ「げっぷは我慢して下さい」なんですが、喉に管を入れながら我慢するのは結構辛いです。 グネグネする管が胃の中でのたうつのを想像するとホラー(アニメ)映画を思い出します。 (組織を摘まみ取られた場合)検査終了後は2時間は飲み食いを控えるようにいわれますが。のどの奥がヒリヒリして食べたくても食べれません。以上でおわり(99/12/08追加) |
おもちゃ箱の底に戻る |
---|