吉本隆明1998年著作リスト


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刊行形態 Magazine Article
著者 吉本隆明
刊行年月 9801
標題 カール・セーガン『カール・セーガン科学と悪霊を語る』新潮社:消費のなかの芸(40)
掲載誌(紙・書)名 Cut
号 66
掲載頁 122-123
区分 書評

刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 9801 標題 遺書 出版社 角川春樹事務所 出版地 東京 区分 思想 キーワード 死/国家/教育/家族/文学 見出し・語録 沁について―1「死」をどうとらえるか 「ここだ」という場所が決められれば、「死」が決まる。 僕は「あちら側」には行かなかった。 「臨死体験」を、僕はこう考える。 「前世」と「来世」はとらえ方が違うだけで同じ。 「前世の記憶」は幼児期・胎児期の記憶。 「前世」と「来世」は人間にとって重要な問題ではない。 人間の死は「死ねば死にきり」でよい。 「死」は科学的に、まだまだ解明されていない。 死について―2「死」を定義できるか 「自分の死」については何もいえない。 親鸞の「死」のとらえ方が、僕は好きだ。 「向こう側」から見る方法を、僕は模索している。 社会にも政治にも「死後の世界」がある。 精神の課題は後戻りを徹底すればいい。 「肉体の死」を定義するのは難しい。 。国家について 「天皇制」の起源は「日本国家」の起源ではない。 日本はいま、死にかけている。 「阪神大震災」と「地下鉄サリン事件」が「日本の死」に拍車をかけた。 「民族主義」にとらわれていることが問題だ。 「天皇制」は自然に残るところだけが残ればいい。 歴史観を組み直さなければ駄目だ。 憲法に、政府に対する国民の「リコール権」を規定すべきだ。 近代日本を動かしてきたのは「元勲層」という制度外の力だ。 官僚の「「贈賄」と「収賄」は近代主義では割り切れない。 九割の人ができる政治をやればよい。 もうすぐ、誰でも総理大臣になれる日がくる。 これからは、少なくともいまよりはいい社会になるのではないか。 「教育について 中途半端な教育がいちばんよくない。 授業のニセの厳格さが、僕はいやだった。 子供の無邪気な振る舞いが、時にカンにさわる。 教育に「理念」や「目標」が必要だと、単純にはいえない。 東大の先生と亜細亜大学の先生を四年間以上交代させればいい。 頭のよい学生は概して「センス」が悪い。 「いいこと」をいう奴は、みんな疑ったほうがいい。 」家族について 「一緒に暮らしてもいいな」と思う相手は、一人だけは必ず現われる。 「はじまりそうになればいいね」という言葉を、生涯の終わりのときにいいたい。 「終わりのときがはじまり」なら、男女の関係は救済される。 男女の役割の区別がなくなり、同性愛がふえるだろう。 人口問題は「なるようになる」しかない。 、文学について いまの文学の問題は、村上春樹と村上龍を中心に見ていけばよい。 村上春樹の文体は「文学体」であり、村上龍の文体は「話体」である。 「政治と文学」の立場の批評家で、正確な批評をする人は一人もいない。 春樹、龍はどこへ行くのか。 中上健次は「知識」を殺す方法を知っていたのに、殺せなかった。 現代詩の主流を占めているのは吉増剛造、谷川俊太郎、田村隆一だ。 漱石の文体は散文の精髄を具現している。 「翻訳」されたからといって、「理解」されているわけではない。 ・わが回想―1「死」から「生」へ 十代の後半には、「二十歳以上は生きられない」と考えていた。 敗戦後三年間は、生きた心地がしなかった。 僕らの世代には、「このままでは引っ込みがつかない」という思いが残っている。 僕の中には、天皇主義のときの深層がなくなってはいない。 「絶対感情」は、簡単に否定できない。 ヲわが回想―2「六0年安保」から「現在」まで 僕は「全学連主流派同伴知識人」の第二号といわれた。 六0安保を、日本の資本主義に異議を唱える最後のチャンスと判断した。 「岸政権が倒れるくらいのことで死ぬのはいやだ」と、僕は思っていた。 埴谷さんは岩波系に取り込まれていった。 七0年安保の頃、「日本資本主義は栄える一方だ」という情勢判断があった。 労働組合は市民に対するボランティア活動に撤すべきだ。 資本家は「資本」の、経営者は「企業体」の、文学者は「文学」の場所にいればいい。 おれの仕事はいいかもしれない、と思うようになった。 ァ最後に フィクションとしての遺書 あとがき 注記等 注釈作成/大日向公男
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9801 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(99)第七部=『心的現象論』の世界(10)歴史をどうとらえるか 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 9 掲載年月日 1998.1.9 区分 インタビュー キーワード 西欧的/アジア的/アフリカ的 見出し・語録 マルクスの歴史観/同じウエイトで扱う 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・福井憲彦
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9801 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(100)第七部=『心的現象論』の世界(11)天皇制よりも前へ出たい 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 3 掲載年月日 1998.1.16 区分 インタビュー キーワード 琉球・沖縄/日本語/縄文時代/アイヌ 見出し・語録 南島論のモチーフ/なぜ同一かを明確に 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・福井憲彦
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9801 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(101)第七部=『心的現象論』の世界(12)柳田民俗学と階級性 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 3 掲載年月日 1998.1.23 区分 インタビュー キーワード 近代国家/民族/常民 見出し・語録 歴史を階級から遡る/原始未開を尽くすか 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・福井憲彦
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 9801 標題 アフリカ的段階について―史観の拡張― 出版社 試行社 出版地 東京 区分 段階論 キーワード アフリカ的 見出し・語録 アフリカ的段階について 1〜5 引用文献 あとがき 注記等 私家版
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9801 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(102)第七部=『心的現象論』の世界(13)柳田国男の歴史概念 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.1.30 区分 インタビュー キーワード 常民/イメージ論 見出し・語録 階級概念は有効か/現在の共同幻想論 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・福井憲彦
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 9801 標題 超資本主義 叢書名 徳間文庫:教養シリーズ 出版社 徳間書店 出版地 東京 区分 情況論 キーワード 超資本主義/政治/時評/阪神大震災/オウム・サリン事件 見出し・語録 第一章 超資本主義の行方 不況とはなにか1/不況とはなにか2/経済連環系の話/なぜ働くのか/税と景気の話/ 二階建ての税制の批判 第二章 政治の病理 辛棒づよい人たちの政治劇/総選挙の話/政治過程の病理/政治的な閑話/豹変する政治 プラン/豹変の構造/社会党首班政権の批判/読売憲法試案の批判/都市博中止は是か非 か/票の構図 第三章 情況との対話 子びとたちの大騒ぎ/UNTACなど認められない/女性をめぐるエピソード/コメの話 とはなにか/コメの話もう一度/平成の米騒動/国際問題の一年/北朝鮮共和国の核疑惑 /現代神話二題 第四章 一九九五年 阪神大震災―サリン―そしてオウム 阪神大震災のアウトライン/阪神大震災の骨組/公的な表情として/サリン事件考/オウ ム評価の原点 オウムが問いかけるもの―聞き手弓山達也(宗教学者) あとがき 文庫版のためのあとがき 『わたしたちが現在、世界の先進的な地域で体験しているものは、ひとつには身体の内側 と外側に分かれた精神の働きの微細さと無形性が、身体の外側に外化された法律や宗教や、 国家や産業文明の成果と極度に分裂し矛盾している姿だといえる。西欧近代が設定した 「個人」という概念はこの分裂や矛盾に耐えられないでひき裂かれてしまっている。これ に耐えるためには、「個人」を、内側と外側の分裂や矛盾に耐えるような「共鳴体」のよ うに見做すほかないようだ。たとえば個人主義的な「個人」の極度の行為(たとえば犯罪) は「個人」に帰することができず、「個人」の内側(精神の動機)と外側(国家や宗教や 法律の動機)の動機の共鳴であり共作であるとかんがえたほうが、現在の世界の先進的な 地域の実状に適っていていいとおもう。もう一つ挙げれば、わたしたちは西欧近代主義が 生んだ同心円的な進展の図式が役に立たないことを、日々の出来ごとのなかに実感しつつ あるということだ。個人消費は国家総生産の大部分を占め、国家犯罪と個人犯罪とは同等 の大きさをもつ、といった転倒が、いたるところの出来事のなかに秘されているとおもえ る。こういうわたしの基本的な現在への認識が根柢にあって、現在の日本のさまざまな政 治、社会、個人のその都度の出来事にふれることになっている。』 注記等 この作品は1995年10月徳間書店より刊行されました。
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 著者 寺山修司 刊行年月 9801 標題 生死観と短歌 掲載誌(紙・書)名 寺山修司・斎藤愼爾の世界:永遠のアドレッセンス 編集 久世光彦、九條今日子、宗田安正 出版社 柏書房 出版地 東京 掲載頁 102-114 区分 対談 注記等 『短歌研究』一九八一年三月号
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 刊行年月 9801 標題 斎藤愼爾の句作について 掲載誌(紙・書)名 寺山修司・斎藤愼爾の世界:永遠のアドレッセンス 編集 久世光彦、九條今日子、宗田安正 出版社 柏書房 出版地 東京 掲載頁 214-216 区分 作家論 キーワード 俳句 注記等 三一書房『俳句の現在』別巻3・一九八九年九月
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9802 標題 あの頃二人は 掲載誌(紙・書)名 群像 巻 53 号 2 掲載頁 224-227 区分 追悼文 キーワード 奥野健男
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9802 標題 本と人(109)「遺書」の吉本隆明さん語る 掲載誌(紙・書)名 Do Book 巻 10 号 2 掲載頁 4-5 区分 インタビュー 見出し・語録 フィクションとしての遺書/死についての考え 注記等 文・野田香織 写真・山本紀之
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9802 標題 たけしへの手紙 掲載誌(紙・書)名 新潮45別冊 2月号 コマネチ!ビートたけし全記録 掲載頁 124 区分 手紙
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9802 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(103)第七部=『心的現象論』の世界(14)『共同幻想論』の現在版 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.2.6 キーワード 『マス・イメージ論』/『ハイ・イメージ論』/『母型論』/意志論 見出し・語録 人間的活動の意思/解答できない問題 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・福井憲彦
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9802 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(104)第七部=『心的現象論』の世界(15)自然史的必然と人間の意志 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.2.13 区分 インタビュー キーワード 自然論/意志論 見出し・語録 中間の概念を作る/息苦しさを感じる 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・福井憲彦
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9802 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(105)第八部=古典の解読(1)宣長の「ものの哀れ」論 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.2.20 区分 インタビュー キーワード 古典論/起源論 見出し・語録 文学的主題への回帰/起源と表現の問題 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9802 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(106)第八部=古典の解読(2)『源氏物語』の優れている点 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.2.27 区分 インタビュー キーワード 作者/主人公/語り手/風俗小説 見出し・語録 古典として最高作/藤壷に対する憧れ 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 刊行年 9803 標題 解説――つげ義春『無能の人』その他 掲載誌(紙・書)名 無能の人・日の戯れ 叢書名 新潮文庫 出版社 新潮社 出版地 東京 掲載頁 391-397 区分 作品論 キーワード つげ義春 見出し・語録 注記等 「『消費のなかの芸』(平成8年7月、ロッキング・オン刊)より再録しました。」(解説注記)
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9803 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(107)第八部=古典の解読(3)閉じられた病的な世界 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.3.6 区分 インタビュー キーワード 原文/文芸 見出し・語録 現代語訳を通して/起源論の場所とは 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9803 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(108)第八部=古典の解読(4)詩歌の起源と起源以前 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.3.13 区分 インタビュー キーワード 音数律/初期歌謡/枕詞 見出し・語録 近世の国学者の見解/「さねさし」と「相模」 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 著者 笠原芳光 刊行年月 9803 標題 戦後思想の系譜 掲載誌(紙・書)名 木野評論 巻 29 掲載頁 94-106 掲載年月日 1998.3.15 区分 対談 見出し・語録 戦後と民主主義/天皇と天皇制国家/近代史観の問題産業経済的な視 点から「個人」を/「心の問題」について/流行の文学とその倫理性/再び戦争について 注記等 「この対談は1997年10月15日に東京、本駒込の吉本隆明氏宅で行われた。」 (後記・笠原芳光) 聞き手・鈴木隆之
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9803 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(109)第八部=古典の解読(5)入射角をどうとるか 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.3.20 区分 インタビュー キーワード 現在性/歴史性/フィールドワーク/制度論/共同幻想論/権力論/二重権力 見出し・語録 未開原始への入り方/制度の問題とは何か 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 著者 阿川佐和子 刊行年月 9803 標題 ニュースキャスターはダメなのばっかりですよ:阿川佐和子のこの人に会いたい 掲載誌(紙・書)名 週刊文春 巻 40 号 12 掲載頁 164-168 掲載年月日 1998.3.26 区分 対談 キーワード 仕事/受け身/60年安保/オウム真理教/ポルノ映画 注記等
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9803 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(110)第八部=古典の解読(6)古典が示す二つの制度 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 14 掲載年月日 1998.3.27 区分 インタビュー キーワード 朝廷/鎌倉幕府/天皇制/母系制/統治形態 見出し・語録 横合いからけん制/統治の二つの形態 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9804 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(111)第八部=古典の解読(7)祭祀の長としての実朝 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.4.3 区分 インタビュー キーワード 宗教権力/政治権力 見出し・語録 いつ統合されたか/連続性と非連続性 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 刊行年 9804 標題 バタイユの「悪」について:《解説》 掲載誌(紙・書)名 文学と悪 叢書名 ちくま学芸文庫 出版社 筑摩書房 出版地 東京 掲載頁 335-345 区分 解説 キーワード ジョルジュ・バタイユ/悪/文学/性欲/善/自由/解放/通俗化 見出し・語録 「あとから眺めればバタイユの理念の通路は不健全だとか、悪魔的であ るとか、さまざまに言いならわすことができよう。わたしも便宜上そんな言葉を使っ てきた。でもギルティなしにこういう言い方はできないはずだ。わたしたちは世界史 がつい先程まで「善」の通俗化としての残忍な悪と「悪」の通俗化としての残忍な善 にとりかこまれていたのだということを忘れるべきではない。それがバタイユの全貌 性を迎えいれるための必須の前提のようにおもえる。」 注記等 本書は1992年6月30日、筑摩書房より刊行された。
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9804 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(112)第八部=古典の解読(8)権力の日本的なあり方 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.4.10 区分 インタビュー キーワード 天皇制/宗教的権威/政治的権威 見出し・語録 王朝の交替の違い/なぜ横合いからか 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9804 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(113)第八部=古典の解読(9)アジア的権力のあり方 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 3 掲載年月日 1998.4.17 区分 インタビュー キーワード 天皇制/贈与 見出し・語録 ダライ・ラマの権威/早川二郎と貢納制論 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9804 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(114)第八部=古典の解読(10)普遍的なものへ近づく道 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.4.24 区分 インタビュー キーワード 水利社会/『源氏物語論』/貢納制/インターナショナル/普遍的 見出し・語録 労働力という霊力/自分の方法として 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9805 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(115)第八部=古典の解読(11)マルクスのアジア概念 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.5.1 区分 インタビュー キーワード 普遍性/『母型論』/社会制度/「親鸞論」/『共同幻想論』 見出し・語録 何をモデルにするか/貢納制から理解する 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9805 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(116)第八部=古典の解読(12)生命科学の成果を追う 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.5.8 区分 インタビュー キーワード 『書物の解体学』/アジア的/段階論/産業経済社会論 見出し・語録 オリエンタリズム/無我夢中で手探り 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9805 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(117)第九部=親鸞をめぐって(1)親鸞という存在の大きさ 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.5.15 区分 インタビュー キーワード 『最後の親鸞』/『歎異抄』/三木清/『教行信証』 見出し・語録 古典的党派性の揚棄/イメージの食い違い 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9805 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(118)第九部=親鸞をめぐって(2)横への超越と縦への超越 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.5.22 区分 インタビュー キーワード 超越性/十八願/唯円/幸西/一念義/無念義 見出し・語録 『歎異抄』の方が切実/人間の生死の問題 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9805 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(119)第九部=親鸞をめぐって(3)首の皮一枚で固執 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 3 掲載年月日 1998.5.29 区分 インタビュー キーワード 『最後の親鸞』/マルクス主義/埴谷雄高/『未来の親鸞』/『親鸞復興』 見出し・語録 一念義に近い考え方/「永久革命者の悲哀」 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 9805 標題 アフリカ的段階について―史観の拡張― 出版社 春秋社 出版地 東京 区分 段階論 キーワード アフリカ的 見出し・語録 序 アフリカ的段階について 1〜5 引用文献 あとがき 私家版あとがき 注記等 本書は私家版『アフリカ的段階について』一九九八年一月二十日発行、非売品、試行社) に「序」、「あとがき」、及び若干の訂正を加えました。――巻末注記
刊行形態 その他 著者 吉本隆明 刊行年月 9805 標題 自著への想い35選:『アフリカ的段階について―史観の拡張―』出版記念企画 出版社 春秋社 出版地 東京 区分 自作自薦 キーワード 初期ノート/言語にとって美とは何か第1・2巻/共同幻想論/書物の解体学/ 最後の親鸞/論註と喩/吉本隆明歳時記/空虚としての主題/マス・イメージ論/ハイ・イメー ジ論1・2・3/記号の森の伝説歌/吉本隆明全集撰4思想家/言葉からの触手/宮沢賢治/ 像としての都市/西行論/マチウ書試論・転向論/ハイ・エディプス論――個体幻想のゆくえ/ 柳田国男論集成/情況としての画像――高度資本主義下の[テレビ]/ 甦えるヴェイユ/良寛/ 吉本隆明初期詩集/追悼私記/現在はどこにあるか/わが「転向]/なぜ、猫とつきあうのか/ 超資本主義/母型論/世紀末ニュースを解読する/消費のなかの芸/ほんとうの考え・うその考え/ 僕ならこう考える/新・死の位相学/遺書 見出し・語録 「古典中世の時代から歌人のあいだには自撰歌、自讃歌という風習があった。 たいてい後世からみると最良の作品が撰ばれていない。ここでも同じことで、 じぶんの愛着の想いが分散して打消しあうからだとおもう。」 注記等 『アフリカ的段階について―史観の拡張―』挟み込みパンフレット
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 刊行年月 9805 標題 太宰治試論――太宰治の問いかけるもの 掲載誌(紙・書)名 太宰治・坂口安吾の世界:反逆のエチカ 編集 斎藤慎爾 出版社 柏書房 出版地 東京 掲載頁 60-72 区分 作家論 キーワード 太宰治 注記等 (「国文学」一九七六年五月号)
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9806 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(120)第九部=親鸞をめぐって(4)僧でもなく俗でもなく 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 3 掲載年月日 1998.6.5 区分 インタビュー キーワード 土地所有/非僧非俗/一念義/善鸞/オウム真理教/浄土真宗/蓮如/多念義/生死 見出し・語録 マルクスと農業問題/危機に直面した仏教 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9806 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(121)第九部=親鸞をめぐって(5)親鸞の教義の微妙さ 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 8 掲載年月日 1998.6.12 区分 インタビュー キーワード 浄土真宗/産業社会/僧侶/マルクス主義/信仰/十八願/浄土 見出し・語録 エリート出家主義/死の認識を変える 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9806 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(122)第九部=親鸞をめぐって(6)蓮如の親鸞理解の二面性 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 6 掲載年月日 1998.6.19 区分 インタビュー キーワード 非僧非俗/『歎異抄』/一向一揆/被差別部落/時宗/第一次産業/戒律 見出し・語録 教団が存続した理由/農業主眼を打破する 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9806 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(123)第九部=親鸞をめぐって(7)普遍理念を目指す 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.6.26 区分 インタビュー キーワード 普遍宗教/科学/マルクス 見出し・語録 社会運動と宗教性/必ず同一化できる 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9807 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(124)第九部=親鸞をめぐって(8)土俗信仰への態度 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.7.3 区分 インタビュー キーワード 荻生徂徠/浄土真宗/農業/キリスト教/仏教/皇室 見出し・語録 二重の現れ方を示す/第一次産業と天皇制 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 刊行年月 9807 標題 吉本隆明:資本主義の死に立ち会える思想を作ること。これが現在の課題です。 掲載誌(紙・書)名 創作のとき・前線インタビュー1977〜1998 編集 抒情文芸刊行会 出版社 淡交社 出版地 京都 掲載頁 241-255 区分 インタビュー 見出し・語録 社会主義国の「敗戦」/資本主義の死に立ち会える思想/「大衆」の理念/文明史の問題 注記等 季刊総合文芸誌『抒情文芸』(1992年)掲載記事の再録。インタビュアー 坂本正彦
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9807 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(125)第九部=親鸞をめぐって(9)天皇制存続の根拠の一つ 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.7.10 区分 インタビュー キーワード 婿入婚/乳母制度/神/自然/トマス・アクィナス 見出し・語録 融 無碍なやり方/キリスト教と仏教 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9807 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(126)第九部=親鸞をめぐって(10)天皇制の宗教のあり方 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 3 掲載年月日 1998.7.17 区分 インタビュー キーワード 第三次産業/皇室/母系家族制/大嘗祭 見出し・語録 天皇制と消費社会/男系の宗教的相続 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9807 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(127)第九部=親鸞をめぐって(11)世界宗教に拡張は可能か 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.7.24 区分 インタビュー キーワード 天皇制/ニーチェ/キリスト教 見出し・語録 独特な信仰の仕方/西欧的とアジア的 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9808 標題 世紀末吉本亭――差がつくニュース、時代の読み方 連載第10回:〈ヤマギシ会、イエスの方舟、 オウム真理教、共産主義......〉 掲載誌(紙・書)名 PENTHOUSE 巻 4 号 8 掲載頁 65-67 区分 インタビュー キーワード 資本主義社会/毛沢東主義/文化大革命/ロシア・マルクス主義/親鸞/太宰治『走れメロス』 見出し・語録 ニセの「ユートピア思想」に騙されるな!/「無所有一体」を掲げるヤマギシ会は宗教である! ヤマギシ会は経済・教育問題で必ず矛盾に陥る/国家を「開く」ことがユートピアへの第一歩である。私有財 産を認め、もっと強固な所有概念を確立すべきだ!/新興宗教で開いているのは「イエスの方舟」だけだ! オウムの出家主義の間違い、大江健三郎の反ユートピア小説 注記等 聞き手=田近伸和ジャーナリスト 写真=塔下智士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9808 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(128)第九部=親鸞をめぐって(12)ヴェイユに対する関心 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.8.7 区分 インタビュー キーワード シモーヌ・ヴェイユ/労働者/官僚/国家/戦争/核兵器/憲法第九条 見出し・語録 トロツキーの弱点/徹底さゆえに評価 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9808 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(129)第九部=親鸞をめぐって(13)宗教の向こう側へ行く 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.8.21 区分 インタビュー キーワード 政治思想/信仰/宗教思想/大衆の原像/平和 見出し・語録 思想の連続性を保つ/病的なまでの徹底性 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9808 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(130)第九部=親鸞をめぐって(14)紋切り型から逃れて 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.8.28 区分 インタビュー キーワード 小林秀雄/野間宏/世界文学/普遍文学/段階 見出し・語録 小林・野間のケース/ヘーゲルの歴史哲学 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9809 標題 世紀末吉本亭――差がつくニュース、時代の読み方 連載第11回:サラリーマンよ、自立せよ! 「クビ宣告」は価値転換の絶好の機会だ! 掲載誌(紙・書)名 PENTHOUSE 巻 4 号 9 掲載頁 65-67 区分 インタビュー キーワード リストラ/不況/マルクス/国家/社会/勤続年数/扶養家族数/年齢/消費資本主義/ 定年退職/才能/持続 見出し・語録 「自分が会社をクビにしてやった」と思え!!価値基準の喪失、それが価値転換への 第一歩だ/一流大学、大企業を目指しても得るものは何もない!!エリート主義に染まった教育制 度を解体せよ/能力主義の風潮は、資本主義が危うくなってきた反映だ!!「能力がない」と落胆 するな!!問題は「資本主義の欠陥」にある 注記等 聞き手=田近伸和ジャーナリスト 写真=塔下智士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9809 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(131)第九部=親鸞をめぐって(15)内と外とのギャップ 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.9.4 区分 インタビュー キーワード 柳田国男/民俗学/折口信夫/国文学/世界性/科学/普遍性/人文科学/文学/紋切り型/順序 見出し・語録 奈良朝以前の日本へ/初期の問題に戻って 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9809 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(132)第十部=資本主義の〈現在〉(1)『共同幻想論』の現在版 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.9.18 区分 インタビュー キーワード 『マス・イメージ論』/労働日/消費資本主義/歌謡/荒川洋治/ 見出し・語録 現実とのズレを意識/最初の分岐点を象徴 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 9809 標題 父の像 叢書名 ちくまプリマーブックス124 出版社 筑摩書房 出版地 東京 区分 作家論 キーワード 父/父性/子 見出し・語録 はじめに 好きな文学者の父の像  夏目漱石  森鴎外  芥川龍之介と有島武郎  宮沢賢治と太宰治 父の像 あとがき 注記等 挿画・さし絵/田中靖夫
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9809 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(133)第十部=資本主義の〈現在〉(2)都市現象の大きな変化 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.9.25 区分 インタビュー キーワード 作詞家/歌詞/都市論/『ハイ・イメージ論』/筑波万博/富士通館 見出し・語録 物語が壊れる方向へ/バーチャルな現実 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9810 標題 世紀末吉本亭――差がつくニュース、時代の読み方 連載第12回:「自慰の時代」のセックスを斬る! 「性的異常」「性的倒錯」の元凶は現代の母親だ!! 掲載誌(紙・書)名 PENTHOUSE 巻 4 号 10 掲載頁 110-112 区分 インタビュー キーワード 性/男女関係/消費資本主義社会/性的異常/性教育/ヘアヌード 見出し・語録 生々しい男女関係を避ける現代人の傾向が自慰派を増やす!極まれば空想で終わらず、精神に 異常をきたす恐れもある!/「性的異常」は母親の1歳未満までの子育てに原因がある!割礼で理性を発達 させる西欧、母の愛で情緒を発達させる日本/法律で「ワイセツ」を定義したり、取り締まるのはおかしい! セックスしても「片思い的憧れ」が持続する女性が理想の女性だ! 注記等 聞き手=田近伸和ジャーナリスト 写真=塔下智士
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 9810 標題 なぜ、猫とつきあうのか 叢書名 河出文庫 出版社 河出書房新社 出版地 東京 区分 インタビュー キーワード 猫 見出し・語録 1なぜおまえは猫が好きなんだ、というふうに言われたら、存外こっちのひとりよがりで・・・ 猫の家出―猫のイメージ―猫の死、人間の死 2人間なんかになれているようなふりしているけれど、絶対になれていないところがありますからね。 猫探し―猫ブーム―猫の予感 3種族としての猫というのは、犬に比べたら、横に生活している気がするんです。 猫の「なれ」―猫の聴覚―再び、猫の「なれ」 4猫のほうはなにかやっぱり受け身のわからなさみたいなのがたくさんあってね。 猫と擬人化―猫のわからなさ―孤独の自由度 猫の部分 吉本家の猫―解説にかえて 吉本ばなな 注記等 本書は1995年3月、ミッドナイト・プレスより単行本として刊行されました。 装画 ハルノ宵子
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9810 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(134)第十部=資本主義の〈現在〉(3)悪しき文学の党派性 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.10.2 区分 インタビュー キーワード 『マス・イメージ論』/『反核異論』 見出し・語録 意図的に広場に出る/転換が表面に現れる 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 著者 安原 顕 刊行年月 9810 標題 日本のジャーナリズムを考える:吉本隆明との対話 掲載誌(紙・書)名 本を読むバカ 読まぬバカ 出版社 双葉社 出版地 東京 掲載頁 10-19 区分 対談 見出し・語録 少年犯罪の顔写真掲載は人権侵害か/新聞やテレビに期待するものはない/日本人が無事ならいいのか/ 個人攻撃にもルールがある/正統派ぶるのはやめてくれ 注記等 1997年7月29日、山の上ホテルにて[1997年9月、「KODANSHA NEWS」(講談社広告局発行)に掲載された。未見。]
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9810 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(135)第十部=資本主義の〈現在〉(4)秩序崩壊を繰り込んで 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.10.9 区分 インタビュー キーワード 地下鉄サリン事件/阪神大震災/『言葉と物』 見出し・語録 別なものへの転換点/フーコーとの出合い 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9810 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(136)第十部=資本主義の〈現在〉(5)『言葉と物』以前と以後 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.10.16 区分 インタビュー キーワード 意志論/消費資本主義 見出し・語録 フーコーと対談して/驚きは現在も残る 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9810 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(137)第十部=資本主義の〈現在〉(6)労働時間からの解放 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.10.23 区分 インタビュー キーワード 市民社会/サラリーマン/時間/価値 見出し・語録 マルクスと労働時間/労働者のユートピア 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9810 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(138)第十部=資本主義の〈現在〉(7)意志と了解のつながり 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 5 掲載年月日 1998.10.30 区分 インタビュー キーワード 労働時間/了解/意志/無意識/幻覚 見出し・語録 連続的理解は可能か/本質論から現在論へ 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9811 標題 世紀末吉本亭――差がつくニュース、時代の読み方 連載第13回:「援助交際」論議は間違いだらけだ! 「売春」を法や道徳で規制するやつらはウソつきだ! 掲載誌(紙・書)名 PENTHOUSE 巻 4 号 11 掲載頁 73-75 区分 インタビュー キーワード 売春防止法/対幻想/性体験/性表現/家族 見出し・語録 「援助交際」を生む背景には女性の自立がある!条例で取り締まろうとする市民主義者=青島 都知事の限界/「援助交際」を否定する唯一の根拠は心に深いキズが残るからだ 不特定多数の男性と同時 に交わると、性の本質が破壊される!/宮台真司は論じる場所が不明瞭で、論点がズレている!「性の自己 決定力」を教育で高めろというのは滑稽だ! 注記等 聞き手=田近伸和ジャーナリスト 写真=塔下智士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9811 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(139)第十部=資本主義の〈現在〉(8)「重層的非決定」とは? 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 7 掲載年月日 1998.11.13 区分 インタビュー キーワード 『共同幻想論』/『言語にとって美とは何か』 見出し・語録 共同幻想の成り立ち/言葉の変化の仕方 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9811 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(140)第十部=資本主義の〈現在〉(9)なぜ『源氏物語』か? 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 5 掲載年月日 1998.11.20 区分 インタビュー キーワード もののあわれ/作品構成/現代語訳 見出し・語録 作者の分身を区別/与謝野訳を契機に 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 著者 小川国夫 刊行年月 9811 標題 宗教論争 出版社 小沢書店 出版地 東京 区分 対談集 キーワード 宗教/親鸞/キリスト教/オウム真理教 見出し・語録  家・隣人・故郷  宗教と幻想  生死・浄土・終末  新共同訳聖書を読む  宗教論争 注記等  初出一覧  家・隣人・故郷 「文藝」1971年10月号  宗教と幻想 「野性時代」1974年11月号  生死・浄土・終末 「伝統と現代」1975年11月号  新共同訳聖書を読む 「新潮」1988年2月号  宗教論争 「文学界」1996年2月号
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9811 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(141)第十部=資本主義の〈現在〉(10)現代的な構成をもつ 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 4 掲載年月日 1998.11.27 区分 インタビュー キーワード 現代小説/ビートたけし 見出し・語録 小説作品として感服/芸人としてのたけし 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9812 標題 世紀末吉本亭――差がつくニュース、時代の読み方 連載第14回:アメリカの読 み方―アメリカに蔓延しはじめた「不気味な文明病」クリントン不倫疑惑騒動は「新型の 精神異常」の現れだ! 掲載誌(紙・書)名 PENTHOUSE 巻 4 号 12 掲載頁 77-79 区分 インタビュー キーワード 日米構造協議/不況対策/消費資本主義/日米安保条約/文化/国家を開く 見出し・語録 ミサイル攻撃に露呈した「やると決めたらやる」アメリカの特性、独りよ がり、向こう見ずな大胆さ、ジーパンを生んだ自由主義/村上龍の小説にも影響を与えた アメリカ映画的手法、日本政府と日本の経済学者たちには度胸も見識もない!/クリント ン不倫疑惑騒動に現われた「先進国型の精神異常」、「腰抜け日本」を批判する保守派た ちの日本文化論は底が浅い! 注記等 聞き手=田近伸和ジャーナリスト 写真=塔下智士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9812 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(142)第十部=資本主義の〈現在〉(11)ビートたけしについて 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.12.4 区分 インタビュー キーワード 『マス・イメージ論』 見出し・語録 無意識による自殺?/映画監督としての道 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9812 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(143)第十一部=『ハイ・イメージ論』をめぐって(1)消費社会とイメージ 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1998.12.11 区分 インタビュー キーワード 高度消費社会/都市現象/言語表現/メタ物語/メタ・イメージ 見出し・語録 多様な角度から抽出/パラ・イメージとは 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・内田隆三
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9812 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(144)第十一部=『ハイ・イメージ論』をめぐって(2)全体を見ている視線 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 3 掲載年月日 1998.12.18 区分 インタビュー キーワード バーチャルリアリティ/パラ・イメージ/物語空間/宮沢賢治『銀河鉄道の夜』/島尾敏雄『夢屑』 見出し・語録 一つちがう次元から/『銀河鉄道・・・』を例に 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・内田隆三
「吉本隆明1998年著作リスト」/kyoshi@tym.fitweb.or.jp  1999.1.11 改訂:2004.12.21