刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 編集 山田 英生 刊行年月 23.01.19 標題 つげ義春の作品世界 掲載誌(紙・書)名 つげ義春賛江 偏愛エッセイ・評論集 出版社 双葉社 出版地 東京 掲載頁 116-122 区分 作家論 キーワード 漫画/つげ義春 見出し・語録 注記等 初出:
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 著者 三島 著者 高橋 著者 山下 刊行年月 23.02.10 標題 【資料】マルクス者とキリスト者の討論ーー(1970・7・25開催、会場/西荻南教会、「止揚 シリーズ1」から転載) 掲載誌(紙・書)名 続・最後の場所 No.12 出版社 論創社 出版地 東京 掲載頁 76-97 区分 討論 キーワード 女性/幻想/宗教/大衆の原像 見出し・語録 【第一部】吉本隆明を囲む対談 1女性論 2人間と幻想及び宗教 3大衆の原像の諸問題を巡って 注記等 初出:1970・7・25開催、会場/西荻南教会、「止揚シリーズ1」
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 編集 菅原則生 刊行年月 2023.04.20 標題 吉本隆明 全質疑応答 V 1991ーー1998 出版社 論創社 出版地 東京 区分 講演 キーワード 質疑応答 見出し・語録 【TMA東京メンタルヘルスアカデミー主催】1991年2月17日 家族の問題とはどういうことか 【「知的傷碍」などに関わる小形烈たち主催】1991年3月8日 福祉の問題 【前橋市・煥呼堂主催】1991年11月10日 現代を読む 【修羅出版部主催】1991年11月8日 農業からみた現在 【千葉県立佐倉高等学校PTA主催】1991年11月16日 現代社会と青年 【NKK都市総合研究所主催】1992年1月21日 像としての都市 【宮崎市・一ツ瀬病院 精神医療を考える会主催】1692年2月8日 言葉以前の心について 【梅光女学院大学主催】1992年11月3日 '92文芸のイメージ 【前橋市・煥呼堂主催】1992年11月24日 新・書物の解体学 【デゼスポワアル(稲葉延子・伊藤洋・高嶋進)主催】1992年12月20日 甦えるヴェイユ 【森集会(笠原芳光主宰)主催】1993年1月23日 シモーヌ・ヴェイユの神ーー深淵で距てられた匿名の領域 【川崎市立麻生図書館・麻生選挙管理委員会主催】1993年3月13日 社会現象になった宗教 【風馬の会(小川太郎主宰)主催】1993年4月10日 物語性の中のメタファーー短歌からみる寺山修司の思想 【奈良県吉野・藤谷山瀧上寺主催】1993年5月3日 現在の親鸞 【京都精華大学主催】1993年6月17日 新新宗教は明日を生き延びられるか 【大阪市梅田・書砦・梁山泊(運営協力・吉本隆明研究会)主催】993年9月18日 ハイ・イメージ論と世界認識 【京都新聞社主催】1993年9月28日 私の京都観 【ゲーテ自然科学の集い主催】1993年11月13日 三木成夫の方法と前古代言語論 【本郷青色申告会主催】1994年11月24日 顔の文学 【地方小出版流通センター主催】1995年2月10日 知の流通ーー『試行』刊行から34年ノノ現在 【教育研究会(藤井東主宰)/山梨日日新聞社主宰】1995年9月3日 現在をどう生きるか 【群馬県高崎市・高崎哲学堂設立の会主催】1996年5月11日 いじめと宮沢賢治 【文京区立鴎外記念本郷図書館主催】1998年9月25日 安藤昌益の「直耕」について 〔補遺1〕【学習院大学土曜講座運営委員会主催】1970年5月16日 宗教としての天皇制 〔補遺2〕【文京区立鴎外記念本郷図書館主催】1971年10月14日 鴎外外と漱石 〔補遺3・講演〕【「知的障碍」などに関わる小形烈たち主催】1991年3月8日 福祉の問題 『最後の親鸞』、大衆の原像のことなど 管原則生 吉本隆明略年譜 『吉本隆明 全質疑応答』講演収録著書等一覧(収録著書が複数ある場合には主なものをあげた) 注記 ISBN978-4-8460-2030-9
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 23.05.25 標題 吉本隆明全集 31:1998ー1999 出版社 晶文社 出版地 東京 区分 全集 キーワード 見出し・語録 I アフリカ的段階についてーー史観の拡張ーー 新装版によせて 序 I II III IV V 引用文献 あとがき 春秋社版あとがき II 遺書 I 死について1 「死」をどうとらえるか II 死について2 「死」を定義できるか III 国家について IV 教育について V 家族について VI 文学について VII わが回想1 「死」から「生」へ VIII わが回想2 「60年安保」から「現在」まで IX 最後に あとがき III 父の像 はじめに 好きな文学者の父の像 夏目漱石 森鴎外 芥川龍之介と有島武郎 宮沢賢治と太宰治 父の像 あとがき 《初期稿》逸作の父性像 少年 第一章 生まれ育った世界 天草を恋しがったおじいさん 父から学んだこと 衰退する街 キンちゃんと呼ばれていた 悪ガキとの別れ 昼間の星 四号埋立地 第二章 遊びの世界 べえ独楽と朝礼 悪事まがい 性の匂いと懐かしい遊び 先生の身びいき 今氏先生の私塾 第三章 少年と文学 「書く」ことのはじまり 胎内からの怖いイメージ 「幼い詩」と「大人の詩」 詩の行き詰まり プロの詩人たち 第四章 少年の世界 少年の難しさ 「子ども」との別れ 芯の通った悪ガキ いじめられっ子の気持ちといじめっ子の気持ち いじめについての宮沢賢治の回答 援助交際は悪いか 第五章 崩壊した家族のコミュニケーション 少年Aと呼ばれる少年について 現在の日本社会の親子関係について 少年Aの心を癒すもの 現代の消費社会が不安と緊迫感を生み出している 消費社会と援助交際援助交際 あとがき 解題(間宮幹彦) 吉本隆明全集既刊訂正・補遺(3) 注記 ISBN978-4-7949-7131-9 月報:大塚融「一橋新聞編集の青春と吉本さん」・小峰ひずみ「ポピュリストへーー吉本隆明について」・ハルノ宵子「科学の子」
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 刊行年月 23.08.25 標題 【資料・単行本未収録】平田清明の所有論、国家論批判(1970・7・25開催[会場/西荻南教会]の討論第2部の吉本発言を抜粋、 「止揚シリーズ1」から転載) 掲載誌(紙・書)名 続・最後の場所 No.13 出版社 論創社 出版地 東京 掲載頁56-70 区分 討論 キーワード 国家/共同幻想/労働者/迷信/自立 見出し・語録 国家幻想の考察の欠落/共同観念には共同観念を/組織労働者運動の本質/イニシアルと迷信/自立とは何か 注記等 初出:1970・7・25開催、会場/西荻南教会、「止揚シリーズ1」
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 23.09.20 標題 吉本隆明全集 32:1990ー2001 出版社 晶文社 出版地 東京 区分 全集 キーワード 見出し・語録 I 匂いを読む 「匂ひ」という古語 いい匂いと嫌な匂い 香を聞く 匂いの病気 匂いの本性 匂い以前の匂い 匂いの描写 匂いと「こころ」 転移する匂い 匂いの起源 万葉集の匂い 古今集の匂い 正徹のばあい 『おもろさうし』のばあい 芥川龍之介のばあい 宗教の匂い 匂いの原義 漱石の証拠 西行歌のばあい 随筆の匂い 折口万葉の匂い 匂いと人種 写生の物語 起源以前のこと 明治は遠いか 遊びとしての『百人一首』 『神の仕事場』と『獻身』 短歌の新しい波1 短歌の新しい波2 短歌の新しい波3 短歌の新しい波4 私家集1 私家集2 私家集3 鴎・漱の短歌 『神の仕事場』の特性 明石海人の場合1 明石海人の場合2 「おふでさき」の世界 「おふでさき」の解体 賢治の短歌 中也と道造の短歌 法然歌 『草根集』の歌 江戸期の歌1 江戸期の歌2 江戸期の歌3 短歌の現在 II 食べものの話 好きときらいと 食べもののための記念碑 きらい・まずい 物食う姿勢 お米挿話 香辛料のこと 食べはじめたらとまらない食べもの 甘みということ お酒の話 「ぬれせん」各種 猫のたべもの 味の話 即席カレーくらべ フライドチキンとハムバーガー まんじゅうとあんこ お米について 西伊豆のづけ丼 酒のうえのこと 餃子のこと 一口カツ綺譚 駄菓子のこと 思い込み・思い入れ 平家の公達から パンの詩 砒素入りカレー 海苔の話 健康食品と健康飲料 毒物挿話 梅酒考 すごい食べもの 味の雑談 畠荒しのエピソード 猫の食べもの・再び III 新年雑事 私の好きな歌 行革最終案が出たーー政治・社会・経済を読む12ーー あの頃二人は[奥野健男] たけしへの手紙 そば開眼 不況か恐慌かーー政治・社会・経済を読む13ーー 短歌の謎 坂の上、坂の下 春の匂い わたしの横光利一体験 不況と「リストラ」の話 交友を断つ決定的なTその日U 日本文化の特質ーー想風にーー 江藤淳氏を悼む 江藤淳記 江藤さんの特異な死 いつもそばに、本が 法然と親鸞 IV 私の好きな三島作品 『宮沢賢治 文語詩の森』 白川静伝説 * 自著への想い * 『食べものの話』あとがき 『匂いを讀む』あとがき 『私の「戦争論」』まえがき 『親鸞〈決定版〉』あとがき 『食べもの探訪記』あとがき 解題(間宮幹彦) 注記 ISBN978-4-7949-7132-6 月報:宇田川悟「託されたバトン」
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 23.12.25 標題 吉本隆明全集 33:1999ー2001 出版社 晶文社 出版地 東京 区分 全集 キーワード 見出し・語録 I 詩人・評論家・作家のための言語論 1 言語以前のこと 内コミュニケーションを考える/胎児に文字を教える/眼を閉じたままでみえたぼく 自身の体験/アイヌの歌にみられる胎内体験/言葉の異常と精神の異常は性質が似て いる/内コミュニケーションの原型は一歳未満にできてしまう/出生で受ける大きな こころの傷/乳児にとって母親は全世界/内面を豊かにする育て方/よい母親とわる い母親/日本的育て方と家庭内暴力/理想的だった明治時代の親子関係/親子間の大 きな世代的ギャップ/母親と家庭内暴力/太宰治と三島由紀夫の一歳未満のころ/母 親がつくる物語の枠組み/理想的なよい母親の日本的育て方/三島由紀夫の出生の記 憶/児童期・学童期の段階について問う/異常の兆候は中学生であらわれる/こころ の宿命を越えて生きるということ 2 言葉の起源を考える 言葉の〈自己表出〉と〈指示表出〉/内臓にかかわる表現と感覚にかかわる表現/三 木成夫さんの理論に言語論を対応させる/指示表出と自己表出を軸にした円/言葉の 表情はさまざまに変わる/「早く起きて」と「午前五時に起きて」の違い/文学にと っての最後の問題/病気という概念と言葉の関係/固定観念が言葉の異常を生む/言 葉の表現には「リビドー」が伴う/宮沢賢治の文学と自己表出/フロイトと言葉以前 の言葉/未開原始の言葉を類推する/日本語の起源を考える/逆語序である琉球沖縄 語/「腹黒い」という内臓語/民族語の特色が生まれる理由/日本の詩歌とメタファー 3 言語論からみた作品の世界 日本語の詩歌の最初の形式/片歌が最古の形式だという賀茂真淵の指摘/片歌から和 歌へと移る道すじ/東歌は上句と下句が同じ構造をもつ/日本語の詩歌にしか起こら ない〈虚喩〉/枕詞の最初のかたち/アイヌ語と枕詞/折口信夫と奈良朝以前の日本 語/言語論を応用した大塚金之助の歌の理解/単調なようで複雑な転換がある作品/ 文学作品の価値は韻律・撰択・転換・喩で尽くせる/幻想的な描写を生むパラ・イメー ジの視点/決定的に分析し芸術価値を批評する/主題は作品の芸術価値と一義的なか かわりはない/日本と西欧の文学理論 あとがき II 僕なら言うぞ!ーー世紀末ニッポンの正しい眺め方、つきあい方ーー 1 就職難民でも、だいじょうぶ 2 リストラ時代の大誤算 3 「不況」をさらに深刻にする奴ら 4 サラリーマンを蝕(むしば)む 危ない常識 5 お役所がつぶれる日、日本が沈む日 6 不正、腐敗って、ひとくくりに言え ないぜ 7 子どもを産んでも働きたい貴方へ 8 一夫一婦制がいいなんて、嘘だよ 9 学校は、万人にとって必要なとこ ろじゃない 10 情報化社会が人間関係を冷たくする 11 人の心は「流行」を無視して生きて はいけない 12 吉本隆明の戦争論 13 病気になっても入院しないほうが いい理由 14 本当の「進歩」を教えよう あとがき 文庫化によせて III 今に生きる親鸞 序章 親鸞との出会い 第一章 親鸞の生涯 第二章 親鸞の思想 第三章 親鸞の言葉 第四章 今に生きる親鸞 あとがき 解題(間宮幹彦) 注記 ISBN978-4-7949-7133-3 月報:夏石番矢「吉本隆明からの示唆」、友常勉「地の特権性を解体し、傷を修復する」