吉本隆明1995年著作リスト


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刊行形態 Magazine Article
著者 吉本隆明
刊行年 1995
標題 読売憲法試案の批判:情況との対話 第二十二回
掲載誌(紙・書)名 サンサーラ
卷 6
号 1
掲載頁 102-109
区分 情況論
キーワード 読売新聞憲法問題研究会/読売憲法試案
見出し・語録 「なぜ憲法を改悪して自衛隊を合憲化することで、米・ロのような軍事大国が
大きな発言力をもつ旧い国際国家にまで後退しなければならいのか。戦後憲法第九条は現在
の世界の国際国家が、未来への通路を開くための唯一の突破口なのだ。わたしは読売試案は
村山内閣の反動性と現野党の欠陥を寄せあつめた最低で最悪の改憲案だというほかないとおもう。」
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 立花隆『臨死体験』上・下 文芸春秋社:消費の中の芸(24) 掲載誌(紙・書)名 Cut 卷 6 号 1 区分 書評 キーワード 死/臨死体験/死後
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 著者 養老孟司 刊行年 1995 標題 「社会的な死」と「自然の死」 掲載誌(紙・書)名 先端人 卷 4 号 1 掲載頁 46-53 区分 対談 キーワード 脳死/臓器移植/死体/一人称、二人称、三人称の死/中世の死/社会的な身体/
自然身体/社会的な死/自然の死
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 著者 柳 美里 刊行年 1995 標題 美しき哀愁のアナクロ人間への旅 掲載誌(紙・書)名 パンジャ 卷 2 号 2 掲載頁 18-19 区分 対談 キーワード 生き死に/文学/明るさ
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 自衛隊「合憲」論の歴史的犯罪―近代的自我を超えるもの 掲載誌(紙・書)名 情況 卷 6 号 1 掲載頁 6-15 区分 情況論 キーワード 村山内閣/自衛隊/憲法第九条/国軍/自衛隊合憲論/韓国人慰安婦問題/
被爆者援護法/消費資本主義/経済的権力/近代的自我/無意識/国家/アジア的/
アフリカ的/人工的な無意識/農業問題/社会的病理/再生段階 見出し・語録 一、自衛隊合憲論批判/二、情勢論/三、近代的自我と現代
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 心について(上) 掲載誌(紙・書)名 ちくま 号 286 掲載頁 6-13 掲載年月日 1994.9.11 区分 講演 キーワード 心/精神/意識/感覚作用/内臓の働き/指示表出/自己表出/多重人各/
ヒステリー症/臨死体験/病気/異常/自閉症 注記等 本稿は、ブックセンター・リブロ主催により、西武池袋コミュニティカレッジで
行なわれた講演シリーズ〈吉本隆明と時代を読む〉第三回「心について」(九月十一日)
のテープ・リライトを整理・加筆したもので、二回に分載の予定です。――編集部
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 著者 山本哲士 刊行年 1995 標題 戦後50年を考える:戦後思想史から現代思想史へ 掲載誌(紙・書)名 週間読書人 出版地 東京 掲載頁 1-3 掲載年月日 1995.1.6 区分 対談 キーワード 戦後民主主義/戦後左翼主義/高度消費資本主義社会/マルクス主義/
構造主義/大衆の原像(民衆の意味)/労働者/ソ連邦の解体/天皇制問題/農業の起源/
軍事問題/読売憲法改訂案/産業社会構造移行速度/文化技術/倫理的な変換 見出し・語録 戦後進歩派知識人への闘い:「自立の思想」から根本的に捉え直す思想の軸/
消費が過剰な社会へ:マルクス的考えの組み直しを図る/日本の社会科学の限界:無意識と
してのマルクス主義の切断/問題は全部露出した:文化、理念、政治制度から軍事まで/
消費と資本のパワー:文化技術が中心的な問題として残る
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 現代神話二題:情況との対話 第二十三回 掲載誌(紙・書)名 サンサーラ 卷 6 号 2 掲載頁 72-77 区分 情況論 キーワード 大江健三郎/ノーベル賞受賞/戦後民主主義者/私小説的フィクション/ロシア・マルクス主義
(スターリニズム)/いじめ/あそび/受験進学体制/公的教育制度/教師/父兄/前思春期/こころ
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 敗戦から五十年経った 掲載誌(紙・書)名 戦後50年と私 編集 安原 顯 出版社 メタローグ 出版地 東京 掲載頁 8-11 キーワード 敗戦/日本軍国主義/戦後民主主義/日本資本主義/農業問題/天皇制
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 哲人・吉本隆明の世間と世界を透視する3:大江健三郎氏の作品について論じる;文学は道徳の教科書じゃない。 掲載誌(紙・書)名 自由時間 卷 6 号 2 掲載頁 34-35 区分 インタビュー キーワード 大江健三郎 注記等 聞き手 三上 治
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 幸田文について―しろうとの「粋」― 掲載誌(紙・書)名 幸田 文 編集 勝又 浩 出版社 新潮社 出版地 東京 掲載頁 97-103 区分 作家論 キーワード 幸田文
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 哲人・吉本隆明の世間と世界を透視する4:「価格破壊」と「不況現象」;不況脱出には個人消費の活性化を。 掲載誌(紙・書)名 自由時間 卷 6 号 3 掲載頁 34-35 区分 インタビュー キーワード 価格破壊/不況 注記等 聞き手 三上 治
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 阪神大震災のアウトライン:情況との対話 第二十四回 掲載誌(紙・書)名 サンサーラ 卷 6 号 3 掲載頁 96-101 区分 情況論 キーワード 阪神大震災/体験知/叡知
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 谷川雁の死:詩人的だった組織者;生涯かけて「実戦」貫く 掲載誌(紙・書)名 北日本新聞(共同通信社配信) 出版地 富山市 掲載頁 11 掲載年月日 1995.2.8 区分 追悼文 キーワード 谷川雁/組織者(オルガナイザー)
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 哲人・吉本隆明の世間と世界を透視する5:イジメ問題の解決は、子供同士がお互いの関係を煮詰めていく以外ない。 掲載誌(紙・書)名 自由時間 卷 6 号 4 掲載頁 34-35 区分 インタビュー キーワード いじめ 注記等 聞き手 三上 治
刊行形態 Unknown 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 「知」の流通―「試行」刊行34年・・・現在 区分 講演 キーワード 知/『試行』 注記等 地方・小出版物流通センター20周年記念イベント吉本隆明講演、平成7年2月10日午後2時幕張プリンスホテル
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 心について(下) 掲載誌(紙・書)名 ちくま 号 287 掲載頁 8-13 区分 講演 キーワード 自閉症/乳胎児期/同性愛/心
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 ビートたけし『顔面麻痺』太田出版:消費の中の芸(25) 掲載誌(紙・書)名 Cut 卷 6 号 3 掲載頁 112-113 区分 書評 キーワード ビートたけし/話芸
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 わが「転向」 出版社 文藝春秋 出版地 東京 キーワード 政治社会/転向/日本/東京/都市/超都市 見出し・語録 わが「転向」/日本における革命の可能性/都市から文明の未来をさぐる/時代という現場/あとがき 注記等 初出一覧 わが「転向」 文藝春秋一九九四年一月号 大幅改稿
  日本における革命の可能性 週刊プレイボーイ(集英社)一九九四年十一月一日号〜十一月十五日号 大幅改稿
  都市から文明の未来を探る クレア(文藝春秋) 一九九四年四月号 「東京の本100冊」を改題 大幅改稿
  時代という現場 共同通信社配信 一九九二年十二月〜一九九四年十月 隔月連載
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 哲人・吉本隆明の世間と世界を透視する6:大竹しのぶと松田聖子の「愛の形」について論ずる。 掲載誌(紙・書)名 自由時間 卷 6 号 5 掲載頁 34-35 区分 インタビュー キーワード 松田聖子/神田正輝/大竹しのぶ/明石家さんま/野田秀樹/性的関係/一夫一婦制/結婚 注記等 聞き手 三上 治
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 阪神大震災の骨組:情況との対話 第二十五回 掲載誌(紙・書)名 サンサーラ 卷 6 号 4 掲載頁 119-126 区分 情況論 キーワード 阪神大震災/救済/復興計画/中内功/被災者/予兆現象
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 マルクス―読みかえの方法 編集 松岡祥男 出版社 深夜叢書社 出版地 東京 区分 インタビュー 見出し・語録 わたしの本はすぐに終る
气}ルクス者とキリスト者の対話(1)(聞き手/西荻南教会メンバー)
女性論/人間と幻想および宗教/大衆の原像の諸問題をめぐって、
マルクス者とキリスト者との対話(2)
個体幻想の基軸/〈死〉と〈生誕〉と観念/共同幻想の死滅/対幻想について
〈マルクス〉―読みかえの方法(聞き手/高橋順一)
現在の情況とマルクス/〈アジア的〉ということ/資本主義の変質問題/プロレタリアートとプロ独概念
未来国家のキーワード(聞き手「潮」編集部)
別なガイネンが並存する現代/世界は同次元の問題を抱えている/富や権力は階級からシステムへ/
理想の未来社会のイメージ/コミューン国家の可能性/公共管理は理想ではない/”平和”の積極的
なイメージ/狂いながら多様化する構造/文学、イメージの私小説化傾向/価値観の本来的な位地づけ
〈アジア的〉ということと現在(聞き手/藤井 東)
。社会主義国家体制の崩壊と一般大衆の理念(聞き手/小坂修平)
資本主義の死に立ち会える思想、社会主義国の「敗戦」/資本主義の死に立ち会える思想/
「大衆」の理念/文明史の問題/新しい倫理とその実践へ、ポスト消費社会へ突入した日本
消費資本主義の終焉から贈与価値論へ(聞き手/中田平・石塚雄人)
マルクスが分析しなかった未知の段階、消費資本主義/贈与価値論の形成に向けて/旧ソ連が
もつ近未来への可能性/近代国家という枠組みの終わり/資本主義の高度化が世界を単一化さ
せていく/消費資本主義のもとでの「公害」/「象徴」の概念と天皇制の帰趨/日本語は得体
のしれない言語だ/シンポジウム「フーコーの世紀」/フーコーの圧倒的な印象/『性の歴史』
とエイズの予感/多面的なフーコー/世界思想の条件
「転向」の解体(聞き手/笠井 潔)
転向の概念を壊す/中東湾岸戦争再論/中野重治の「近代性」/二十世紀マルクス主義の崩壊/
必然力をめぐって/不愉快のリアリティー/ヒューマニズムの無効性/国家は考えているほど絶
対的じゃない/東洋の家族概念 あとがき/付録1・全学連主流派のブレーン/付録2・擬制解体期の展望 注記等 装丁 末永隆生
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 哲人・吉本隆明の世間と世界を透視する7:国家が適切な事後処置をとれるかが問われる阪神大震災。 掲載誌(紙・書)名 自由時間 卷 6 号 6 掲載頁 78-79 区分 インタビュー キーワード 阪神大震災/復興計画/国家/自治体/労働組合/企業 注記等 聞き手 三上 治
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 語りの海 吉本隆明(1)幻想としての国家 叢書名 中公文庫 出版社 中央公論社 出版地 東京 区分 講演集 キーワード 家族/親族/共同体/宗教/天皇制/国家/南島論 見出し・語録 沈黙を超えて沍カ想としての国家/共同体論について/国家と宗教のあいだ/
家族・親族・共同体・国家―日本〜南島〜アジア視点からの考察宗教としての天皇制/敗
北の構造。南島の継承祭儀について―〈沖縄〉と〈日本〉の根柢を結ぶもの/南討論―家族・
親族・国家の論理/解題 宮下和夫
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 哲人・吉本隆明の世間と世界を透視する8:「臨死体験」と「死」について考える。 掲載誌(紙・書)名 自由時間 卷 6 号 7 掲載頁 108-109 区分 インタビュー キーワード 臨死体験/瀕死状態/胎児記憶/無意識/宗教/死後 見出し・語録 現実体験としての「臨死体験」/死後の世界と胎児の時代 注記等 聞き手 三上 治
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 公的な表情として:情況との対話 第二十六回 掲載誌(紙・書)名 サンサーラ 卷 6 号 5 掲載頁 76-81 区分 情況論 キーワード 阪神大震災/内閣/自衛隊/救助犬(スイス・フランス)/神戸市長(笹山幸俊)復旧構想
見出し・語録 「強制力とはならない線上で、しかも被災者の実現力の大小にしたがって個々の被災者の
復活を援助すること、これ以外に政府や地方自治体のやることはない。また民間企業体の力量は、いつ
も公共体の力量よりも広く大きいものだ。そしてこの状態が保たれていることが、市民の生活権に直接に
接触する地方自治体や、市民社会を統括する政府の条件なのだ。これを公共体が逸脱したときは、スター
リン・ソフトか社会ファシズムに堕ちてゆくほかないというべきだ。」
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 語りの海 吉本隆明(2)古典とはなにか 叢書名 中公文庫 出版社 中央公論社 出版地 東京 区分 講演集 キーワード 古典/詩/源実朝/太宰治/近松門左衛門/浄瑠璃/劇/小林秀雄/夏目漱石/良寛 見出し・語録 沁高ニ古典/実朝論―詩人の生と死をめぐって/近松論―劇の思想/。小林秀雄と
古典/漱石のなかの良寛/解題 宮下和夫
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 宮崎駿『風の谷のナウシカ』1〜7巻 徳間書店:消費の中の芸(26) 掲載誌(紙・書)名 Cut 卷 6 号 5 掲載頁 112-113 区分 書評 キーワード 宮崎駿『風の谷のナウシカ』
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 哲人・吉本隆明の世間と世界を透視する9:「猥褻」とは何か。 掲載誌(紙・書)名 自由時間 卷 6 号 8 掲載頁 38-39 区分 インタビュー キーワード 猥褻/加納典明/荒木経惟/ヌード写真/エロス/公開性/風俗/サルトル『戦中日記』 見出し・語録 現実の後を追うエロス表現/あいまいな公開性の範囲 注記等 聞き手 三上 治
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 著者 道場六三郎 刊行年 1995 標題 食の原点に還って 掲載誌(紙・書)名 新潮 四月臨時増刊 掲載頁 158-164、181-186 掲載年月日 1995.2.14 区分 対談 キーワード 料理/『料理の鉄人』/献立/お金/ソース 見出し・語録 現役の達人とは/口は禍?/懐石料理の限界/金談義/わが家のソース/子供の頃の味の記憶/手加減の力
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 なぜ、猫とつきあうのか 出版社 ミッドナイト・プレス 出版地 東京 区分 インタビュー キーワード 猫 見出し・語録 1なぜおまえは猫が好きなんだ、というふうに言われたら、存外こっちのひとりよがりで・・・ 猫の家出―猫のイメージ―猫の死、人間の死 2人間なんかになれているようなふりしているけれど、絶対になれていないところがありますからね。 猫探し―猫ブーム―猫の予感 3種族としての猫というのは、犬に比べたら、横に生活している気がするんです。 猫の「なれ」―猫の聴覚―再び、猫の「なれ」 4猫のほうはなにかやっぱり受け身のわからなさみたいなのがたくさんあってね。 猫と擬人化―猫のわからなさ―孤独の自由度 猫の部分 注記等 装画 ハルノ宵子 装丁者 山本かずこ
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 サリン事件考:情況との対話 第二十七回 掲載誌(紙・書)名 サンサーラ 卷 6 号 6 掲載頁 120-126 区分 情況論 キーワード 松本サリン事件/風評(うわさ)/地下鉄サリン事件/オウム真理教犯行説・
嫌疑・疑惑・断定/報道関係知識人・予断・偏見/麻原彰晃 見出し・語録 「わたしたちは現在、飢餓からやっと離脱できそうになった社会を獲得したかわ
りに、精神の飢えを手易く衝かれて、情報の病気を途方もなく伝染させられる無防備な、お寒い
心身の状態で、この社会を通り過ぎようとしていることになっているのだ。」
「わたしは自民党と社会党が差異を失って浮遊しながら国政権を掌握している現在の政治社会
状態と、サリンによる無差別殺傷が犯罪として出現してきたことと、大手の新聞やテレビ報道
機関が無差別に法的確定の以前の段階で特定の個人や集団を犯罪者として葬ろうとする出鱈目
な言説をふりまいていることとは、絶対に関係あるところに、現在の情況は突入しているとお
もっている。この浮遊する社会現象のなかに、わたし(たち)はわたし(たち)の理念を確定
すべき課題を背負っている。誤ることは恐れるべきでないし、誤らないことを自慢したりすべ
きでない。ただ無辜の民衆の殺傷はあまりにも悲しくどんな立場でも許されるべきではない。
自衛隊合憲と公言して戦乱の外地に、成員たちを派遣するのだっておなじことだ。」
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 哲人・吉本隆明の世間と世界を透視する10:「不戦決議」をめぐって;戦争責任を問う場所はどこにあるか。 掲載誌(紙・書)名 自由時間 卷 6 号 9 掲載頁 34-35 区分 インタビュー キーワード 戦争責任/終戦50周年/ハイデッガー/補償問題/竹内好/シモーヌ・ヴェイユ/国家を開く 見出し・語録 政府の責任で補償を/最終的な戦争責任の解決は? 注記等 聞き手 三上 治
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 語りの海 吉本隆明(3)新版・言葉という思想 叢書名 中公文庫 出版地 東京 区分 講演集 キーワード 言葉/幻想 見出し・語録 幻想論の根柢―言葉という思想/泅gとしての聖書/良寛詩の思想/シモーヌ・
ヴェーユの意味/芥川・堀・立原の話/ホーフマンサタールの視線/。詩的喩の起源について/
言葉の根源について/枕詞の話(ある枕詞の話/枕詞の空間)/あとがき/解題 宮下和夫
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 哲人・吉本隆明の世間と世界を透視する11:「オウム真理教」について考える。 掲載誌(紙・書)名 自由時間 卷 6 号 10 掲載頁 94-95 区分 インタビュー キーワード オウム真理教/ヨガ/麻原彰晃『生死を超える』/新宗教/社会的不適合/
身体感覚/第三次産業公害病/心身相関領域/家族/親鸞/閉塞集団・組織/陰謀史観 見出し・語録 家族を超えるのが宗教の本質。/閉じられた集団内の思考形態。 注記等 聞き手 三上 治
刊行形態 Journal Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 情況への発言(氈j―徒党的発言への批判― 掲載誌(紙・書)名 試行 号 73 掲載頁 2-13 区分 情況論
刊行形態 Journal Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 情況への発言()―東北語と西南語の脱音現象について― 掲載誌(紙・書)名 試行 号 73 掲載頁 14-21 区分 旧日本語論
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 某日、吉本隆明氏に三つのことを尋ねる―阪神大震災、いじめ、大江健三郎・・・ 掲載誌(紙・書)名 midnight press 出版地 東京 掲載頁 12-21 掲載年月日 1995.5.25 区分 インタビュー キーワード 阪神大震災/いじめ/大江健三郎 注記等 1995.2.7
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 哲人・吉本隆明の世間と世界を透視する12:「超円高」の本質は何処にあるか? 掲載誌(紙・書)名 自由時間 卷 6 号 11 掲載頁 34-35 区分 インタビュー キーワード 円高/為替相場/世界経済/価格破壊/消費社会 見出し・語録 「超円高」への対処の方法。/消費重点社会への移行を。 注記等 聞き手 三上 治
刊行形態 Journal Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 心的現象論―了解論― 掲載誌(紙・書)名 試行 号 73 掲載頁 174-183 区分 心的現象論 キーワード 民族語/おもろさうし 見出し・語録 民族語の原了解(1)〜(3)
刊行形態 Journal Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 オウム評価の原点:情況との対話 第二十八回 掲載誌(紙・書)名 サンサーラ 卷 6 号 7 掲載頁 74-81 区分 情況論 キーワード オウム心理教/麻原彰晃/サリン事件/ 見出し・語録 「何度でもはっきりさせなくてはならないが、わたし(たち)が許しがたいと
おもって関心をもっているのは、どんな者たちによってなされても(もちろん国家=政府に
よってなされても)サリンを発生させることで無辜の民衆を無差別に殺傷した行為と、その
サリン行為に含まれた殺傷次元の高度化(たとえばふつうの爆弾と原子爆弾の相違のような)
ということだけなのだ。警察もオウム真理教も法の前に平等にさらされなくてはならない。
この意味では村山社会党首班内閣が、さきに自衛隊合憲と宣明し、こんどは罪にもならぬ
行為を別件逮捕の口実にして大量のオウム真理教の信者を拘置処分にしたこと、いいかえ
れば歴代内閣中もっとも反動的政治行為を演ずる破目になっていることを、興味ぶかく、
注目すべきこととかんがえている。もっとも瞑想的で平穏なはずのヨーガ集団が無差別
殺人に結びつけられ、もっとも進歩的で左翼的と思われた政党の首班政府が、もっとも
反動的な政治行為に結びつけられる。そこにこそえぐりだすべき現在があるのだ。」
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 著者 加藤典洋 著者 竹田青嗣 著者 橋爪大三郎 刊行年 1995 標題 半世紀後の憲法 掲載誌(紙・書)名 思想の科学 号 30 掲載頁 42-71 掲載年月日 1995.7 区分 座談会 キーワード 憲法 見出し・語録 本質的言語で読む/戦争をなくすには/憲法の言葉 注記 「吉本隆明資料集27」に収録。
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 哲人・吉本隆明の世間と世界を透視する13:再び「オウム真理教」について。 掲載誌(紙・書)名 自由時間 卷 6 号 12 掲載頁 34-35 区分 インタビュー キーワード オウム真理教/麻原彰晃/地下鉄サリン事件/ハルマゲドン/最終戦争/『日出づる国、
災い近し』/『亡国日本の悲しみ』/ニルバーナ・ニヒリズム/西行/出家/イエスの方舟 見出し・語録 生も死も等価というニヒリズム。/宗教的思考法と終末観。/純粋宗教の成立の基盤は? 注記等 聞き手 三上 治
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 麻原彰晃『亡国日本の悲しみ』『日出づる国、災い近し』オウム出版:消費のなかの芸(27) 掲載誌(紙・書)名 Cut 卷 6 号 6 掲載頁 112-113 区分 書評 キーワード オウム真理教/麻原彰晃
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 著者 梅原 猛 著者 中沢新一 刊行年 1995 標題 日本人は思想したか 出版社 新潮社 出版地 東京 区分 鼎談 キーワード 日本人/思想/和歌/歌物語/宗教/近代/現代 見出し・語録 1日本人の思想の土台 「日本思想」という言葉の意味/へーゲル的な国家観への抵抗/アイヌ・沖縄・本土を繋ぐもの/
近代主義の限界点/技術の本質と自然/この世とあの世から見る目/日本語という遺伝子 2日本人の「思想」の形成 ギリシャ思想と日本思想のはじまり/行基の重要な役割/「天つ罪」と「国つ罪」/「十七条憲法」
の背景/「山の仏教」の精神/国家も文字もつくらない文化/稲作は城壁をつくる思想に似合わない/
本居宣長の国学について/古代の怨霊を見失った近世合理主義/ 3歌と物語による「思想」 和歌の発生について/「古事記」は歌物語/国家神話のつくり方/ファルス『竹取物語』/非政治的文学はいつ
成立したか/「源氏物語」の四季感が桂離宮の美学/「幽玄」の持続と解体/「今昔物語」以降のアモルフな世界 4地下水脈からの日本宗教 「毛坊主の系譜/親鸞は聖徳太子の生まれ変わりか/死んで甦る「思想」の展開/法然のデカルト的思考/多神教と
一神教の起源/縄文的な宗教心と踊りや芸能/正当派仏教と日本思想としての仏教の臨界点/怨霊鎮魂も日本人の宗教 5「近代の超克」から「現代の超克」へ 京都学派による哲学の誕生/「近代の超克」の影響力自己愛と分裂性パラノイア/人間中心主義の限界/
柳田・折口の対立/超近代小説の可能性/危ないところで生きる 終りにひと言 吉本隆明/鼎談の楽しさ 梅原 猛/とりあえず、ここまで 中沢新一 注記等 装画 加藤郁子/装幀 新潮社装幀室/脚注作成 大日向公男
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 著者 J.ボードリヤール 刊行年 1995 標題 世紀末を語る:あるいは消費社会の行方について 出版社 紀伊國屋書店 出版地 東京 編集 塚原 史 区分 講演、対論 キーワード 消費資本主義社会/権力/大衆/リコール権/レーニン/憲法第九条/死/親鸞/消費社会/死後 見出し・語録 消費が問いかけるもの(吉本隆明講演) 消費資本主義社会とは/潜在的な権力は大衆の手に/リコール権を明文化する/レーニンができなかったこと/
憲法第九条/日本の社会の特徴/「死」にいたる三つの条件/「死後」の社会をイメージする/消費が今の社会
を解く鍵/好景気と不況をはかるものさし/親鸞の「死」の見方/「死」の場所から見えるもの 対論(ボードリヤール×吉本隆明) 消費社会の〈死〉と「死後の世界」/経済的リコール権の行使/日本の〈特異性〉をめぐって/会場からの質問に答えて 対論(続き)(ボードリヤール×吉本隆明) ポスト冷戦の世界認識/イスラム原理主義をめぐって/消費者の抵抗/ユートピアの喪失と知識人の役割/
過剰の時代の倫理と理念/雑談風に
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 哲人・吉本隆明の世間と世界を透視する14:青島都知事と世界都市博中止。 掲載誌(紙・書)名 自由時間 卷 6 号 13 掲載頁 34-35 区分 インタビュー キーワード 青島幸男/東京都知事/西部邁/都市博/選挙運動/栗本慎一郎/舛添要一 見出し・語録 都市博はやったほうがよい/青島的選挙は今後の流れか?/軽さのなかにある説得力 注記等 聞き手 三上 治
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 『ほんたうの神様』と『科学』 掲載誌(紙・書)名 文藝 卷 34 号 3 掲載頁 64-74 区分 インタビュー キーワード 宮沢賢治/日蓮宗/オウム真理教/科学的認識/嫉妬願望/文学/宗教 見出し・語録 科学と宗教は一致するか?/「ほんたうのほんたう」/鋼色の黒ずんだような青さ/
擬音語と「母」のかかわり/危ない主題への接近 注記等 聞き手・守中高明
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 都市博中止は是か非か:情況との対話 第二十九回 掲載誌(紙・書)名 サンサーラ 卷 6 号 8 掲載頁 124-129 区分 情況論 キーワード 東京都知事選挙/青島幸男/横山ノック/大衆への叡知/世界都市博覧会/市民主義運動
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 哲人・吉本隆明の世間と世界を透視する15:オウム報道と「テレビ・メディア」 掲載誌(紙・書)名 自由時間 卷 6 号 14 掲載頁 34-35 区分 インタビュー キーワード オウム真理教とサリン事件報道番組/テレビ/マスコミ的価値観 見出し・語録 奇妙な価値観の形成/情報の病理的過剰時代 注記等 聞き手 三上 治
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 親鸞復興 出版社 春秋社 出版地 東京 区分 講演 キーワード 親鸞/新新宗教 見出し・語録 まえがき(1)現在の親鸞:現代に生きる課題/宗教思想家の親鸞:時間に耐えられる思想/
〈死〉の専門家の親鸞:生と死を越境する場所/大拙の親鸞:「日本的霊性」をめぐって/
蓮如の親鸞(抄):親鸞思想の通俗化(2)新新宗教は明日を生き延びられるか:幸福の科学、統一教会、
オウム真理教/『原理講論』の世界/『生死を超える』は面白い/補記・引用原文/あとがき/初出メモ
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 哲人・吉本隆明の世間と世界を透視する16:産業構造の変化と経営者―ドラッカー、中内功、堤清二 掲載誌(紙・書)名 自由時間 卷 6 号 15 掲載頁 34-35 区分 インタビュー キーワード 企業家/産業の空洞化/円高ドル安/佐川急便/リクルート/経団連/第三次産業 見出し・語録 時代により変わる経営者像/社員優遇で消費の活性化を 注記等 聞き手 三上 治
刊行形態 Unknown 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 文学の戦後と現在―〈三島由紀夫〉〈村上龍・村上春樹〉をめぐって 区分 講演 キーワード 文学/戦後/三島由紀夫/村上龍/村上春樹 注記等 未見。一九九五年近代文学館・夏の文学教室「戦後50年の文学」における講演。7月24日午後1時
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 著者 辺見 庸 刊行年 1995 標題 毛沢東が好きになった!―『毛沢東の私生活』をめぐって 掲載誌(紙・書)名 本の話 区分 対談 キーワード 毛沢東 注記等 未見。文藝春秋PR誌7月創刊号所収。
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 廣松渉の国家論・唯物史観 掲載誌(紙・書)名 情況 卷 6 号 7 掲載頁 6-15 掲載年月日 1995.6.4 区分 講演 キーワード 廣松渉/国家論/共同主観性/唯物論/システム
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 言葉からの触手 叢書名 河出文庫 出版社 河出書房新社 出版地 東京 区分 断片集 キーワード 生命/現在/境界 見出し・語録 1気付き 概念 生命/2筆記 凝視 病態/3言語 食物 摂取/
4書物 倒像 不在/5思い違い 二極化 逃避/6言葉 曲率 自由/7超概念
  視線 像/8思考 身体 死/9力 流れ 線分/10抽象 媒介 解体/
11考える 読む 現在する/12噂する 触れる 左翼する/13映像 現実 遊び/
14意味 像 運命/15権力 極 層/16指導 従属 不関[イナートネス]/
あとがき/解説 吉本ばなな 注記等 巻末注記(本書は一九八九年六月、河出書房新社より単行本として刊行されました 初出▽「文藝」一九八五年一〇月号〜八九年春季号)
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 哲人・吉本隆明の世間と世界を透視する17:親鸞と蓮如:いまこそ「親鸞復興」を。 掲載誌(紙・書)名 自由時間 卷 6 号 16 掲載頁 34-35 区分 インタビュー キーワード 蓮如/親鸞/オウム真理教/宗教 見出し・語録 相反する親鸞と蓮如/人間にとって宗教は必要か 注記等 聞き手 三上 治
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 瀬名秀明『パラサイト・イヴ』角川書店:消費のなかの芸(28) 掲載誌(紙・書)名 Cut 卷 6 号 8 掲載頁 112-113 区分 書評 キーワード 瀬名秀明『パラサイト・イヴ』
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第一部=『試行』創刊前後(1)六十年安保闘争の後の孤立のなかで 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 1-2 掲載年月日 1995.8.18 区分 インタビュー キーワード 『試行』/谷川雁/村上一郎 見出し・語録 創刊から同人解散へ/資金繰りや発行所のことなど/運動としての終末点/やめ時のいいきっかけがあれば 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第一部=『試行』創刊前後(2)三島事件と村上一郎さん 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1995.8.28 区分 インタビュー キーワード 三島由起夫事件 見出し・語録 政治運動から離れて/極限まで思い詰める 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第一部=『試行』創刊前後(3)六十年安保闘争とは何か 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1995.9.1 区分 インタビュー キーワード 六十年安保闘争/独立左翼/清水幾太郎/国軍/独占資本/マルクス主義/丸山真男/中ソ論争 見出し・語録 初の独立左翼の運動/進歩的知識人への批判/現在にまで続く問題 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Unknown 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 〈岡井隆歌集『神の仕事場』を読む会〉における講演 掲載年月日 1995.6 区分 講演 キーワード 岡井隆/『神の仕事場』 注記等  未見。「六月の末に〈岡井隆歌集『神の仕事場』を読む会〉という集まりがあった。
吉本隆明氏の講演、辻井喬氏と岡井氏の対談、篠弘氏・森岡貞香氏・永田和宏氏など六人によ
る座談会という豪華で少し欲張りな企画である。対象が岡井歌集であるのは版元の企画だから。
私は司会兼任の発言者という役回りで座談会に加わった。」
(三枝昂之 岡井表現めぐる激論収穫「産経新聞」95.07.09 朝刊 20頁)
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第一部=『試行』創刊前後(4)日本資本主義の成熟のなかで 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1995.9.8 区分 インタビュー キーワード 三浦つとむ/『言語にとって美とは何か』/マルクス主義/丸山真男 見出し・語録 マルクス主義の理解/ナショナリズムの表出 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 票の構図:情況との対話 第三十回 掲載誌(紙・書)名 サンサーラ 卷 6 号 9 掲載頁 120-125 区分 情況論 キーワード 社会党/阪神大震災/サリンーオウム事件 見出し・語録 「阪神大震災は政府、官庁、第二次産業体の対応の鈍重さと色褪せた頼りなさを
一挙に露呈させてしまった。機敏な復興の方向性をはっきりと示したのは中内功のスーパー・
ダイエーに象徴される第三次産業体の動きと、民間の自発的な相互扶助活動や個々の復興意欲
だけだといってよかった。わたしは阪神地区の復興が現実の姿と輪郭をはっきりさせたとき、
ドラッカーのいうところに近く、第三次産業の圧倒的な優位と市民の消費生活の豊饒さを軸に
して日本の社会の産業経済の方向性の先駆的な形をつくってゆくだろうとかんがえてきた。
それができなければ、不況経済の波浪のなかであっぷあっぷしながら、復興は思うようになら
ず、結局は被災市民が個々にじぶんたちの蓄財と借財をもとに苦しい恢復の路を歩むことにな
るほかない。」
「宗教的な〈信〉も知識的な〈理念〉も、かならず現実の社会を超出する部分をもっている。
その意味では法が定める善悪とか罪と罰とかは、宗教や理念が現実の社会を超出した部分を
裁くことはできない。法が決定権をもつ善悪の基準が裁けるのは、現実の市民社会における
挙動だけであって、宗教も理念もかならず法では裁けない思想の部分をもっている。村山政
やマス・コミは法的犯罪者(集団)ときめつけることで、サリン無差別殺傷とオウム真理教
のかかわる事件を、片づけられるようにかんがえているが、それは大いなる錯覚だというほかない。」
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 哲人・吉本隆明の世間と世界を透視する18:文学の現在;「現実」の前に色あせる文学。 掲載誌(紙・書)名 自由時間 卷 6 号 17 掲載頁 94-95 区分 インタビュー キーワード 文学/現実/風俗/小説/小川洋子/村上春樹/村上龍/小川国夫『悲しみの港』/
岡崎京子/高橋源一郎/田中康夫/新井満 見出し・語録 風俗をどうとらえるか。/解体した文学者の成り立つ「場」。 注記等 聞き手 三上 治
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 フランス・中国の核実験をめぐって:情況との対話 第三十一回 掲載誌(紙・書)名 サンサーラ 卷 6 号 10 掲載頁 120-125 区分 情況論 キーワード フランス/中国/核実験
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 著者 弓山達也 刊行年 1995 標題 【宗教・こころ】吉本隆明氏に聞く(1)弓山達也氏と対談 掲載誌(紙・書)名 産経新聞 夕刊 出版地 東京 掲載頁 9 掲載年月日 95.09.05 区分 インタビュー キーワード オウム真理教事件/麻原彰晃/ヨガ 見出し・語録 「僕は思想家麻原を評価する根拠が一点あるんです。それは『生死を超える』
という本の前半部で、麻原さんが修行の過程と段階とをとても実感的に説いていて、はっき
り体験的に表現している点です。仏教系の経典とか本とかで、日本の奈良朝までの修行僧が、
何をやっていたのかは『生死を超える』を読むと、ああこういうことをやっていたんだ、と
いうことが全部言われてしまっています。僕は『生死を超える』という本は『チベットの死
者の書』や仏教の修行の仕方を説いた本の系譜からいえば、相当重要な地位を占めると思っ
ています。あそこまで言ってしまったら、仏教の修行の秘密や秘密めかしたところが何もな
くなってしまいます。つまり、相当な人でないとここまでやれないよ、と思うのです。やっ
ぱり相当な思想家だと思います。だけど、本当はまだ不明なところがたくさんあるわけです」
「裁判の過程の中でもなんでもいいんですけれど、麻原という人が『自分たちは市民社会の
善悪の基準、法的善悪の基準からすれば、確かに悪いことをしていることになる。市民社会
的な倫理から弾劾され、法で罰せられることは仕方のないことだ。しかし、われわれの持っ
ている宗教的世界観からすれば、それはこういう位置づけができて、こうなんだ』と、はっ
きり表明するということをやれば、不明な部分が分かってくるような気がするんです。それ
をやってくれないと、分からない。麻原さんが世界観を話さない次元で、オウム真理教のやっ
たことを弾劾したり、否定したり、これは犯罪者集団であり、異常者、殺人集団であるから
ダメだと言いたて、決めつけたって、オウム真理教、あるいは宗教一般の持っている超越的
な(現世の倫理を超えた)部分を否定することにならないと思います」
「ですから、僕の中では、一般市民として大衆の原像を繰り込んでいこうという考え方の自
分は、オウムの犯罪を根底的に否定します。特にサリンによる無差別殺りく、無関係な人の
殺りくというのは、まったく肯定すべき余地がない。まったく否定します。大衆の原像とい
うのを考える限りは、そうなるわけです。ところが、僕の中で、否定だけで終わるかといっ
たら、そうではないです。本来、超越的な性格を持っている宗教の問題、理念の問題、思想
の問題が僕の中にあります。その問題を僕が重点にすれば、『麻原彰晃、つまりオウム真理
教というのは、そんなに否定すべき殺人集団ではないよ。この人は宗教家としては現存する
世界では有数の人だよ』という評価になると思います。そうすると、僕の中で二重性をはっ
きりさせなくてはいけないでしょう。なぜ、お前の中に二重性ができたのか、分離してきた
のかをですね。二重性の解決が、僕にとって、オウム真理教事件の一番の課題なんです」
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 著者 弓山達也 刊行年 1995 標題 【宗教・こころ】吉本隆明氏に聞く(2)オウムに“親鸞的”造悪論 掲載誌(紙・書)名 産経新聞 夕刊 出版地 東京 掲載頁 9 掲載年月日 95.09.07 区分 インタビュー キーワード オウム真理教事件/麻原彰晃/親鸞/造悪論 見出し・語録 「親鸞が『自然法爾章(じねんほうにしょう)』の中で漏らしている本音です
けれど、仏教の中には危険な要素があります。造悪論も仕方がないんだと言わざるをえない
ところがあるんです。僕はオウム真理教のやったこと、やらせたことは、親鸞流に言えば、
造悪論の中に入ると思います。それで、僕の願望では『麻原、あいつは極悪深重できっと往
生しやすいよ』と言いたいわけです。言えるようになりたいわけです。けれども、僕の器量
が小さくて言えないわけですよ。ただ自分の中に二重性の矛盾としてその問題があります。
それは自分のダメさかげんでもあり、どうしても二重性になってしまうのです」
「そうです。だから麻原氏だって、ある意味で自分なりに解こうとしたし、解いたと思った
と思うんです。だけど、それはちょっと違うよ、ということになると思うし、僕らも、それ
はこうなんだとはいえない。けれども、今の市民社会の倫理は狭くて絶対の正義とはいえな
い。もう少し普遍化できるんじゃないかな、と思います。僕は、それを見つけたいんだ、探
したいんだという願望を持ちますね。そういう願望が遂げられるときに、自分の中にある二
重性みたいな矛盾が解けるんだと思います。今のところは、そんなはっきりしたものがない
ですから、自分の中にやっぱり矛盾を抱えこんでいます。市民社会の倫理として、その社会
の一員としての自分を否定する以外にない一方、思想として市民社会のあり方を超えたい自
分があります。何か超えようとするものがあります。そういう自分がありますから、どうし
ても二重性を抱えこんでしまうんです」
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 著者 弓山達也 刊行年 1995 標題 【宗教・こころ】吉本隆明氏に聞く(3)家族解体の時代 掲載誌(紙・書)名 産経新聞 夕刊 出版地 東京 掲載頁 7 掲載年月日 95.09.11 区分 インタビュー キーワード オウム真理教事件/新宗教/麻原彰晃/家族 見出し・語録 「僕は一般論として、どんな宗教も家族を超えるということは特質だと思います。
現在は高度な消費社会になって、ますます家族の解体と宗教につながりがあるに違いないと思え
ます。それは何なのか考えてみますと、実感からはとても簡単です。たとえば、自分の子供が、
ある宗教集団に入りたいと言ったら、『僕には止める力はない、止めるだけの魅力はないな』と
思えるのです。なぜなら、親として子供の世代に対して、教えるべき理念が何もなくなり、持て
なくなってしまっているからです。家庭のほうがいいという根拠もないし、根拠を親の世代とし
て示すことができなくなっている段階なのです」
「新たな共同性は出てくると思います。さしあたって、家族の組み方を開く、すなわち緩くする
以外にないんじゃないでしょうか。もっと言えば、疑似宗教的な家族形態をとれば、家族が成立
するような気がします。父権や父性、母権や母性をいっさい発揮しないのです。父親や母親が、
父権や母権を発揮しなければ、さしあたって疑似家族的宗教の引力に抗することができるんじゃ
ないかと思います。そうでなければ、もう家族はまるっきり解体です。必然的に、男は男、女は
女で個々別々に住んで、性についてだけ、いっしょに会うやり方になっていく以外にないんじゃ
ないでしょうか。疑似宗教的であって、宗教ではないという家族の形態を取る以外にないと思います」
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 著者 弓山達也 刊行年 1995 標題 【宗教・こころ】吉本隆明氏に聞く(4)死を説くオウムに魅かれた若者たち 掲載誌(紙・書)名 産経新聞 夕刊 出版地 東京 掲載頁 9 掲載年月日 95.09.12 区分 インタビュー キーワード オウム真理教事件/オウム信者/臨死体験/死 見出し・語録 「社会的に敷延(ふえん)すれば、いろんなことがあるわけで、こういうふうに
高度な社会になって来ると、何が真なのか全くわからなく、見当がつかなくなっています。僕
らの時代には社会学的次元とか、政治学的次元とかの障壁を設ければ、そこで、死の問題や社
会的事件の問題など、いろんな考え方の判断ができるという状況がまだありました。けれども、
今は障壁がなくて、直にあらゆる問題が自分の身体のところに切実に引っ掛かってきます。
だから、自分の身体が最後の障壁となるところまで、だいたい行ってしまうんじゃないでしょ
うか。身体の好調、不調で受け止めるより、仕様が無くなってしまっていることが、身体の不
調の極限への関心、死への関心を深くしていると思います」
「そうでしょうね。そうだと思います。しかし、僕の死に関する考えは若干違います。僕は死
は突き詰めれば、突き詰められるはずだ、と思っています。僕らが死や臨終だと言っているも
のは、一点であるかのように言っているけれども、本当に厳密に言ったらそうじゃないと思い
ます。親鸞なんかは、歴然と“あの世”とは言っていないんです。あの世とこの世の中間のと
ころ、生と死の間のところにある、あるひとつの場所が死なんだ、と親鸞は言っているのです。
そこからこっちへ帰ってくると、つまり、もし人間が、その視線を作れるとなると、今までこ
ちらから、つまり、死のほうに向かってだけしか見えなかった事件とか事物が、違うようにみ
えるぜ、と言っていると思います。僕もやはり、それに近いことを言いたいわけです。人の死
を観察して死を思いはかるのではなく、身体的死をきちんと詰めれば、死とはこうだ、といえ
るようになると思います。しかし、なぜ、僕が死に関心を持つかといわれれば、きっと、若い
人たちと同じだし、オウム真理教みたいなものがはやってしまう根拠とも同じだと思います。
なかなかちゃんとした解決がないから、死を超えようと主張する新新宗教が一つの解決策とし
て、提起されるんじゃないでしょうか。そういう意味で、僕は麻原さんをとても重く評価しま
す。人が考えているよりも、あの人はそんなにちゃちなものじゃないぜ、負けられないぜ、と思うのです」 注記等  「吉本隆明氏のインタビューは八月二十一日、東京・本駒込の吉本氏宅で約四時間に
わたって行われた。内容はすべてを紹介できなかったが、皇国少年だったころや六〇年安保闘
争の思い出から今年の阪神大震災までおよび、吉本氏がオウム真理教事件を契機に戦後五〇年、
そして自身を語るという内容になった。そのなかで、今回のインタビューの一番の目的は吉本
氏がなぜ麻原彰晃をここまで高く評価するのか、その真意を問うことであった。
 「麻原さんを重く評価する」という吉本氏の主張は、多分世人には納得いくものではなく、
否、それ以上に大きな反発を招いたことも想像に難くない。この「重く評価」の「重く」には、
価値相対主義のニヒリズムを克服して、新たな文化創造を目指したとされる麻原を評価する一
方で、社会に対して牙(きば)をむいた犯罪性を厳しく弾劾せざるをえないという二重性をは
らんでいた。この二重性に引き裂かれているのが今の吉本氏の状況であり、また既成の社会の
抜本的な変革を目指そうとするときに必然的におきる大きな矛盾でもあるのだ。
 紙面には載せられなかったが、吉本氏は麻原を認める一方で、こんな程度ではまだまだこの
社会は突き崩せやしないと語った。そして吉本氏自身、麻原に思想的に打ち克(か)ち、別の
やり方で新たな価値を築いていく自負をも示していた。それがインタビュー最後の「負けられ
ないぜ」の一言に込められていたのである。」
(【宗教・こころ】吉本隆明氏の麻原被告評価 弓山氏が寄稿 95.09.13 産経新聞 夕刊 )
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 解説 掲載誌(紙・書)名 哺育器の中の大人:精神分析講義 出版社 文藝春秋 出版地 東京 掲載頁 297-302 区分 解説 キーワード 岸田秀/心理学
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 著者 芹沢俊介 刊行年 1995 標題 消費資本主義と日本の政治 掲載誌(紙・書)名 諸君 卷 27 号 9 掲載頁 26-36 区分 インタビュー キーワード 阪神大震災/オウム真理教/松本・地下鉄サリン事件/青島・ノック現象/消費資本主義/
世界都市博/麻原彰晃/法然/親鸞/悪人正機説/価値観/ボランティア/自衛隊/転向/段階 見出し・語録 ”すっ飛ばされた”小沢一郎/市民無視の「市民主義」を排す/震災とオウムが問いかけるもの/
ボランティア部隊としての自衛隊/抗しがたい「力」/産業経済学の時代
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 哲人・吉本隆明の世間と世界を透視する19:モンスター野茂の秘密 掲載誌(紙・書)名 自由時間 卷 6 号 18 掲載頁 34-35 区分 インタビュー キーワード 野茂/落合/イチロー/王/長嶋/大江健三郎 見出し・語録 野茂とイチローの軽み/自由度の違い/大リーグという場の力/文学の国際性とは 注記等 聞き手 三上 治
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第一部=『試行』創刊前後(5)ナショナリズムの認識の問題 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1995.9.15 区分 インタビュー キーワード ナショナリズム/国家論/天皇制/リコール/政府 見出し・語録 国家の理解を変える/明瞭にすべき問題 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第一部=『試行』創刊前後(6)対幻想という概念の発生 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1995.9.22 区分 インタビュー キーワード 共同幻想/大衆の原像/自己幻想/対幻想 見出し・語録 普遍的な問題として/「政治と文学」論争から 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第一部=『試行』創刊前後(7)政治過程のリアリズム 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 3 掲載年月日 1995.9.29 区分 インタビュー キーワード 花田清輝/平野謙/芸術理論/大衆/インテリゲンチャ 見出し・語録 安保闘争が与えた影響/理念と実践の関係 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 私の野茂英雄論 掲載誌(紙・書)名 正論 号 279 掲載頁 64-75 キーワード 野茂英雄/大リーグ/投手/ドジャース 見出し・語録 変則投法とパチンコ技術論/落合「野茂評価」の見識/選手の心理状態がチーム
に感染する野球/はじめの懸命さ/集注力の持続と野茂の工夫/日本のプロ野球の息苦しさ/
野茂とイチローの軽快感/スポーツ紙一面を競う「オウム」と「野茂』の位相
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第一部=『試行』創刊前後(8)大衆の原像に近づくために 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1995.10.6 区分 インタビュー キーワード 大衆/上山春平/橋川文三/桶谷秀昭/梅原猛/廣松渉 見出し・語録 うんざりした経験/日本浪漫派への検討 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 哲人・吉本隆明の世間と世界を透視する20:棄権はもっと増えればいい 掲載誌(紙・書)名 自由時間 卷 6 号 19 掲載頁 34-35 区分 インタビュー キーワード 棄権/投票率/選挙/日本社会党/第三次産業/労働組合/阪神大震災/オウム・サリン事件/リコール権 見出し・語録 色あせた選挙・色あせた政党/社会党の漫画的展開/おっかないことになっている/昔とった杵柄の危うさ 注記等 聞き手 三上 治
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 産経新聞は間違っている:情況との対話 第三十二回 掲載誌(紙・書)名 サンサーラ 卷 6 号 11 掲載頁 120-125 区分 情況論 キーワード オウム・サリン事件/宗教法人法/市民主義/無差別な殺傷/麻原彰晃/敵対勢力の殺傷/連合赤軍事件 見出し・語録 「宗教はすべて迷妄だといいたいところがわたしにはあるが、じつは迷妄な個所は、
理念としてあらわれている。また理念は政治的であれ社会的であれ迷妄だといいたいところだが、
理念の迷妄は個人としても集団としても宗教としてあらわれている。これが世界の現在の思想的
本質であるかぎり、わたしたちは宗教の存在も理念の存在も認めるほかないとおもう。このこと
はどんな判断力をつかっても、現実の市民社会の倫理やそのうえに宗教と地続きに存在している
国家の倫理性を、どこかで超えてしまう超越性をもつことを意味している。この超越性は宗教に
固有な言葉や境地であらわすこともできるし、また理念に内在する言葉や制度概念であらわすこ
ともできるだろう。だが宗教にも理念にも頼るまいとすれば、さしあたって倫理(善悪)であら
わすほかないようにおもえる。するとこの超越性は何らかの意味と度合いで、市民社会に流布し
ている善悪の基準を超えて拡大されなければならないことは疑うべくもない。それを確かな意味
と度合いで示すことができないとしても、いま市民社会に通用している善悪の範囲や規模を拡大
するものとなるのは確かだとおもえる。宗教も理念もこの意味でいつも、不定な部分で危険をは
らんでいるといえる。だが、危険をはらんでいない宗教や理念は意味を超越性としてもたないか
ら、国家を至上物とする宗教性に吸収されるほかない。」
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 著者 脇地 炯 刊行年 1995 標題 吉本隆明―大衆の原像 掲載誌(紙・書)名 違和という自然 出版社 思潮社 出版地 東京 掲載頁 18-38 区分 インタビュー キーワード 大衆/価値概念 注記等 (一九九四年八月二十二日、於・山の上ホテル)
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第一部=『試行』創刊前後(9)農業問題における柳田国男 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1995.10.13 区分 インタビュー キーワード 柳田国男/農業問題 見出し・語録 南方と北方の類似性/南島論と対立する議論 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第二部=文学理論をめぐって(10)戦後文学をどう捉えるか 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1995.10.20 区分 インタビュー キーワード 戦後文学/『近代文学』 見出し・語録 戦争中の日本文学/戦犯リストに不服 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・内田隆三
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 哲人・吉本隆明の世間と世界を透視する21:核武装の論理からの脱走 掲載誌(紙・書)名 自由時間 卷 6 号 20 掲載頁 56-57 区分 インタビュー キーワード 核実験/核拡散防止条約/反核運動/自然保護 見出し・語録 政府に反対の根拠なし。/「さきがけ」的な反対。/核の傘そのものに入るな。/「環境保護」という妄想。 注記等 聞き手 三上 治
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第二部=文学理論をめぐって(11)『近代文学』派への違和感 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 3 掲載年月日 1995.10.27 区分 インタビュー キーワード 平野謙/野間宏/埴谷雄高/武田泰淳/大西巨人/政治と文学 見出し・語録 かってない新しい文体/主題主義的な文学作品 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・内田隆三
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 日本的なものとはなにか 掲載誌(紙・書)名 ビオス 号 1 掲載頁 168-182 区分 講演 キーワード 日本語/折口信夫『日琉同族論』/逆語序/古代歌謡/オーストロネシア語/モイス・
レナール『ドカモ』/内臓語/自然語/メタファー/インド=ヨーロッパ語 注記等 (これは、国際日本文化研究センターが一九九三年十月十六日に京都で催した、〈第七回国際研究集会
「日本文化と宗教」―宗教と世俗化」〉に際して行われた公開講演会における講演速記録に加筆したものである。)
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 情況としての画像:高度資本主義下の[テレビ] 掲載誌(紙・書)名 河出文庫 出版社 河出書房新社 出版地 東京 区分 テレビ時評 キーワード テレビ 見出し・語録 テレビはどこへゆくか/スポーツ視たまま/映像の共同体/報道番組氈^報道番組/
年末と年始の祭り/エコロジー談義氈^視聴率はどうか/ハイビジョンをめぐって/美空ひばり氈^
テレビCMはいま/視聴者の言ってみるだけ/エコロジー談義/テレビの話芸/ソウル・オリンピッ
クの画像/ドキュメントの画像/視線論/昭和天皇の死/Mr.マリック論―手塚治虫論/テレビのよさ
といかがわしさ/ドキュメント性とドラマ性/報道番組。/天安門事件/美空ひばり/「現在」化と
大衆/あとがき/解説 橋爪大三郎/僕の現在は、単なる”現在”にすぎない 榎本陽介 注記等 初出「TBS調査情報」一九八七年九月号〜一九八九年九月号 単行本一九九一年六月
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 ヨースタイン・ゴルデル『ソフィーの世界』須田朗:監修、池田香代子:訳、NHK出版:消費のなかの芸(29) 掲載誌(紙・書)名 Cut 卷 6 号 10 掲載頁 128-129 区分 書評 キーワード ヨースタイン・ゴルデル『ソフィーの世界』/哲学/物語
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 超資本主義 出版社 徳間書店 出版地 東京 区分 情況論 キーワード 超資本主義/政治/時評/阪神大震災/オウム・サリン事件 見出し・語録 第一章 超資本主義の行方 不況とはなにか1/不況とはなにか2/経済連環系の話/なぜ働くのか/税と景気の話/二階建ての税制の批判 第二章 政治の病理 辛棒づよい人たちの政治劇/総選挙の話/政治過程の病理/政治的な閑話/豹変する政治プラン/
豹変の構造/社会党首班政権の批判/読売憲法試案の批判/都市博中止は是か非か/票の構図 第三章 情況との対話 子びとたちの大騒ぎ/UNTACなど認められない/女性をめぐるエピソード/コメの話とはなにか/
コメの話もう一度/平成の米騒動/国際問題の一年/北朝鮮共和国の核疑惑/現代神話二題 第四章 一九九五年 阪神大震災―サリン―そしてオウム 阪神大震災のアウトライン/阪神大震災の骨組/公的な表情として/サリン事件考/オウム評価の原点 オウムが問いかけるもの―聞き手弓山達也(宗教学者) あとがき 注記等 「サンサーラ」第四卷四号(平成五年四月)〜第六卷九号(平成七年九月)の「情況との対話」
第一回〜三十回連載分に、産経新聞東京本社夕刊(平成七年九月五日〜九月十二日)に四回にわたって
分載されたインタビュー「オウムが問いかけるもの」を収録。
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 私小説は悪に耐えるか 掲載誌(紙・書)名 鹽壷の匙(新潮文庫) 出版社 新潮社 出版地 東京 掲載頁 294-310 区分 書評 キーワード 車谷長吉/私小説/家庭内暴力 注記等 (平成六年十二月新潮社刊『現在はどこにあるのか』より再録)
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 哲人・吉本隆明の世間と世界を透視する22:マルチメディアと消費資本主義 掲載誌(紙・書)名 自由時間 卷 6 号 21 掲載頁 56-57 区分 インタビュー キーワード マルチメディア/消費資本主義/ネットワーク/小説 見出し・語録 消費者主導の新しい社会。/人間観を開いておくこと。/小説が外在的に。 注記等 聞き手 三上 治
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 ふたたび不況について:情況との対話 第三十三回 掲載誌(紙・書)名 サンサーラ 卷 6 号 12 掲載頁 120-125 区分 情況論 キーワード 経済不況/景気対策/財政支出/公共企業/消費動向/第三次産業/個人消費 見出し・語録 「わたしたちは企業体首脳が景況の第一義的な問題は主として国民大衆の個
人消費にかかっているという優れた見識を示すことになる日を、いつまで待てばいいのだ
ろうか? あるいは無いものねだりにすぎないのだろうか?」
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 母型論 出版社 学習研究社 出版地 東京 区分 ハイ・イメージ論 見出し・語録 序/母型論/連環論/大洋論/異常論/病気論氈^病気論/語母論/
贈与論/定義論氈^定義論/起源論/脱音現象論/原了解論/あとがき 注記等 初出一覧=「母型論」から「語母論」まで『マリ・クレール』(中央公論社)一九九一年五月号〜十一月号/
「贈与論」から「起源論」まで『リテレール』(メタローグ)一号〜三号、五号 一九九二年六月〜九三年六月/
「脱音現象論」「原了解論」『試行』73号 一九九五年五月
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第二部=文学理論をめぐって(12)普遍的な文学評価の体系化 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 3 掲載年月日 1995.11.3 区分 インタビュー キーワード 文学論/社会主義リアリズム/『言語にとって美とはなにか』/大江健三郎/川端康成 見出し・語録 主題主義から離れて/依然として残る問題 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・内田隆三
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第二部=文学理論をめぐって(13)文学論における想像力の問題 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 3 掲載年月日 1995.11.10 区分 インタビュー キーワード 文学論/想像力/服部達/『われらにとって美は存在するか』 見出し・語録 服部達が提起した問題/文学に主題の意味なし 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・内田隆三
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第二部=文学理論をめぐって(14)「記録芸術の会」について 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 3 掲載年月日 1995.11.17 区分 インタビュー キーワード 花田清輝/村松剛/「政治と文学」論/記録芸術 見出し・語録 花田清輝のこころみ/重要な政治的意味 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・内田隆三
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 哲人・吉本隆明の世間と世界を透視する23:悪と宗教氈iオウム再論) 掲載誌(紙・書)名 自由時間 卷 6 号 22 掲載頁 56-57 区分 インタビュー キーワード 麻原彰晃/オウム真理教/地下鉄サリン事件/市民主義/『生死を超える』/仏教/修行/無差別殺戮 見出し・語録 サリン犠牲者には答えたい。/『生死を超える』の価値。/オウムの大乗とは何か。 注記等 聞き手 三上 治
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第二部=文学理論をめぐって(15)『ハイ・イメージ論』と転向 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1995.11.24 区分 インタビュー キーワード パラ・イメージ/想像力/文学 見出し・語録 想像力としての文学/モダニズムの問題 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・内田隆三
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 近代国家の枠を超える力:米問題と核査察から考える 掲載誌(紙・書)名 日本の境位を探る 編集 日本有権者連盟 出版社 四谷ラウンド 出版地 東京 掲載頁 23-41 区分 講演 キーワード 米/川崎磯信/宮路年雄/食糧庁/農業問題/核兵器/小沢一郎
『日本改造計画』/国軍/国家/選択的消費/超資本主義/ゆとり 見出し・語録 米騒動から日本の農業問題を考える/北朝鮮の核査察問題から
国軍の廃棄を考える/国を開くということと政治認識の最終課題 注記等 1994.3.29
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 余裕のない日本を考える 出版社 コスモの本 出版地 東京 区分 評論、対談 見出し・語録 1思想なき社会の局面 阪神大震災が日本社会に残した事/サリン―オウム事件の残像/”いじめ”と宮沢賢治の童話/乳児期の心の欠落 2わが追憶の記 心に残る友/都立化学工業高校の思い出/幼児のころの沖縄のイメージ/桜についての記憶/「自意識」/読書開眼 3移りゆく町の記憶 〈住む〉ことを感じさせる町/子供のころ眺めた水辺/青春とともに通り抜けてきた上野/
日本社会を象徴する上野の変貌/古典的民家の残存する仲宿商店街 4過ぎ去る日々の随想 七〇年代までのアメリカ/「笑」はどこへ行ったのか/おみくじ「兇」の一年/5gの賭け
の変貌/海辺のパチンコ/陶器への思い/〈感覚〉から〈心〉に入る歌[対談 中島みゆき] 5日本映画に思う 印象に残る映画/映画『全身小説家』を見て/本格的で非凡な映像作家/現実の表情を映し出したビートたけし 6作家が現在に残したもの 愛着深い自作品について/作家・吉本ばななをめぐって/三島由紀夫「檄」のあとさき/
斉藤茂吉の歌の調べ/作家の資質の根をあらわにした短編/漱石の描いた理想の女性像/
なぜ太宰は死なないのか[対談 高橋源一郎]/文学と非文学の倫理[対談 江藤淳] 注記等 初出一覧―――カッコ内は初出時のタイトル 1阪神大震災が日本社会に残したこと(『阪神大震災のこと』うえの・1995 4月号)/
サリン―オウム事件の残像(『サリン―オウム事件』八重洲レター・19号)/
”いじめ”と宮沢賢治の童話(『いじめと童話』公明新聞・1995 1 1付)/
乳児期の心の欠落(『女性の究極は母性である』自由時間・1992 8 20号)
2心に残る友(『競歩大会』ノーサイド・1994 1 1月号)/
都立化学工業高校の思い出(『わたしの行った学校』東京人・1994 3月号)/
幼児のころの沖縄のイメージ(『やわらかい沖縄・かたい沖縄』うえの・1992 7月号)/
桜についての記憶(『桜について』うえの・1993 4月号)/
「自意識」(『書くことで自意識の拡がりを充たした日々』リテレール・1994 春号)/
読書開眼(『読書とは書物から知識を得ることより一種の精神病理』リテレール・1992 冬号)
3〈住む〉ことを感じさせる町(『東京に住む』自由時間・1993 10 7号)/
子供のころ眺めた水辺(『水辺の記憶』東京人・1989 6月号)/
青春とともに通り抜けてきた上野(『うえの挿話』うえの・1975 5月号)/
日本社会を象徴する上野の変貌(『上野界隈の半世紀』うえの・1995 1月号)/
古典的民家の残存する仲宿商店街(『板橋・仲宿商店街』ELLE-JAPON・1988 8 5号)
4七〇年代までのアメリカ(『七〇年代のアメリカまで』marie claire・1988 7月号)/
「笑」はどこへ行ったのか(『「笑」はどこへ行った。』クリーク・1992 2 5号)/
おみくじ「兇」の一年(『おみくじ「兇」の年』うえの・1993 12月号)/
5gの賭けの変貌(『ほんの5gの賭け』パチンコのための夜想曲・1991刊行)/
海辺のパチンコ(書き下し)/陶器への思い(『陶器のこと』陶次郎・1995 3月号)/
〈感覚〉から〈心〉に入る歌(marie claire・1991 11月号)
5印象に残る映画(『わたしの好きな映画ベスト5』リテレールブックス・No.4)/
映画『全身小説家』を見て(映画芸術・1994冬号)/本格的で非凡な映像作家
(『ビートたけしの映像』映画芸術・1991冬号)/現実の表情を映し出したビー
トたけし(『どんな行動をしても乗ってくれない現実の表情を映し出したビートたけし』映画芸術・1995春号)
6愛着深い自作品について(『最も思い出深い自作』リテレール・1994夏号)/
作家・吉本ばななをめぐって(『吉本ばななをめぐって』海燕・1993 5月号)/
三島由紀夫「檄」のあとさき(『檄のあとさき』新潮・1990 12月号)/
斉藤茂吉の歌の調べ(『茂吉の短歌を読む』波・1993 7月号)/
作家の資質の根をあらわにした短編(リテレール・1993冬号)/
漱石の描いた理想の女性像(フェイ・1991 1月号)/
なぜ太宰は死なないのか(新潮・1988 9月号)/文学と非文学の倫理(文藝・1988 11月号)
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 著者 桶谷秀昭 著者 石牟礼道子 刊行年 1995 標題 親鸞:不知火よりのことづて 叢書名 平凡社ライブラリー 出版社 平凡社 出版地 東京 区分 講演 キーワード 親鸞 注記等 (本著作は一九八四年一〇月、日本エディタースクール出版部より刊行されたもの)
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第二部=文学理論をめぐって(16)保田與重郎とモダニズム 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1995.12.1 区分 インタビュー キーワード 日本浪漫派/蓮田善明/小林秀雄 見出し・語録 文学の効用性の無化/『荒地』詩人たちの戦後 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・内田隆三
刊行形態 Magazine Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 哲人・吉本隆明の世間と世界を透視する24:悪と宗教(オウム再論) 掲載誌(紙・書)名 自由時間 卷 6 号 23 掲載頁 56-57 区分 インタビュー キーワード 麻原彰晃/オウム真理教/ヨーガ/理念 見出し・語録 推察をしてもしかたがない。/大衆救済から最終戦争へ。/道元のラディカリズム。/宗教の理念化という罠。 注記等 聞き手 三上 治
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第二部=文学理論をめぐって(17)言語表出史という概念 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 2 掲載年月日 1995.12.8 区分 インタビュー キーワード 保田與重郎/話体/文学体/文学史 見出し・語録 モダニズムの影響/泉鏡花への評価 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・内田隆三
刊行形態 Newspaper Article 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 吉本隆明 戦後五十年を語る 第二部=文学理論をめぐって(18)「好みの文学」の問題 掲載誌(紙・書)名 週刊読書人 出版地 東京 掲載頁 4 掲載年月日 1995.12.15 区分 インタビュー キーワード 主題/作品/素材/制度/文学団体 見出し・語録 峠三吉への評価/「好み」の制度化 注記等 聞き手=山本哲士・高橋順一・内田隆三
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 著者 プロジェクト猪 刊行年 1995 標題 尊師麻原は我が弟子にあらず:オウム・サリン事件の深層をえぐる 出版社 徳間書店 出版地 東京 区分 講演 見出し・語録 わが情況的オウム論 ・より普遍的倫理へ―サリン事件の感想に抑制が働く理由/サリンによる無差別殺傷の意味/
生と死は同じだという観点/壊滅を免れている浄土教/人間的倫理と浄土的倫理/浄土教の概
念を変えた親鸞/仏教解体運動に到達した浄土教/麻原の予言と第3次世界大戦/高く評価で
きるヨーガ修行者・麻原/麻原とかっての反核運動との類似/みんなどこかでけっ躓いている/
社会の曲り角に現れたサリンと大震災/普遍的な倫理は何なのか/固定した価値観を持つマス・
コミ/いつか徹底的にオウム・サリンと大震災を問題に(プロジェクト猪主催シンポジウム
「語ろう世代と時代―戦後五十年とオウム真理教事件」〈一九九五年七月八日〉の特別講演に加筆)
・産経新聞は間違っている(『サンサーラ』一九九五年十一月号所収「情況との対話」第三十二回より)
●資料(吉本隆明「超資本主義」より)オウムが問いかけるもの 吉本隆明 
―聞き手・弓山達也(宗教学者)(初出は産経新聞東京本社夕刊〈一九九五年九月五日から九月十二日〉
に四回にわたって連載された。これを一部省略して掲載した)
「全共闘おじさんオウム・サリン事件を語る」に応えて
法曹家、宗教家、精神医学者の呆れた言動/マス・コミの画一性にコントロールされていない人たち/
宗教思想と理念思想の超越性にまつわる課題/オウムの宗教的世界観は親鸞の〈善悪〉観の枠外にあるのか
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 定本柳田国男論 出版社 洋泉社 出版地 東京 区分 思想家論 キーワード 柳田国男/民俗学 見出し・語録 1.柳田国男論/体液の論理 序にかえて/1.1.縦断する「白」/1.1.1.海の流線の方位/
1.1.2.「白」の神の担い手/1.1.3.「白」という言葉をめぐって/1.2.動機・法社会・農/1.2.1.動機の鏡/1.2.2.動機の濃淡/
1.2.3.動機の根拠/1.2.4.舞台の意味/1.2.5.農/1.3.旅人・巡回・遊行/1.3.1.旅人とはなにか(1)/
1.3.2.旅人とはなにか(2)/1.3.3.巡回と遊行(1)/1.3.4.巡回と遊行(2)/2.柳田国男の周辺/
共同幻想の時間と空間:柳田国男の周辺/わが歴史論:柳田思想と日本人/2.柳田国男2.1.折口学と柳田学
2.2.無方法の方法/《遠野物語》別考/あとがき/改装版に寄せて 注記等 『柳田国男論集成』GICC出版局1990年11月11日初版発行の改装版
刊行形態 Book 著者 今西錦司 著者 吉本隆明 刊行年 1995 標題 ダーウィンを超えて 叢書名 中公文庫 出版社 中央公論社 出版地 東京 区分 対談 キーワード ダーウィン/『種の起源』/進化論/マルクス/エンゲルス 見出し・語録 ダーウィン/今西進化論/マルクスとエンゲルス/今西進化論(続)/注釈 注記等 『ダーウィンを超えて[今西進化論講義]』 一九七八年十二月 朝日出版社刊

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