吉本隆明1997年著作リスト


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刊行形態 Magazine Article
著者 吉本隆明
刊行年月 9701
標題 再開の入口として:情況との対話 第四十三回
掲載誌(紙・書)名 サンサーラ
巻 8
号 1
掲載頁 120-127
区分 情況論
キーワード 安保・沖縄/有事/自衛権/行政改革/消費税/地下鉄サリン事件(証人尋問・反対尋問)
見出し・語録 「変りばえのしない現実が現在もあるように明日もあればたくさんだとかんがえるのは
当然だというべきだ。わたしたちは現在の政治通念と社会通念にたいして、いわば無限の融和を涵養
することを強いられつつあると見做すよりほか言うべきとをもたない。わたしたちは政治や社会の制
度についての倫理を、絶対感覚のうえにおいて判断することに慣れている。この判断の基準をじぶん
で否認しないかぎり、自民から社共にいたる既成の政党の政治テーマに追従し、融和感をもつことは
不可能にちかい。わたしたちはその課題を眼のまえにつきつけられていると言っていい。」

「もしこれらの証言の意味が正確な要約になっているとすれば、余りに証言は幼稚で宗教の教義にた
いする理解になっていない。教祖麻原にとってはじぶんの高弟たちはこの程度の宗教理解しかないの
かという落胆しかないだろう。わたしには麻原彰晃が公判のどこかの時点で、自らの宗教的な世界観
を開陳してみせるほかないとおもえる。それに広瀬証言からは麻原はじぶんが生き残ってオウムを護
るために、はじめから直接関与を避けるつもりだったかもしれないとも受けとれる。そうでなけらば
この証人たちの実行行為と反省とは茶番に類するからだ。たまたま地下鉄に乗り合わせたために殺傷
の対象になった無関係の無辜の民衆の死傷の重さだけが、無限に増してゆく。それがのこるだけだ。
教祖麻原彰晃が指示したり、共同謀議に参画したりしていたとすれば、修業者としての彼の宗教的な
世界観もまた、無限の重さを要求されることは、疑いを容れない。」

刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9701 標題 写生の物語(16)「おふでさき」の世界 掲載誌(紙・書)名 短歌研究 巻 54 号 1 掲載頁 88-95 区分 詩論 キーワード 短歌/中山みき
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9701 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第四部=フーコーの衝撃(52)マルクスの唯物論 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 4 掲載年月日 1997.1.10 区分 インタビュー 見出し・語録 自然史的還元の問題/観念に限定を設ける 注記等 聞き手=山本哲士・内田隆三・高橋順一・森反章夫
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9701 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第四部=フーコーの衝撃(53)エンゲルスとマルクスの違い 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.1.17 区分 インタビュー 見出し・語録 微妙なところで間違う/通用しない物質観 注記等 聞き手=山本哲士・内田隆三・高橋順一・森反章夫
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 9701 標題 ほんとうの考え・うその考え:賢治・ヴェイユ・ヨブをめぐって 出版社 春秋社 出版地 東京 区分 講演 キーワード 宮沢賢治/シモーヌ・ヴェイユ/ヨブ記 見出し・語録 序 ほんとうの考え・うその考え 賢治・ヴェイユ・ヨブをめぐって―普遍宗教性の問題として 宮沢賢治の実験―宗派を超えた神 1宮沢賢治への関心 2法華経の〈ほんとう〉という意味 「長者と火事」の話/日蓮の〈受難〉 3宗教と文学の問題 「マリヴロンと少女」 4最高の倫理とは 「銀河鉄道の夜」/宗教と科学―その実験の方法さえきまれば 5ユダヤ、キリスト教の〈受難〉 ダビデの受難/ヨブの受難/新約聖書の主人公の受難/流れからはみ出していくもの 6宮沢賢治の到達した宗教の考え シモーヌ・ヴェイユの神―深淵で距てられた匿名の領域 1ヴェイユ問題 乳幼児体験と病気 2教師時代の初期ヴェイユ トロツキーとの論争/国家を開く 3工場体験のヴェイユ 芽生える奴隷の従順さ/肉体労働と頭脳労働の区別は解消されつつある 4神学思想のヴェイユ 「重力と恩寵」という概念/「エネルギー」という概念/超本性的な神/不幸、絶望、死、苦痛、 悪を通して至る神/「真空」という概念 5現代に生きる最後のヴェイユ マルクスの「労働」という概念を拡張/息苦しい労働概念/第一級のものだけが存在する匿名の 領域 ヨブの主張―自然・信仰・倫理の対決 1「ヨブ記」の不可思議 「アジア」とおなじ段階の自然観 2「ヨブ記」の概略 三人の友人との議論 3ヨブの答え ヨブの出現の歴史的意味 4神の言葉 不可解なヨブの和解 5ヨブのなかにみるキルケゴールの〈反復〉 キルケゴールの個人的体験/人間は絶えず岐路のなかに生きる/ヴェイユの考え/内村鑑三の三 つの苦難/キルケゴールの「試煉学」が成立する前提/内村鑑三の偉大さ 6「ヨブ記」の続編―神とヨブの和解の仕方を書きなおす 本書に取りあげた本 解題 笠原芳光 あとがき 注記等 装幀 緒方修一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9701 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第四部=フーコーの衝撃(54)国家を知るために 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.1.24 区分 インタビュー 見出し・語録 国家論とフーコー/ヘーゲル流の方法 注記等 聞き手=山本哲士・内田隆三・高橋順一・森反章夫
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9701 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第四部=フーコーの衝撃(55)普遍的な国家論を目指す 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 4 掲載年月日 1997.1.31 区分 インタビュー 見出し・語録 なぜ通用しないか/得るところが多い 注記等 聞き手=山本哲士・内田隆三・高橋順一・森反章夫
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9702 標題 経済指数の現況:情況との対話 第四十四回 掲載誌(紙・書)名 サンサーラ 巻 8 号 2 掲載頁 106-111 区分 情況論 キーワード 市民主義/行政改革/不況 見出し・語録 「しかし市民主義がたどりつく結末はいつも、収賄、贈賄の不正を個人倫理の問 題に摩りかえ、責任の所在を、個人の犯罪におきかえて追及することにたどりついてしまう。 これは問題をはっきりさせているのではなく、問題の在り方を脇の脇にそらしているのだ。な ぜそうなるかはわかりきっている。この市民社会の成り立ちの根本にメスを入れて責任を背負 える理念を自分で作り出した経験が一度もないため、ただ袋の綻びから洩れ落ちてくる個々の 不正に目くじらをたてるよりほかに能がないからだ。袋自体についてどんな見解もないのだか らそうするより仕方がない。行政改革は現在のところ官僚と企業と政治家の癒着した不正金品 の授受の問題で声が最大に大きくなり、その蔭に掻き消されそうな現状になっている。わたし がここで刻々に起こってくる時事問題にかかわるのを主題にした文章を書かなければならない としても、これ以上は自分を虚仮にするわけにはいくまい。」 「日本の社会のような高度な消費資本主義の先進地域では、国民総生産の六割か七割は消費支 出が占めている。個人消費が刺激され増加するための方策をかんがえなければ、企業体がどん なに足掻いてもじぶんたちと政府の補充だけで不況から脱することができないのは、個人消費 の国民総生産にたいする比重からかんがえても、まったく自明なのだ。  わたしたち日本の社会や政治は、本質的にどんな課題をもっているのだろうか。それはきわ めてはっきりしている。経済的にいえばすでに一般の国民大衆の個人消費なしには企業体は成 り立っていかない段階(消費資本主義)にあるにもかかわらず、企業体の首脳や自民から社共 にいたる既成政党は、いまも十九世紀末どおり、その逆だと思い違いしている。また一般の国 民大衆は消費を抑え、所有している貯蓄額を保とうと工夫をこらし、消費をできるだけ少なく して不況に精いっぱい対応しているのに、まだ十九世紀的な労働者のイメージを脱しきれない 政党の影響下に閉じこめられている労働者の組織イデオローグが、国民大衆の解放と自由をさ またげている。これらの理念が解体することがないのが、現在の日本の社会のいちばん基底に ある問題なのだ。」
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9702 標題 写生の物語(17)「おふでさき」の解体 掲載誌(紙・書)名 短歌研究 巻 54 号 2 掲載頁 100-104 区分 詩論 キーワード 短歌/中山みき
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9702 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第四部=フーコーの衝撃(56)国家消滅の過程が問題 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.2.7 区分 インタビュー キーワード 国家 見出し・語録 全部が入った容器/マルクスから学ぶ 注記等 聞き手=山本哲士・内田隆三・高橋順一・森反章夫
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9702 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第四部=フーコーの衝撃(57)普遍経済へ近づく道 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.2.14 区分 インタビュー キーワード 産業経済学/贈与価値 見出し・語録 自然科学に近い扱い/贈与的経済を基準に 注記等 聞き手=山本哲士・内田隆三・高橋順一・森反章夫
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 著者 吉本ばなな 刊行年月 9702 標題 吉本隆明×吉本ばなな 出版社 ロッキング・オン 出版地 東京 区分 対談 見出し・語録 父の記憶、娘の記憶。:「吉本隆明×吉本ばなな」パート氈E家族対談 父は批評家、娘は小説家。:「吉本隆明×吉本ばなな」パート・文学対談 吉本家の子として生まれて。:「吉本隆明×吉本ばなな」パート。・吉本ばななパーソナ ル・インタビュー あとがき 注記等 司会:渋谷陽一 装幀 中島英樹 写真 高橋恭司
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9702 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第四部=フーコーの衝撃(58)社会の物質的な変貌 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.2.21 区分 インタビュー キーワード 贈与/等価交換/経済システム/人格 見出し・語録 外へ開かれた方法/経済機構と人格性 注記等 聞き手=山本哲士・内田隆三・高橋順一・森反章夫
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9702 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第五部=戦中から戦後へ(59)『マチウ書試論』の世界 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.2.28 区分 インタビュー 見出し・語録 関係の絶対性から/説教を聞きに通う 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9703 標題 十大ニュース異見:情況との対話 第四十五回 掲載誌(紙・書)名 サンサーラ 巻 8 号 3 掲載頁 120-125 区分 情況論 キーワード O−157/豊浜トンネル崩落事故/岡光厚生事務次官収賄容疑逮捕/住専 処理予算成立/薬害エイズ/オウム真理教麻原彰晃公判開始/衆議院選挙、自民党勝利/ 渥美清死去/沖縄普天間基地返還/アトランタオリンピック不振 見出し・語録 「わたしたちは薬害エイズの問題に対する菅直人をはじめ市民主義者たち の倫理的追及の仕方は、オウム−震災前的な旧態の倫理で、見当が違っているとおもう。 わたしたちが追及し、見つけ出していくべきはオウム−震災後的な倫理なのだ。どんなこ とが根底になるか、言ってみれば市民社会の内部における個人悪や組織悪が追及し指弾さ れる場面では、かならず国家悪、制度悪の問題が二重写しになって追及し指弾されていな ければ意味をなさないということだ。これがオウム−震災後的にわたしたちに突きつけ突 きつけられている新しい次元の倫理的な課題だといえる。」
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9703 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第五部=戦中から戦後へ(60)聖書を文学として読む 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.3.7 区分 インタビュー 見出し・語録 虐げられた物の宗教/「関係の絶対性」から 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9703 標題 写真日記 いつもの年の晴れの日 掲載誌(紙・書)名 新潮 巻 94 号 3 掲載頁 286-288 区分 日記 見出し・語録 「わたしはよく最寄りの盛り場をふらふらしているときがあり、屈託のな い若者達の群れに出あう。この人たちが非常の時に際会するには、衣服を十枚くらい脱が ないといけないだろう。そんな機会はあるまいなとおもうと、愉しい気分になる。たった 二、三枚脱ぐときは非常の時ではない。スポーツの時だ。この状態はいいことだ。昔のこ とだが、若者よ体を鍛えておけ、という歌があった。それは二、三枚脱げと言っているの だ。おなじことをわたしに言わせれば、若者よ、おしゃれしろ。お金がなくて二、三枚し か着るものがなかったら、あと七、八枚は架空の、すばらしい、眼に視えない衣服を、い つも着飾っているのがいい。それはそばにいるだけで愉しいから。」
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 著者 辺見 庸 刊行年月 9703 標題 特別対談 身体と言語 掲載誌(紙・書)名 文学界 巻 51 号 3 掲載頁 94-121 区分 対談 見出し・語録 海の事故という経験/裸形の身体と観念の変容/麻原彰晃の普通な身体/ 経験と言葉/絶対的なものに言葉で介入する/オウム・震災後の閉塞感/根腐れする人間 /山谷は不思議な希望である/猿岩石は「作られたホームレス」/従軍慰安婦をめぐる言 論/身体に刻み込まれた記憶 注記等 写真 山田高央
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9703 標題 写生の物語(18)賢治の短歌 掲載誌(紙・書)名 短歌研究 巻 54 号 3 掲載頁 120-124 区分 詩論 キーワード 宮沢賢治/短歌
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9703 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第五部=戦中から戦後へ(61)絶望の文学としての聖書 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 3 掲載年月日 1997.3.14 区分 インタビュー キーワード マチウ書試論 見出し・語録 新約聖書インチキ説/軌道修正の方法として 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9703 標題 宮崎学『突破者』南風社 一橋文哉『闇に消えた怪人』新潮社:消費のなかの芸(35) 掲載誌(紙・書)名 Cut 号 58 掲載頁 114-115 区分 書評 キーワード グリコ・森永事件
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9703 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第五部=戦中から戦後へ(62)精神作用には深さがある 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.3.21 区分 インタビュー キーワード ヨブ記 見出し・語録 格段に優れた読み方/太宰治「駆込み訴え」 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9703 標題 〈普遍的なポエジー〉へ向けて:奈良朝以前の日本語の根源へ 掲載誌(紙・書)名 図書新聞 出版地 東京 掲載頁 1-2 掲載年月日 97.3.22 区分 インタビュー キーワード 吉増剛造/韻律 見出し・語録 「プロ」の詩人/これは「朗読」ではない/伝統的な日本語を掘り下げる
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9703 標題 不況脱出、個人消費刺激で:国民生活に響く行革を(現代を語る―吉本隆明氏インタビュー〈上〉) 掲載誌(紙・書)名 北日本新聞 出版地 富山市 掲載頁 13 掲載年月日 1997.3.23 区分 インタビュー
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9703 標題 「震災、オウム]後の視点必要:個人とともに国の責任問う(現代を語る―吉本隆明氏インタビュー〈下〉) 掲載誌(紙・書)名 北日本新聞 出版地 富山市 掲載頁 13 掲載年月日 1997.3.24 区分 インタビュー
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9703 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第五部=戦中から戦後へ(63)奇跡をどう解釈するか 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.3.28 区分 インタビュー 見出し・語録 世間知らずの宗教家/「虚喩」の言葉と奇跡 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9704 標題 従軍慰安婦問題考:情況との対話 第四十六回 掲載誌(紙・書)名 サンサーラ 巻 8 号 4 掲載頁 118-123 区分 情況論 キーワード 従軍慰安婦/教科書/戦争/シモーヌ・ヴェイユ/性 見出し・語録 「性について語るとき、誰もが自分の経験の範囲内で語っている。そして 性はどこまでも閉ざされてゆく性質があり、公開的に語られるときは、いつもいくらかの ユーモアや悪ふざけを交えて語る以外にはない面がある。他方で性は手易く制度の問題に すり替えられる傾向をもっている。だが集団的な性と非常な死に接地した性の結びついた 領域は、誰によっても正確にあからさまに語られたことも、解明されたこともない。ここ に従軍慰安婦の問題の外在的には単純な動物的な性の問題のようにみえて、内在的には解 明することが、不可能に近いほど困難な問題があると思える。知識がこれを内在的に掘り 下げようとするなら、身を捨てるほどの困難があることは、自覚されてしかるべきだと思 える。」
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9704 標題 埴谷雄高さんの死に際会して 掲載誌(紙・書)名 群像 巻 52 号 4 掲載頁 169-171 区分 追悼文 キーワード 埴谷雄高
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9704 標題 写生の物語(19)中也と道造の短歌 掲載誌(紙・書)名 短歌研究 巻 54 号 4 掲載頁 66-70 区分 詩論 キーワード 中原中也/立原道造/短歌
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9704 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第五部=戦中から戦後へ(64)相反するものを掲げる 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版社 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.4.4 区分 インタビュー 見出し・語録 『初期ノートの』の頃/ランボーとマルクス 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9704 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第五部=戦中から戦後へ(65)詩の活動に熱心に取り組む 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版社 東京 掲載頁 3 掲載年月日 1997.4.11 区分 インタビュー 見出し・語録 書くことが解放に/今でも好きな作品 「『マチウ書詩論』も好きでしたけど、『初期ノート』もぼくは好きで、逆にそのように 「好きだ」というのはあまり当てにならないと思いますが、それ以上の意味で「これは好 きだ」と言えるものを僕はまだやっていないと言う気がします。できればそういうものを やりたいという願望はありますが、今のところはできていないから、『初期ノート』に対 する好でもって好き嫌いを言うよりしょうがありません。『マチウ書詩論』は、今でも自 分では好きな作品だと思っています。」 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9704 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第五部=戦中から戦後へ(66)宮沢賢治に打ち込む 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版社 東京 掲載頁 3 掲載年月日 1997.4.18 区分 インタビュー キーワード 宮沢賢治 見出し・語録 おなじやり方を夢見る/農業の考え方を拡張 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9704 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第五部=戦中から戦後へ(67)実行者としての賢治 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版社 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.4.25 区分 インタビュー キーワード 宮沢賢治 見出し・語録 文化が果つるところ/戦後は表現に関心が 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9705 標題 写生の物語(20)法然歌 掲載誌(紙・書)名 短歌研究 巻 54 号 5 掲載頁 104-108 区分 詩論
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9705 標題 内田康夫『崇徳天皇伝説殺人事件』角川春樹事務所:消費のなかの芸(36) 掲載誌(紙・書)名 Cut 号 60 掲載頁 120-121 区分 書評
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9705 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第五部=戦中から戦後へ(68)宮沢賢治との分岐点 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.5.2 区分 インタビュー キーワード 親鸞 見出し・語録 谷川雁と「十代の会」/影響が切れるところ 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9705 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第五部=戦中から戦後へ(69)西田門下の親鸞解釈 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.5.9 区分 インタビュー キーワード 西田幾多郎/三木清/早川二郎 見出し・語録 弁証法の純化を志す/理論より現実が先へ 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 著者 埴谷雄高 刊行年月 9705 標題 意識 革命 宇宙:対談 出版社 河出書房新社 出版地 東京 版表示 新装版 区分 対談 見出し・語録 『死霊』四章について/現実と想像力/魂の渇望型の文学/生死の思想と デモノロギイ/自殺と子供を産まぬこと/スパイと内ゲバについて/党派の論理/宗教性 について/『死霊』の歴史的位置づけ/『死霊』五章以後/戦後派文学と同時代の作家た ち/二十五時間目の問題/三島由紀夫について/現代文学の方向/注釈 注記等 一九七五年七月四日対談 文藝七五年九月号に掲載
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9705 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第五部=戦中から戦後へ(70)善悪の基準が曖昧に 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 3 掲載年月日 1997.5.16 区分 インタビュー キーワード 親鸞/オウム真理教/造悪論/市民社会/倫理 見出し・語録 保留なしに救われる/突き付けられた問題 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9705 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第五部=戦中から戦後へ(71)共同幻想の解体過程 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 3 掲載年月日 1997.5.23 区分 インタビュー キーワード 親鸞/浄土/信・不信/『共同幻想論』 見出し・語録 問題を突きつける/曖昧なままに放置 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9705 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第五部=戦中から戦後へ(72)共同幻想と経済の行方 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.5.30 区分 インタビュー キーワード 企業体 見出し・語録 経済の敷居を越えて/中内功の発言に注目 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 著者 芹沢俊介 刊行年月 9705 標題 対談 戦後価値観をひっくり返したオウムと大震災 掲載誌(紙・書)名 エコノミスト 号 5月13日号 掲載頁 48-53 掲載年月日 1997.5.13 区分 対談 キーワード 阪神大震災/オウム真理教事件 見出し・語録 「家族の感性」が崩壊した/全く異なる解体が起こる/「居場所」がな かった宮崎君/脱出口は見つかるのか/希望を語ることのむずかしさ/決められない麻原 彰晃の実像
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9706 標題 どちら側でもない:村上春樹『アンダーグラウンド』を読む 掲載誌(紙・書)名 群像 巻 52 号 6 掲載頁 366-377 区分 書評 キーワード 村上春樹『アンダーグラウンド』/地下鉄サリン事件/オウム―サリン事件 /オウム真理教 見出し・語録 「もちろんいちばん地下鉄サリン事件を惹き起した重要な要因はオウム真 理教の理念のなかにあるというべきだ。しかし地下鉄サリン事件が世界史的な大都市にお ける大量殺傷の次元を産み出すのには、戦後のすべての過激な、政治体制に抗議し、反抗 する運動と社会にたいする異議申し立ての方法と、もうひとつ時代の流れの偶然が(必然 がといってもおなじだ)加担することが必須の条件だったとおもっている。仮りにオウム 真理教に地下鉄サリン事件をもう一度やってみろといったとしても、偶然(必然)の条件 が加担しないかぎりできないとおもう。それほど稀有な世界史的な大量殺傷が大都市で実 行されたものだった。」 「しかしわたしたちは、オウム真理教と教祖麻原彰晃を殺人集団と殺人鬼教祖とするよう な『世論』を造り上げるのは誤りだ、教祖麻原彰晃の宗教家としての理念と力量を解明 し、オウム真理教の教義がどこにあるかをそれ自体として評価し、なぜ「地下鉄サリン散 布」のような、オウムと何の関わりもなく、憎悪や対立もなかった偶然の市民を狙った未 曾有の殺傷行為を実行したのかを明確に解明しないままに、殺人(鬼)集団として抹殺し ようとする『世論』を、検察、政党、新聞、テレビ、週刊誌、曲学阿世の知識人と結びつ いて造り上げた、中村弁護士らの行為は、法曹家として不当なものだと主張し、表現した だけで、オウムの麻原彰晃を擁護するものだと故意の曲解をでっちあげられ、村上春樹の 言い方では『袋叩き』にあった。わたしは中村弁護士らの仕事は、法曹家としての範囲を 逸脱して、『世論』操作に手を出した不当なものであり、オウム真理教の事件が何を意味 するかについて誤った『世論』造り上げるの寄与したと評価している。」 「たとえば千代田線の実行者は林郁夫で運転手役は新実智光であるというように。このサ リン撒布の実行者とその運転手のペアーの紹介と解説の文章の全部に共通している村上春 樹の記述の特徴がひとつある。それは地下鉄サリン撒布の実行者と運転手の背後に、〈そ れを指令、指示した麻原彰晃〉の影を無意識のうちに実体化して存在させていることだ。 あるいは裁判が現在(一九九七年四月下旬)より進行してゆくと村上春樹の無作為の前提 が立証されることがあるのかもしれない。しかし村上春樹とはまったく別なやり方でオウ ム真理教とくに教祖麻原彰晃の宗教家としての力量と理念の方に重点をおいた視線で、わ たしなりの関心を払って、それを文章にしてきたかぎりにおいて、地下鉄にサリンを撒布 する指示、または指令が麻原彰晃からなされたという証言も証拠も提出されていない。ま た決定されてもいない。」 「だがオウム真理教が差出した物語が馬鹿げていて、荒唐無稽で麻原彰晃や信者たちをあ ざ笑うことができたが、『こちら側の私たち』はそれに対置させ、『麻原の荒唐無稽な物 語を放逐できるだけのまっとうな力を持つ物語』を手にしていない。実のところそんな物 語を造り上げたいというのが、小説家として長いあいだじぶん(村上春樹)のよろうとし てきたことだと述べているあとがきの『目じるしのない悪夢』の言葉は、半分しか信用す る気になれない。麻原の宗教的理念を荒唐無稽だと言いきる思想的力量をわたしはもって いないからだ。ただどちら側でもない場所がありうることを言うためにこの書評を書い た。」
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9706 標題 写生の物語(21)『草根集』の歌 掲載誌(紙・書)名 短歌研究 巻 54 号 6 掲載頁 94-98 区分 詩論
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9706 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第五部=戦中から戦後へ(73)開戦の時の全的解放感 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.6.6 区分 インタビュー キーワード 太平洋戦争 見出し・語録 うっとうしさが募る/大東亜共栄圏の確立 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9706 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第五部=戦中から戦後へ(74)敗戦で絶望のどん底へ 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.6.13 区分 インタビュー キーワード 敗戦/占領軍 見出し・語録 笑うのも恥ずかしく/見当違いを修正する 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9706 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第五部=戦中から戦後へ(75)占領軍の振る舞い方 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.6.20 区分 インタビュー キーワード 占領/軍隊 見出し・語録 武力なしで大丈夫/段階の違いの現れ 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9706 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第五部=戦中から戦後へ(76)倫理が問われる 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.6.27 区分 インタビュー キーワード 核兵器/倫理 見出し・語録 核実験はナンセンス/イデオロギーと人格 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 著者 辺見 庸 刊行年月 9706 標題 夜と女と毛沢東 出版社 文藝春秋 出版地 東京 区分 対談 見出し・語録 序にかえて 辺見 庸 毛沢東/夜/女/身体と言語 対談を終えて 吉本隆明 注記等 初出 各篇、大幅改稿しました 毛沢東   本の話(文藝春秋発行) 一九九五年七月号  夜    サントリークォータリー(サントリー株式会社発行) 一九九五年冬号  女    クレア(文藝春秋発行) 一九九六年四月号 身体と言語 文学界(文藝春秋発行) 一九九七年三月号
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 9706 標題 僕ならこう考える:こころを癒す5つのヒント 出版社 青春出版社 出版地 東京 区分 インタビュー 見出し・語録 1「自分」の行方―私は誰か、私は何か 自分を好きになる方法、好きな自分の見つけ方 若いうちの遊びはスネをかじってでもしろ この性格はどこでつくられたか 僕らのなかの病的な“思いこみ”の正体 肉体的なコンプレックスの罠にかからないために 2「恋愛」の行方―感情と欲望の考え方 セックスについての個人的意見 黙って浮気するか、そもそも浮気しないか プロポーズの覚悟、離婚の覚悟 どうにかしたい自分の独占欲、相手の独占欲 男と女の出逢いについて断言できること 仕事と恋人はどちらが大事か 3「社会」の行方―自由を生きるには 吉本隆明流会社選び 苦手は避けて通れ 悔しさを解放・解消する方法 人間が他人を恐いと感じるとき 理屈と感覚の微妙なサジ加減 コンプレックスをプラスに変える社会的発想 4「真理」の行方―幸福になるために 成長するということ 真実を引き出す追及、嘘を増やす追及 心の傷の活かし方 僕が死ぬまえに出逢いたいもの 肉体と精神が影響し合うとき “教育”という呪縛の解き方 5「生命」の行方―安らぎの哲学へ 産む・産まぬは選択するものなのだろうか 良い顔になる老い方、自由になる老い方 死はどこから来るのか 死ぬときの持って行けるもの あとがき
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 9706 標題 大震災・オウム後思想の原像 出版社 徳間書店 区分 情況論 見出し・語録 序 オウム・震災前とオウム・震災後 第一章 消費資本主義の構図 不況について 景気の成り行き 「住専」現象とは何か(1) 「住専」現象とは何か(2) 経済指数の現況 第二章 日本政治の原像 フランス・中国の核実験をめぐって 米と基地 村山内閣のやったこと 沖縄・有事・集団自衛権 「日米防衛協力のための指針」について 総選挙のモチーフ 十大ニュース異見 従軍慰安婦問題考 第三章 情況との対話 産経新聞は間違っている TBSのビデオ禍 麻原彰晃 公判についてのメモ(1) 麻原彰晃 公判についてのメモ(2) いじめ問題 エイズ問題考 餓死老人の希望 村上春樹『アンダーグラウンド』批判 あとがき 注記等 装幀――多田 進 カバーイラスト――松本孝志
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9706 標題 放送にとって批評とは何か:自己を極限まで解体せよ!! 掲載誌(紙・書)名 ぎゃらく 号 335 掲載頁 12-16 掲載年月日 1997.6 区分 インタビュー キーワード 放送/批評 見出し・語録 テレビの影響力の強さ、怖さ/自分をめちゃくちゃに壊せ/何が放送批評に 必要か/制度面の批評も必要だ 注記等 インタビュー・構成 坂本 衛 (特集 ぎゃらく新・放送批評宣言)
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9707 標題 渡辺淳一『失楽園』上・下 講談社:消費のなかの芸(37) 掲載誌(紙・書)名 Cut 号 61 掲載頁 114-115 区分 書評
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9707 標題 写生の物語(22)江戸期の歌1 掲載誌(紙・書)名 短歌研究 巻 54 号 7 掲載頁 96-100 区分 詩論
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 刊行年月 9707 標題 三木成夫『ヒトのからだ』に感動したこと 掲載誌(紙・書) ヒトのからだ――生物史的考察 出版社 うぶすな書院 出版地 東京 掲載頁 177-184 区分 解説 キーワード 生物/発生学/形態学/言葉/表出
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 9707 標題 増補 追悼私記 出版社 洋泉社 出版地 東京 区分 追悼文 キーワード 人間論/死/追悼 見出し・語録 中上健次=比類のない文学思想/井上光晴=井上光晴の声/今西錦司=ただ一度の出会 い/小山俊一=純乎とした覚者の死/小川徹=天と地がすこし寂しく/菅谷規矩雄=弔 辞/美空ひばり=偉大な哀しさ/手塚治虫=昭和の死を象徴する死/昭和天皇=最後の 偉大な帝王/磯田光一|鮎川信夫=ひとの死、思想の死/三浦つとむ他=かがやかしい 独学像/鮎川信夫=別れの挨拶/島雄敏雄=戦後世代のおおきな砦/黒田喜男=倫理が 痩せ細らせた/ミシェル・フーコー=現存する世界最大の思想家が死んだ/橋川文三= 告別の言葉/小林秀雄=批評という自意識/J・P・サルトル=「静かな絶望」のなかの 死/対馬忠行=駆けぬけた悲劇/遠山啓=西日のあたる教場の記憶/平野謙=平野さん の神々/竹内好=反近代の思想/村上一郎=哀辞/岸上大作=時代の風圧の証し/三島 由紀夫=重く暗いしこり/岩淵五郎=現存するもっとも優れた大衆が死んだ/吉本政枝 =姉の死/谷川雁=詩人的だった方法/小林平和=「地を継ぐ」柔和な人/山口瞳= 「現代評論」の頃/宮田勘吉=別れの言葉/埴谷雄高=悲哀を悲劇にまで高めた一徹さ あとがき/増補版のためのあとあがき/初出一覧 注記等 本書は1993年3月JICC出版局から発行された『追悼私記』に新たに五編を加え 増補版とした。
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9707 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第五部=戦中から戦後へ(77)玉音放送を聞いて 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 3 掲載年月日 97.7.11 区分 インタビュー キーワード 国家 見出し・語録 戦争は全部終わりに/食べることだけが残る 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9707 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(78)第六部=政治と文学をめぐって(1)「民主主義文学」批判 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.7.18 区分 インタビュー キーワード 『荒地』/『列島』/『新日本文学』 見出し・語録 曖昧な概念を作る/壊れていった理由 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9707 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(79)第六部=政治と文学をめぐって(2)文学運動と商業雑誌の間で 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.7.25 区分 インタビュー キーワード 『人民文学』/『試行』 見出し・語録 文学は文学でいい/『試行』のモットー 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 9707 標題 悲劇の解読 叢書名 ちくま学芸文庫 出版社 筑摩書房 出版地 東京 区分 作家論 見出し・語録 序 太宰治 小林秀雄  付 『本居宣長』を読む 横光利一 芥川龍之介 宮沢賢治  付 童話的世界 あとがき 文庫版のためのあとがき 解説 世界に届く回路 加藤典洋 初出一覧 著者略年譜 注記等 この作品は1979年12月10日、筑摩書房より刊行された。 1985年12月4日、ちくま文庫版が刊行された。
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9708 標題 写生の物語(23)徳川期の歌2 掲載誌(紙・書)名 短歌研究 巻 54 号 8 掲載頁 108-112 区分 詩論
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9708 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(80)第六部=政治と文学をめぐって(3)主題による評価は間違い 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 3 掲載年月日 1997.8.8 区分 インタビュー キーワード 『新日本文学』/『試行』/『言語にとって美とは何か』 見出し・語録 「原爆文学」などない/「記録芸術の会」発足 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9708 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(81)第六部=政治と文学をめぐって(4)人倫に反する行為とは何か 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 3 掲載年月日 1997.8.22 区分 インタビュー キーワード 記録芸術の会/オウム真理教/地下鉄サリン事件/奥崎謙三/原一男 見出し・語録 「ゆきゆきて神軍」評/ルール違反の映画 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9708 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(82)第六部=政治と文学をめぐって(5)文学の集団性は終わった 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 19970829 区分 インタビュー キーワード 『荒地』 見出し・語録 六0年前後ケリつく/思想詩を初めて作る 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 著者 高橋康雄(聞き手) 刊行年月 9708 標題 新・死の位相学 出版社 春秋社 出版地 東京 区分 インタビュー キーワード 死 見出し・語録 内省記 溺体事故始末 序 触れられた死 1「アフリカ的」段階における〈死〉 2「一言芳談」と日本中世の死の構え 3胎内記憶と臨死体験 4消費社会のなかの〈死〉 (資料)「餓死老人の希望」 吉本隆明 5〈がん〉医療と告知問題 (資料)「近藤誠『患者よ、ガンと闘うな』」 吉本隆明 (資料)「竹内好の死(抄)」 吉本隆明 (付)三木成夫の方法と前古代言語論 1〈死〉体験の意味 2戦中派の生き方 (追補)高村光太郎の言葉の重さ 3東洋と西欧の生死感 4『銀河鉄道の夜』にみる死後の世界 (追補)宮沢賢治のもうひとつの視線 (資料)「20世紀の名著『銀河鉄道の夜』」 吉本隆明 5〈死〉が恐怖でなくなるとき 6心霊現象とホログラフィ 。 「生きること」と「死ぬこと」 〈死〉の構造 本書に取り上げた主要文献 増補新版の刊行に際して 覚書 高橋康雄 初版あとがき 初出一覧 注記等 本書は初版『死の位相学』(一九八五年六月十日、潮出版社)に大幅増補改定しました。(巻末注記)
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9709 標題 神戸タンク山事件:消費のなかの芸(38) 掲載誌(紙・書)名 Cut 号 63 掲載頁 130-131 区分 時評
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 刊行年月 9709 標題 称名ホテルの一夜 掲載誌(紙・書)名 想い出のホテル 編集 井上俊子 出版社 Bunkamura 出版地 東京 掲載頁 16-19 区分 エッセイ キーワード 魚津/日本カーバイト/立山/称名小屋 見出し・語録 注記等
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9709 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(83)第六部=政治と文学をめぐって(6)同人誌における歩み 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.9.5 区分 インタビュー キーワード 諏訪優/藤村青一/『時祷』 見出し・語録 『聖家族』と『詩文化』/高村光太郎への関心 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9709 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(84)第六部=政治と文学をめぐって(7)高村光太郎と記録戦争詩 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.9.12 区分 インタビュー キーワード 太平洋戦争/壷井繁治/岡本潤/清岡卓行 見出し・語録 例外なしに全部座礁/戦争責任論への反論 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9709 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(85)第六部=政治と文学をめぐって(8)普遍理論を目指して 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.9.19 区分 インタビュー キーワード 北村透谷/山路愛山/プロレタリア文学 見出し・語録 透谷と愛山の論争/日本の詩人は全滅 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9709 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(86)第六部=政治と文学をめぐって(9)レーニンとロシアの文化政策 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.9.26 区分 インタビュー キーワード 『文学と革命』/フォルマリズム 見出し・語録 トロツキーの文学論/作品と作者の分離 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9710 標題 写生の物語(24)江戸期の歌3 掲載誌(紙・書)名 短歌研究 巻 54 号 10 掲載頁 104-108 区分 詩論
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9710 標題 食事日記抄 掲載誌(紙・書)名 本の話 巻 3 号 10 掲載頁 11-136 掲載年月日 1997.10. キーワード 食事/日常性 見出し・語録 「ただちょっと言いたいことをいってみたくなったが、わたしたちが、社会のなかで無事 平穏だということを保証しているのは、食事(ともしかすると衣裳)の日常性だという気がする。そんな ところから言えば、私の二食制はすでに平穏からの逸脱の徴候だといえなくはない。もうひとつの逸脱の 徴候は、レストラン、簡易食堂、小料理屋での食事がおおくなったことだ。」 注記等 (特集「食」を探検する―私の「偏食」日記)
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9710 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(87)第六部=政治と文学をめぐって(10)最後にくる倫理的問い 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.10.3 区分 インタビュー キーワード 文学とは何か/書くということ/作者/作品 見出し・語録 作者に与える影響/切り離しへの疑問 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9710 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(88)第六部=政治と文学をめぐって(11)言葉が持つ殺傷能力 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 3 掲載年月日 1997.10.10 区分 インタビュー キーワード 『言語にとって美とは何か』 見出し・語録 書くことで得たもの/違いをきちんと言う 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9710 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(89)第六部=政治と文学をめぐって(12)党派性から抜け出て広場へ 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.10.17 区分 インタビュー キーワード 『初期歌謡論』 見出し・語録 戦後体制成立の時に/国文学と違う発想で 注記等 聞き手=山本哲士
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9710 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(90)第七部=『心的現象論』の世界(1)批評の基礎づけとして 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.10.24 区分 インタビュー キーワード 知覚論/関係論/了解論/心的現象/精神現象/生理的身体 見出し・語録 関係と了解の度合い/曖昧なところを残す 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・福井憲彦
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9710 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(91)第七部=『心的現象論』の世界(2)生理的身体と心的身体 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.10.31 区分 インタビュー キーワード 身体論/身体障害者/倫理 見出し・語録 手を切断した意味/障害者という問題 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・福井憲彦
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9711 標題 写生の物語(25)短歌の現在 掲載誌(紙・書)名 短歌研究 巻 54 号 11 掲載頁 72-76 区分 詩論
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9711 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(92)第七部=『心的現象論』の世界(3)心的現象論の課題 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 6 掲載年月日 1997.11.7 区分 インタビュー キーワード 生理的身体/イメージとしての身体/自閉症/乳胎児/心的関係性/生理的関係性 見出し・語録 身体と精神の関係/抗議を突っぱねる 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・福井憲彦
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9711 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(93)第七部=『心的現象論』の世界(4)受胎以降の心理的問題 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 3 掲載年月日 1997.11.14 区分 インタビュー キーワード 個人幻想/共同幻想/胎児 見出し・語録 個体発生と習俗発生/典型的な顔を通って 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・福井憲彦
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9711 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(94)第七部=『心的現象論』の世界(5)分節化以前の言語の問題 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 5 掲載年月日 1997.11.21 区分 インタビュー キーワード 母音/民族語 見出し・語録 宗教に移る境界点/専門家からの批判 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・福井憲彦
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9711 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(95)第七部=『心的現象論』の世界(6)ラカンの鏡像段階論 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.11.28 区分 インタビュー キーワード 文芸批評/自己了解 見出し・語録 同時代の思想の流れ/類人猿と人間の違い 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・福井憲彦
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9711 標題 北野武監督『HANA−BI』:消費のなかの芸(39) 掲載誌(紙・書)名 Cut 号 65 掲載頁 146-147 区分 映画評
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9712 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(96)第七部=『心的現象論』の世界(7)人間の〈心的〉な傷 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.12.5 区分 インタビュー キーワード フロイト/ビンスワンガー/ヤスパース/ラカン/言語/ソシュール/無意識 見出し・語録 エラから肺への変化/話し言葉を中心に 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・福井憲彦
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9712 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(97)第七部=『心的現象論』の世界(8)普遍化された精神現象 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1997.12.12 区分 インタビュー キーワード 共同幻想/国家 見出し・語録 個人幻想と逆さまに/国家としての一般性 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・福井憲彦
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 9712 標題 わが「転向」 叢書名 文春文庫 出版社 文藝春秋 出版地 東京 区分 情況論 見出し・語録 わが「転向」 日本における革命の可能性 都市から文明の未来をさぐる 時代という現場 あとがき 解説―「明るさ」は敵か? 大塚英志
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 9712 標題 食べものの話 出版社 丸山学芸図書 出版地 東京 区分 料理・グルメ キーワード 食物 見出し・語録 食べものの話 好きときらいと/食べもののための記念碑/きらい・まずい/物食う姿勢/お米挿話/香辛料のこと/ 食べはじめたらとまらない食べもの/甘味ということ//お酒の話/「ぬれせん」各種/猫の食べもの/ わたしが料理を作るとき/うまい・まずい/即席カレーくらべ/フライドチキンとハムバーガー/ まんじゅうとあんこ 食の原点に還って 対談 道場六三郎/吉本隆明 現役の達人とは/口は禍?/懐石料理の限界/金談義/わが家のソース/子どものころの味の記憶/ 手加減の力 あとがき 注記等 初出一覧 「食べものの話」マルイグループ広報紙「Q」(隔月刊)vol.30(1994.12.1)から、vol.45(1977.6.1)に連載 「対談 食の原点に還って」道場六三郎/吉本隆明 新潮四月臨時増刊 1995年4月20日発行 新潮社
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9712 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る(98)第七部=『心的現象論』の世界(9)心的現象と知覚現象 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 4 掲載年月日 1997.12.19 区分 インタビュー キーワード 個人幻想/対幻想/自己表出/指示表出/三木成夫/共同幻想 見出し・語録 植物神経と動物神経/三木説を読んで 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・福井憲彦
刊行形態 Journal Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9712 標題 直接購読者諸氏へ 掲載誌(紙・書)名 試行 号 74終刊号 掲載頁 2-4 区分 「試行」終刊ののお知らせ
刊行形態 Journal Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9712 標題 情況への発言 掲載誌(紙・書)名 試行 号 74終刊号 掲載頁 5-12 区分 情況論 キーワード 不況/日米防衛協力指針(新ガイドライン)
刊行形態 Journal Article 著者 吉本隆明 刊行年月 9712 標題 心的現象論―了解論― 掲載誌(紙・書)名 試行 号 74終刊号 掲載頁 181-185 区分 了解論 見出し・語録 民族語の原了解(4)〜(6) 注記等 未完
「吉本隆明1997年著作リスト」/kyoshi@tym.fitweb.or.jp 1998.1.20 改訂:2008.08.21