吉本隆明2014年著[遺]作リスト


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刊行形態 Book
著者 吉本隆明
刊行年月 1402
標題 幸田文について/大衆の原像
叢書名 吉本隆明資料集 132
編集 松岡祥男
出版社 猫々堂
出版地 高知
区分  
キーワード 
見出し・語録
生命について:吉本隆明と時代を読む(『吉本隆明全講演ライブ集』第7巻2004年2月5日刊
所収)
一 遺伝子と宇宙的な生体リズム
二 三木茂夫の生体論
三 生命体としての人間の特徴
四 人間は植物と動物と人間からなる
五 生命体の問題を押さえ切った人
六 生と死をギリギリに追い詰める
七 宗教・自然科学・生命科学
八 無意識の世界
九 生命論における倫理
十 臨死体験・二重人格
十一 哲学者・宗教家の考え
十二 現在の生命論
(リブロ西武池袋店1994年12月4日)

「社会的な死」と「自然の死」 養老孟司・吉本隆明(『先端人』1995年1月号)
脳死論議の根幹にある感情的な問題/各々異なった意味を持つ一人称の死と二人称の死/源信、
法然、そして親鸞 中世の思想家たち/隠蔽された自然身体と計量可能な社会的な身体/自然の
死の対極にある社会的な死

幸田文について――しろうとの「粋」――(新潮日本文学アルバム『幸田文』1995年1月10
日刊)

敗戦から五十年経った(『戦後五〇年と私』1995年1月15日刊)

東京論(『写真都市TOKYO』1995年1月21日刊)

赤瀬川原平の路上観察学(『赤瀬川原平の冒険』1995年1月21日刊)

美しき哀愁のアナクロ人間への旅 柳美里・吉本隆明(『PANJA』1995年2月号)
自分が遅れてきたのでは、といういらだちが募る/みんな、表向きの明るさ、軽さにはもう飽き
ている

消費が問いかけるもの(1995年2月19日・新宿紀伊國屋ホール・ちらし)

消費が問いかけるもの(講演)(東京・新宿・紀伊國屋ホール1995年2月19日)
消費資本主義社会とは/潜在的な権力は大衆の手に/リコール権を明文化する/レーニンができ
なかったこと/憲法第九条/日本の社会の特徴/「死」にいたる三つの条件/「死後」の社会を
イメージする/消費がいまの社会を解く鍵/好景気と不況を測るものさし/親鸞の「死」の見方
/「死」の場所から見えるもの

世紀末を語る ボードリヤール・吉本隆明(1995年2月19日東京・新宿・紀伊國屋ホール)
消費社会の〈死〉と「死後の世界」/経済的リコール権の行使/日本の〈特異性〉をめぐって/
会場からの質問に応えて

世紀末を語る(続き) ボードリヤール・吉本隆明(『世紀末を語る』1995年6月30日刊)
ポスト冷戦の世界認識/イスラム原理主義をめぐって/消費者の抵抗/ユートピアの喪失と知識
人の役割/過剰の時代の倫理と理念/雑談風に‥‥‥
(1995年2月20日新宿)

大衆の原像 脇地炯・吉本隆明(脇地炯『違和という自然』1995年3月刊所収)
「自然の側の目」からとらえた人間/存在の核から遠ざかる不安/思想の倫理と「関係の絶対性」
/本性上の運命を決定する場所/「宿命」は乗り越えるほかはない
(1994年8月22日、於・山の上ホテル)

萬有對談 後藤繁雄・吉本隆明(『花椿』1995年5月号)

編集ノート
注記等   挿画 ハルノ宵子

刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 刊行年月 1402 標題 豚ロース鍋のこと 掲載誌(紙・書)名 ぷくぷく、お肉 おいしい文藝 出版社 河出書房新社 出版地 東京 掲載頁 163-165 区分 エッセイ キーワード 食/肉料理 見出し・語録 注記等 ISBN:978-4-309-02258-1 初出:おいしく愉しく食べてこそ(4)豚ロース鍋のこと.dancyu.17(4)2007.04.01,5[単行本収録:『開 店休業』プレジデント社2013.04]
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 1403 標題 『全共闘白書』を読んで/根柢への出立に向けて 叢書名 吉本隆明資料集 133 編集 松岡祥男 出版社 猫々堂 出版地 高知 区分 キーワード 見出し・語録 『全共闘白書』を読んで――二五年目の全共闘――(いのししブックレット『25年目の全共闘 論』1995年3月発行) 関心のあった回答項目/社会主義の有効性/私[わたくし]的な現れ方/外国人労働者について /第三次産業的な自主活動を/労働組合の必要性/リストラと大衆のリコール権/憲法の問題/ 安保条約、PKO、国連について/根底的な「白書」の読み方(1995年1月18日、プロジェクト 猪・全共闘白書編集委員会主催のシンポジウムでの講演) 大学論(『敗北の構造』1972年12月15日刊所収) (中央大学自主講座1969年1月17日) 自立と反逆の拠点(『敗北の構造』1972年12月15日刊所収) (1969年3月13日 3・13中大闘争報告集会 神田共立講堂) 敗北の構造(『敗北の構造』1972年12月15日刊所収) (1970年6月10日反帝戦線・社学同政治集会明治学院大学) 「擬制の終焉」以後十年――政治思想の所在をめぐって――(『敗北の構造』1972年12月15 日刊所収) (1970年7月17日 共産同叛旗編集委員会政治集会 中野公会堂) 共同観念の〈文化〉と創造(『根柢への出立に向けて』1972年7月10日刊所収) 〈文化〉創造の背景/個々の創造者の背負う〈きつさ〉/本格的な理論の構築へ(1970年1月 12日中央大学) 「世界―民族―国家」空間と沖縄(『敗北の構造』1972年12月15日刊所収) (1971年6月3日 6・3政治集会 豊島公会堂) 思想的課題としての情況(『根柢への出立に向けて』1972年7月10日刊所収) (1971年6月5日、青山学院大学) 国家・共同体の原理的位相(『根柢への出立に向けて』1972年7月10日刊所収) (1971年12月19日 名古屋市教育会館) 根柢への出立に向けて(『根柢への出立に向けて』1972年7月10日刊所収) はじめに/〈共同体形成〉と権力/幻想と非幻想との狭間あるいは〈共同体‥‥‥〉/生活思 想と「自立」/〈南島論〉〈情況〉に横たわるもの(1972年1月17日高崎経済大学) 編集ノート 注記等 挿画 ハルノ宵子
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 1403 標題 吉本隆明全集6:1959−1961 出版社 晶文社 出版地 東京 区分 全集 キーワード 見出し・語録 I 時のなかの死 孤独の幼女 II もっと深く絶望せよ 工作者と殺人キッド 戦争のこと・平和のこと 「怒れる世代」をめぐって 社会主義リアリズム論批判 憂国の文学者たちに 戦争と世代 文学的表現について 詩人論序説 戦後世代の政治思想 日本ファシストの原像 大衆芸術運動について 言語の美学とは何か――時枝美論への一注意―― カンパの趣意は明快そのもの 映画的表現について――映像過程論―― 読書について 腐食しない思想をもて されば希望は諸君のうちにある 芸術論の構図 短歌的喩について “パルタイ”とは何か ある履歴 擬制の終焉 短歌的喩の展開 白昼の部分と夜の部分 趣意書 想像力派の批判――現代批評家裁断―― 「四季」派との関係 政治と文学の背理 去年の死 慷慨談――「風流夢譚」をめぐって―― 睡眠の季節 現代学生論――精神の闇屋の特権を―― 「党生活者」 葬儀屋との訣別 頽廃への誘い 軋み 詩とはなにか マルクス主義文学とは何か 混迷のなかの指標 想い出メモ 芸術とディスコミュニケーション 六・一五事件と私 交通が成立たない部分 前衛的コミュニケーションについて 現状と展望 未来は負い目 思想的不毛の子 文芸時評 III 谷川雁論――不毛なる農本主義者―― 中野重治 埴谷雄高論 永久革命者とは何か 『虚空』について 萩原朔太郎――その世界―― 石川啄木 室生犀星――因果絵図―― 恥について 時代の書の因果 小林秀雄――その方法―― 西行論断片 IV 河上徹太郎『日本のアウトサイダー』 井上光晴『虚構のクレーン』 橋川文三『日本浪曼派批判序説』 桑原武夫『研究者と実践者』 大江健三郎『孤独な青年の休暇』 『金子光晴全集』第一巻 椎名麟三『罠と毒』 金子光晴「落下傘」 感想――『銀行員の詩集《第10集》』―― 武井健人編著『安保闘争』 日高六郎編『一九六〇年五月一九日』 歌集『喚声』読後 岡井隆歌集『土地よ、痛みを負え』を読んで 大岡信『抒情の批判』 埴谷雄高『墓銘と影絵』 V 岸上大作『意志表示』 本のうわさ――萩原朔太郎『詩の原理』―― * 詩人のノート 『異端と正系』あとがき 『試行』第一〜二号後記 小伝 解題(間宮幹彦) 注記等 月報:高橋源一郎「産み落とされた日」、ハルノ宵子「父の手」
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 1404 標題 写生の物語(上)/古代歌謡論 叢書名 吉本隆明資料集 134 編集 松岡祥男 出版社 猫々堂 出版地 高知 区分 詩論 キーワード 詩歌 見出し・語録 写生の物語1起源以前のこと(『短歌研究』1995年4月号) 写生の物語2明治は遠いか(『短歌研究』1995年5月号) 写生の物語3遊びとしての『百人一首』(『短歌研究』1995年6月号) 写生の物語4『神の仕事場』と『献身』(『短歌研究』1995年7月号) 写生の物語5短歌の新しい波1(『短歌研究』1995年月8号) 写生の物語6短歌の新しい波2(『短歌研究』1995年9月号) 写生の物語7短歌の新しい波3(『短歌研究』1995年10月号) 写生の物語8短歌の新しい波4(『短歌研究』1996年1月号) 写生の物語9私家集1(『短歌研究』1996年2月号) 写生の物語10私家集2(『短歌研究』1996年3月号) 写生の物語11私家集3(『短歌研究』1996年4月号) 写生の物語12鴎・漱の短歌(『短歌研究』1996年5月号) 写生の物語13『神の仕事場」の特性(『短歌研究』1996年6月号) 写生の物語14明石海人の場合(『短歌研究』1996年7月号) 写生の物語15明石海人の場合2(『短歌研究』1996年8月号) 古代歌謡論(『展望』1974年1月号) (1973年10月5日) 編集ノート 注記等 挿画 ハルノ宵子
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 著者 中沢新一 刊行年月 1404 標題 心と言葉、そのアルケオロジー 掲載誌(紙・書)名 惑星の風景:中沢新一対談集 出版社 青土社 出版地 東京 掲載頁 93-126 区分 対談 見出し・語録 とてつもなく古い心の地層へ/「心そのもの」の探求/レーニンの破綻ぶり/サル、ネアンデルタール、原生人 類の間/脳と心の分離/言葉の原点はどこにあるか/流動的知性へ/「第三期の形而上学」成立への見通しは? 注記等 初出:『群像』2004年1月号
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 著者 中沢新一 刊行年月 1404 標題 超人間、超言語 掲載誌(紙・書)名 惑星の風景:中沢新一対談集 出版社 青土社 出版地 東京 掲載頁 127-162 区分 対談 見出し・語録 潜在的な人間の本質/親切が奪う二つの自由度/仏語より自由度の高い英語/芸術百遍、自ずから‥‥‥/少女 巫女の不思議さ/神話と古謡の関係/成熟のない長寿時代/言語の構造改革を/「精神」と「霊」 注記等 初出:『群像』2006年9月号
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 1405 標題 ヘーゲルについて/廣松渉の国家論・唯物史観 叢書名 吉本隆明資料集 135 編集 松岡祥男 出版社 猫々堂 出版地 高知 区分 キーワード 見出し・語録 伊丹十三+岸田秀『哺育器の中の大人』(伊丹十三+岸田秀『哺育器の中の大人』(文春文庫)1995年 7月10日刊解説) 現代[いま]という時代=状況論=(『電機連合書記労』パンフレット1995年7月) 空洞化の意味/労働組合の主体性/円高の意味/政府をリコールするには/そして、労働組合の役割/い ま、労働組合が考えること/究極的な労働組合のイメージ この人に聞く:『セキュリタリアン』インタビュー(『セキュリタリアン』1995年7月号) いじめの時代の子どもたちへ――芹沢俊介←→藤井東[ファクス書簡]を読む(『波』1995年8月号) 『ほんたうの神様』と『科学』 聞き手 守中高明(『文藝』1995年8月) 科学と宗教は一致するか?/鋼色の黒ずんだような青さ/擬音語と「母」のかかわり/危ない主題への接 近(1995年5月9日) 戦後を超える思考 加藤典洋・吉本隆明(『山梨日日新聞』1995年8月8日〜12日5回連載) 戦後と思想の出発点/憲法九条をめぐって/本質的な言葉としての憲法/戦後の変わり目/新しいモラル 廣松渉の国家論・唯物史観(『情況』1995年8・9合併号) 終戦五〇年の現在から8・15をみる 松本健一・吉本隆明(『歴史読本』1995年9月号) 1 8・15以降、日本の何が変わったのか 2 天皇制の存続と戦争放棄という二つの矛盾 3 8・15が持つ二つの問題点 4 憲法九条=平和国家の幻想と戦後民主主義 5 平和国家論=「現代国体論」が閉ざす国家の「未来性」 6 パワーゲームからウェルスゲームへ 7 阪神大震災とサリン事件が象徴する戦後社会 8 高度消費社会への転換をどうとらえるのか 9 産業の高度化とアジアの繁栄 ヘーゲルについて(1)〜(3)(『ちくま』1995年9〜11月号) (ブックセンター・リブロ主催〈吉本隆明と時代を読む〉第5回1995年4月8日講演) 「ハムレット」について(『蜷川幸雄の世界』1995年10月15日(?)発行所収) 編集ノート 注記等 挿画 ハルノ宵子
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 刊行年月 1405 標題 講演『こころ』 掲載誌(紙・書)名 夏目漱石『こころ』をどう読むか(文芸の本棚) 出版社 河出書房新社 出版地 東京 掲載頁 93-102 区分 講演 見出し・語録 注記等 初出:『ちくま』1992年1月号[講演は1991年7月:全講演ライブ 集2巻]
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 刊行年月 1405 標題 海の流線の方位 掲載誌(紙・書)名 柳田国男 民俗学の創始者(文芸の本棚) 出版社 河出書房新社 出版地 東京 掲載頁 119-133 区分 作家論 見出し・語録 注記等 初出:『國文学』1984年7月号
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 1406 標題 情況との対話3/現在をどう生きるか 叢書名 吉本隆明資料集 136 編集 松岡祥男 出版社 猫々堂 出版地 高知 区分 情況論 キーワード 見出し・語録 情況との対話31:フランス・中国の核実験をめぐって(『サンサーラ』1995年10月号) 情況との対話32:産経新聞は間違っている(『サンサーラ』1995年11月号) 情況との対話33:ふたたび不況について(『サンサーラ』1995年12月号) 情況との対話34:コメと基地(『サンサーラ』1996年1月号) 情況との対話35:いじめの問題(『サンサーラ』1996年2月号) 情況との対話36:村山内閣のやったこと(『サンサーラ』1996年3月号) 情況との対話37:「住専」現象とはなにか(『サンサーラ』1996年4月号) 情況との対話38:住専・エイズ二題話(『サンサーラ』1996年5月号) 情況との対話39:TBSのビデオ禍(『サンサーラ』1996年6月号) 情況との対話40:麻原彰晃公判についてのメモ(1)(『サンサーラ』1996年7月号) 情況との対話41:餓死老人の希望(『サンサーラ』1996年8月号) 情況との対話42:沖縄・有事・集団自衛権(『サンサーラ』1996年9月号) 情況との対話43:再会の入口として(『サンサーラ』1997年1月号) 情況との対話44:経済指数の現況(『サンサーラ』1997年2月号) 情況との対話45:重大ニュース異見(『サンサーラ』1997年3月号) 情況との対話46:従軍慰安婦問題考(『サンサーラ』1997年4月号) 現在をどう生きるか(『現在をどう生きるか』1999年7月10日刊所収) 価値の浮遊性 価値が本体から離れている/疑わしくなった善悪の基準 核実験をめぐる価値の浮遊性 核実験の論理/自分は傷つかない百パーセント正義派/大江健三郎の進歩したところと進歩しないところ 不況をめぐる価値の浮遊性 不況を判断する基準/個人消費を主体にした判断がもっとも正確 オウム真理教をめぐる価値の浮遊性 疑わしい市民社会の論理/オウム真理教の教祖は相当凄い人だ/麻原彰晃は造悪論 関西大震災をめぐる価値の浮遊性 試される復興の仕方/現在の課題 質疑応答から (山梨県立文学館1995年9月3日講演) 編集ノート 注記等 挿画 ハルノ宵子
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 1406 標題 吉本隆明全集7:1962−1964 出版社 晶文社 出版地 東京 区分 全集 キーワード 見出し・語録 I 丸山真男論  1 序論  2 「日本政治思想史研究」  3 総論 II 社会主義リアリズム 戦後文学の転換 日本のナショナリズムについて 近代精神の詩的展開 戦後文学の現実性 情況に対する問い 情況における詩 “終焉”以後 詩的乾こう(ママ) “対偶”的原理について 反安保闘争の悪煽動について 戦後文学論の思想 「政治と文学」なんてものはない 非行としての戦争 模写と鏡 「政治文学」への挽歌 いま文学に何が必要か I 戦後思想の価値転換とは何か 性についての断章 いま文学に何が必要か II 「近代文学」派の問題 いま文学に何が必要か III III 日本のナショナリズム 過去についての自註 IV 死者の埋められた砦 佃渡しで 〈沈黙のための言葉〉 〈信頼〉 〈われわれはいま――〉 V 詩のなかの女 江藤淳『小林秀雄』 斎藤茂吉 本多秋五 埴谷雄高の軌跡と夢想 埴谷雄高氏への公開状 埴谷雄高『垂鉛と弾機』 渋澤龍彦『神聖受胎』 清岡卓行論 啄木詩について 折口学と柳田学 「東方の門」私感 ルソオ『懺悔録』 高村光太郎鑑賞 中野重治 壺井繁治 金子光晴 倉橋顕吉論 無方法の方法 本多秋五『戦時戦後の先行者たち』 『花田清輝著作集』 VI 「思想の科学」のプラスとマイナス * 『ナショナリズム』編集・解説関連 宍戸恭一『現代史の視点』 中村卓美『最初の機械屋』 * 「言語にとって美とはなにか」連載第三回註記 『擬制の終焉』あとがき 『吉本隆明詩集(思潮社版)』註記 「丸山真男論」連載最終回附記 『増補改稿版 丸山真男論』後註 『模写と鏡』あとがき 「試行」第3〜12号後記 三たび直接購読者を求める 「報告」 解題(間宮幹彦) 注記等 月報:加藤典洋「うつむき加減で、言葉少なの‥‥‥」、ハルノ宵子「じゃあな!」
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 刊行年月 1406 標題 ラーメンに風情はあるのか 掲載誌(紙・書)名 ずるずる、ラーメン(おいしい文藝) 出版社 河出書房新社 出版地 東京 掲載頁 区分 食 見出し・語録 注記等 初出:『dancyu』2009年2月号、単行本収録『開店休業』プレジデント社2013年4月
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 著者 前川藤一(聞いたひと) 著者 菅原則生(聞いたひと) 刊行年月 1407 標題 吉本さんを囲んで 掲載誌(紙・書)名 浄土からの視線:吉本隆明・狂気・自己慰安 出版社 弓立社 出版地 東京 掲載頁 201ー233 区分 鼎談 見出し・語録 注記等 2010年12月21日録音
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 刊行年月 1407 標題 島尾敏雄ーー戦争世代のおおきな砦 掲載誌(紙・書)名 新編 特攻体験と戦後 叢書名 (中公文庫 し 10-5) 出版社 中央公論新社 出版地 東京 掲載頁 区分 作家論 見出し・語録 注記等 「特攻体験と戦後」(1981年刊)の増補
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 1408 標題 日本的なものとはなにか/詩はどこまできたか 叢書名 吉本隆明資料集 137 編集 松岡祥男 出版社 猫々堂 出版地 高知 区分 キーワード 見出し・語録 日本的なものとはなにか(『ビオス』第10号1995年10月発行) (国際日本文化研究センター主催・第7回国際研究集会「日本文化と宗教ーー宗教と世俗化」にお ける講演・1993年10月16日・京都) 角川春樹句集『檻』(角川春樹句集『檻』1995年10月27日刊解説) 近代国家の枠を超える力ーー米問題と核査察から考える(『日本の境位を探る』1995年10月20 日刊) 米騒動から日本の農業問題を考える/北朝鮮の核査察問題から国家の廃業を考える/国を開くとい うことと政治認識の最終課題(1994年3月29日講演) 私の野茂英雄論(『正論』1995年11月号) 変則投法とパチンコ技術論/落合「野茂評価」の見識/選手の心理状態がチームに感染する野球/ はじめの懸命さ/集中力の持続と野茂の工夫/日本のプロ野球の息苦しさ/野茂とイチローの軽快 感/スポーツ紙一面を競う「オウム」と「野茂」の位相 詩はどこまできたか(『三田文学』第43号1995年11月発行) (講座「芸術と文明」1995年4月26日より) より普遍的倫理へ(『尊師麻原は我が弟子にあらず』1995年12月31日刊所収) サリン事件の感想に抑制が働く理由/サリンによる無差別殺傷の意味/生と死は同じだという観点 /壊滅を免れている浄土教/人間的倫理と浄土的倫理/浄土教の概念を変えた親鸞/仏教解体運動 に到達した浄土教/麻原の予言と第三次世界大戦/高く評価できるヨーガ修行者・麻原/麻原とか っての反核運動との類似/みんなどこかでけっ躓いている/社会の曲り角に現れたサリンと大震災 /普遍的な倫理は何なのか(プロジェクト猪主催シンポジウム「語ろう世代と時代ーー戦後五十年 とオウム真理教事件」1995年7月8日講演) 「全共闘おじさんオウム・サリン事件を語る」に応えて(『尊師麻原は我が弟子にあらず』1995 年12月31日刊所収) 法曹家、宗教家、精神医学者の呆れた言動/マス・コミの画一性にコントロールされていない人た ち/宗教思想と理念思想の超越性にまつわる課題/オウムの宗教的世界観は親鸞の〈善悪〉観の枠 外にあるのか 親鸞の造悪論(『宗教の最終のすがた』1996年7月20日刊所収) 1なぜ蓮如の復興でなく、親鸞復興なのか 「非僧卑俗」の親鸞の考え/「在家の輩」を前提にした蓮如の考え/親鸞と蓮如の人間洞察のちが い 2宗教家に失われた〈慈悲〉の器量/法然、親鸞がはじめて〈信〉の修業の問題を、〈善悪〉の問 題に置き換える/〈善悪〉の規模を拡大/市民社会の〈善悪〉観に追従する宗教家たち 3宗教、理念の迷妄性 オウム真理教のだめなところ/社会の〈善悪〉観に同化しなかった教祖たち/いかに迷妄性を打破 できるか 4地下鉄サリン事件の核心 無関係な人の殺傷を前提とした地下鉄サリン事件/免れがたい敵対関係のなかにある人間の愚かさ /マスコミの世論の統一 5東西にわたる難問に正面から立ち向う課題/阪神大震災の理念的復興とは/どんな市民社会がく ればいいか/入り方とやめ方の出入り口がついていない組織はだめ(東洋大学二部印度哲学科主催 ・第三回白山祭シンポジウム「現代日本の信」1995年11月19日講演) オウム信者は救われるか(東洋大学第三回白山祭パンフレット1995年11月19日発行所収) 島尾伸三『生活』(島尾伸三『生活』195年11月7日刊帯文) 日本の小説が変わる―『パラサイト・イヴ』、『らせん』、『リング』をめぐって― 石黒達昌・ 吉本隆明(『本の旅人』1995年12月号) 文学の「常識」の崩壊/自分の身体への関心/生と死、そして再生/遺伝子を主題にした輪廻転生 の物語/文学の概念を変える 編集ノート 注記等 挿画 ハルノ宵子
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 刊行年月 1408 標題 マタイ伝を読んだ頃 掲載誌(紙・書)名 はじめて読む聖書 叢書名 新潮新書 出版社 新潮社 出版地 東京 掲載頁 177-189 区分 インタビュー キーワード 聖書/マタイ伝 見出し・語録 終戦の日、沖へ泳ぐ/自己嫌悪らか、聖書を読む/地獄の子/あなたには関係ない/「マチウ書試論」を書く 注記等 「本書は、季刊誌『考える人』(2010年春季号)特集「はじめて読む聖書」を再編集、改稿したもの です。」(巻末注記)
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 1409 標題 文学の戦後と現在/『死霊』考 叢書名 吉本隆明資料集 138 編集 松岡祥男 出版社 猫々堂 出版地 高知 区分 キーワード 見出し・語録 池の蓮・エノコロ草・八ツ頭(『抒情文芸』第77号1996年1月10日発行) ヨブの主張:自然・信仰・倫理の対決(『ほんとうの考え・うその考え』1997年1月20日刊所収) 1「ヨブ記」の不可思議/「アジア」と同じ段階の自然観 2「ヨブ記」の概略/三人の友人との議論 3ヨブの答え/ヨブの出現の歴史的意味 4神の言葉/不可解なヨブの和解 5ヨブのなかにみるキルケゴールの反復/キルケゴールの個人的体験/人間は絶えず岐路のなかに生 きる/ヴェイユの考え/内村鑑三の三つの苦難/キルケゴールの「試煉学」が成立する前提/内村鑑 三の偉大さ 6「ヨブ記」の続編――神とヨブの和解の仕方を書きなおす(兵庫県芦屋市「森集会」1996年1月 13日講演) 文学の戦後と現在――三島由紀夫から村上春樹、村上龍まで――(『埴谷雄高・吉本隆明の世界』1 996年2月5日所収) 第一次戦後派と三島由紀夫/古典主義的資質と手法/生い立ちの物語『仮面の告白』/輪廻転生とい う概念/浄土の規模の善と悪/幼児体験と同性愛的性向/主題としての天皇制的イデオロギー/文化 的天皇という概念/左翼性と右翼性の分かれ目/文学者と政治、文学と実行/『源氏物語』と『豊饒 の海』/〈現在〉を象徴する龍、春樹/『風の歌を聴け』の鮮明な比喩/生活の中でのリズムの発見/ 『羊をめぐる冒険』の試み/村上龍の強力な対象選択力/『料理小説』の見事さ(日本近代文学館主 催「戦後五〇年の文学」講演・1995年7月24日) 私の好きな三島作品(『三島由紀夫文学館』1999年7月2日開館) 『死霊』考(『埴谷雄高作品集』第1巻1971年3月25日刊解説) 文学における初期・夢・記憶・資質(『敗北の構造』1972年12月15日刊所収) (東京女子大学短期大学部第4回牟礼歳1970年11月2日講演) 言葉の顔(筑摩書房『杉本秀太郎文粋』内容見本1996年2月) 山下菊二展:人生の振幅に絶えて‥‥‥;話題の[展覧会]から(『月刊美術』1996年3月号) ニュースの読み方(『ダカーポ』第350号1996年6月5日号) 本筋からズレている住専問題への追及/戦争で懲りた、だから私は発言し続ける 安くして多くの人に:非再版本の実験『学校・宗教・家族の病理――吉本隆明氏に聴く』(深夜叢書 社)(『朝日新聞』1996年3月2日) モノの値段は消費者が決めるべきだ。本もまた例外ではない。(『通販生活』第168号1996年10月) 再販制度による定価制は、消費経済の原則に反します。/本は文化資産である反面、消費商品でもあ る。 自由価格本、売行き好調(『朝日新聞』1996年6月?) 編集ノート 注記等 挿画 ハルノ宵子
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 1409 標題 吉本隆明全集4:1952−1957 出版社 晶文社 出版地 東京 区分 全集 キーワード 見出し・語録 I 固有時との対話  少数の読者のための註 転移のための十篇  火の秋の物語ーーあるユウラシア人にーー  分裂病者  黙約  絶望から苛酷へ  その秋のために  ちひさな群への挨拶  廃人の歌  死者へ瀕死者から  一九五二年五月の悲歌  審判  註 II 蹉跌の季節 昏い冬 ぼくが罪を忘れないうちに 涙が涸れる 控訴 破滅的な時代へ与へる歌 少年期 きみの影を救うために 異数の世界へおりてゆく 挽歌ーー服部達を惜しむーー 少女 悲歌 反祈祷歌 戦いの手記 明日になつたら 日没 崩壊と再生 贋アヴアンギヤルド 恋唄[ひととひとを‥‥‥] 恋唄[理由もなく‥‥‥] 二月革命 首都へ 恋唄[九月は‥‥‥] III アラゴンへの一視点 現代への発言 詩 労働組合運動の初歩的な段階から 日本の現代詩史論をどうかくか マチウ書史論ーー反逆の倫理ーー 蕪村詩のイデオロギイ 前世代の詩人たちーー壺井・岡本の評価についてーー 一九五五年詩壇 小雑言集 「民主主義文学」批判ーー二段階転向論ーー 不毛な論争 戦後詩人論 挫折することなく成長を 文学者の戦争責任 民主主義文学者の謬見 現代詩の問題 現代詩批評の問題 現代詩の発展のために 鮎川信夫論 「出さずにしまつた手紙一束」のこと 昭和17年から19年のこと 日本の詩と外国の詩 前衛的な問題 定型と非定型ーー岡井隆に応えるーー 番犬の尻尾ーー再び岡井隆に応えるーー 戦後文学は何処へ行ったか 芸術運動とはなにか 西行小論 短歌命数論 日本近代詩の源流 IV ルカーチ『実存主義かマルクス主義か』 善意と現実ーー金子光晴・安東次男『現代詩入門』、関根弘『現代詩の作法』ーー 新風への道ーー歌集『広島』、武谷三男編『死の灰』、金子光晴・村野四郎選『銀行員の詩集』ーー 関根弘『狼がきた』 『浜田知章詩集』 三谷晃一詩集『蝶の記憶』 奥野健男『太宰治論』 谷川雁詩集『天山』 服部達『われらにとって美は存在するか』 島尾敏雄『夢の中での日常』 井上光晴『書かれざる一章』 平野謙『政治と文学の間』 野間宏『地の翼』上巻 山田清三郎『転向記』 埴谷雄高『鞭と独楽』『濠渠と風車』 掘田善衛『記念碑』『奇妙な青春』批判 中村光夫『自分で考える』 * 『大菩薩峠』 『純愛物語』 V 戦後のアヴァンギャルド芸術をどう考えるか * 〈現代詩の情況〉[断片] 北村透谷小論[断片氈n 北村透谷小論[断片] * 一酸化鉛結晶の生成過程における色の問題 解題(間宮幹彦) 注記等 月報:小林康夫「吉本隆明、一本の樹の出発」、ハルノ宵子「空の座」
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 1410 標題 表現論/『宿沢あぐり「吉本隆明年譜」(1) 叢書名 吉本隆明資料集 139 編集 松岡祥男 出版社 猫々堂 出版地 高知 区分 キーワード 見出し・語録 戦闘の思想的土台をめぐって(『一橋新聞』第714号1961年12月15日発行) (東京都国鉄労働会館1961年11月19日) 情況と文学(『文学村』第13号1963年4月1日発行) (山形大学1962年7月6日) 情況への発言(『地方』創刊号1964年12月25日発行) (1963年11月19日熊本市) 情況が強いる切実な課題とはなにか(『九州大学新聞』第501号1963年12月10日発行) (九州大学1963年11月23日 反権力の思想情況批判(『吉本隆明全著作集』第14巻1972年7月30日刊所収) (東北大学1963年12月14日) 国家のイメージと大衆ナショナリズム(『京都大学新聞』第1265号1965年12月6日、第1266号12月 13日発行) (1965年11月21日京都大学) 表現論(『アナキズム』第8号2006年11月11日発行) (1966コンミューン・春の講座1966年5月14日) 表現論(続)(『アナキズム』第8号2006年11月11日発行) (1966コンミューン・春の講座1966年7月2日) 宿沢あぐり「吉本隆明年譜」[1924〜1950] 宿沢あぐり 編集ノート 注記等 挿画 ハルノ宵子
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 刊行年月 1410 標題 吉本隆明の経済学 掲載誌(紙・書)名 吉本隆明の経済学[中沢新一編著] 出版社 筑摩書房 出版地 東京 掲載頁 13-338 区分 経済学 見出し・語録 第一部 吉本隆明の経済学 吉本隆明(編・解説 中沢新一) 第一章 言語論と経済学 1幻想論の根柢ーー言葉という思想[原題・共同幻想のゆくえ、同志社大学文学哲学研究会[翌檜]主催に よる講演、1978.05.28] 2言語と経済をめぐる価値増殖・価値表現の転移[『iichiko』第39号1996年4月20日発行] 第二章 原生的疎外と経済 1三木成夫の方法と前古代言語論[原題・三木成夫さんについて、ゲーテ自然科学の集いにおける慶應義塾 大学における講演、1993.11.03、『モルフォロギア』第16号1994.11.03所収] I 宇宙のリズムと文明 II 文明とは手を加えられた自然史ーーマルクスと同一の方法  マルクスから学んだ言語論/超文明と超原始 第三章 近代経済学の「歌・物語・ドラマ」 1経済の記述と立場ーースミス・リカード・マルクス[日本大学三崎祭実行委員会主催による講演、1984.11.02] I スミスの〈歌〉  スミスの思考法/〈牧歌〉の豊かさ II リカードの〈物語〉  〈歌〉の喪失/正しい経済学的〈物語〉 III マルクスの〈ドラマ〉  対立の〈ドラマ〉/マルクスの達成とマルクス批判 IV 古典経済学の可能性 第四章 生産と消費 1エコノミー論[「ハイ・イメージ論」、『海燕』第8巻10〜12号1989.10〜12、第9巻1号1990.01] 2消費論[「ハイ・イメージ論」、『海燕』第9巻5〜7号1990.05〜07] 第五章 現代都市論 1像としての都市ーー四つの都市のイメージ[日本鋼管主催の講演、1992.01.21、『感性都市への予感』ぎょ うせい1992年6月8日刊行所収]  都市論と国家論、社会論はパラレル/消費社会ーー未知の部分/都市の四系列/第三系列と第四系列/異 化領域と過密領域/理想の設計には他者=一般大衆が必要/過密領域/感心した長島温泉/高次の映像化と 異化作用/浅草のうんこ/クレオール化/稚拙化の表れ 第六章 農業問題 1農村の終焉ーー〈高度〉資本主義の課題[「修羅」同人主催、長岡市で行われた講演、1987.11.08]  農業の構造と変化/農家と経済/農業の生産構造の変化/農業とエコロジー/農業人口と戸数/都市と農 村の対立 第七章 贈与価値論 1贈与論[「ハイ・イメージ論1」、『リテレール』第1号1992.06] 2消費資本主義の終焉から贈与価値論へ[『FiLo』第15〜17号1992、インタビュー収録1991.12.21]  マルクスが分析しなかった未知の段階、消費資本主義/贈与価値論の形成に向けて/資本主義の高度化が 世界を単一化させていく 第八章 超資本主義論 1超資本主義の行方  不況とは何か I [情況との対話2『サンサーラ』1993年5月号]  不況とは何か II [情況との対話3『サンサーラ』1993年6月号] 2世界認識の臨界へ[『エイティーズー80年代全検証いま、何がおきているのか』河出書房新社、1990年 7月刊所収]  高次化する資本主義/〈日本〉という問題系/エコロジーを問う/世界資本主義と〈国家〉/世界認識の 現在 注記等 「第一部 吉本隆明の経済学 吉本隆明(編・解説 中沢新一)」初出リスト ・幻想論の根柢ーー言葉という思想:原題・共同幻想のゆくえ、同志社大学文学哲学研究会[翌檜]主催による講演、 1978.05.28、『言葉という思想』 弓立社1981年1月刊所収、『吉本隆明五十度の講演』Bonus trackー2東京糸井 重里事務所2008年8月刊収録 ・言語と経済をめぐる価値増殖・価値表現の転移:『iichiko』第39号1996年4月20日発行 ・三木成夫の方法と前古代言語論:原題・三木成夫さんについて、ゲーテ自然科学の集いにおける慶應義塾大学にお ける講演、1993.11.03、『モルフォロギア』第16号1994.11.03所収 ・経済の記述と立場ーースミス・リカード・マルクス:日本大学三崎祭実行委員会主催による講演、1984.11.02、 『吉本隆明全講演ライブ集14』CD-082〜083弓立社2006年9月刊及び『吉本隆明五十度の講演』disc A37〜A38 東京糸井重里事務所2008年8月刊収録 ・エコノミー論:「ハイ・イメージ論52〜55」、『海燕』第8巻10〜12号1989.10〜12、第9巻1号1990.01 ・消費論:「ハイ・イメージ論59〜61」、『海燕』第9巻5〜7号1990.05〜07 ・像としての都市ーー四つの都市のイメージ:日本鋼管主催の講演、1992.01.21、『感性都市への予感: 8つのパラ ダイム』NKK都市総合研究所編ぎょうせい刊1992年6月8日刊行所収、『吉本隆明全講演ライブ集11』CD-064〜 066弓立社2005年12月刊及び『吉本隆明五十度の講演』disc B16~B17東京糸井重里事務所2008年8月刊収録 ・農村の終焉ーー〈高度〉資本主義の課題:「修羅」同人主催、長岡市で行われた講演、1987.11.08、『 吉本隆明 全講演ライブ集5』CD-025〜027弓立社2002年12月及び『吉本隆明五十度の講演』disc A51〜A53東京糸井重里 事務所2008年8月刊収録 ・贈与論:「ハイ・イメージ論1」、『リテレール』第1号1992.06 ・消費資本主義の終焉から贈与価値論へ:中田平,石塚雅人によるインタビュー収録1991.12.21、『FiLo』第15〜 17号[HyperCardによる電子雑誌に、16号「文化の翻訳を巡る諸問題」、17号「世界思想と批評の条件」として 分載]1992所収 ・不況とは何か I :情況との対話2『サンサーラ』1993年5月号 ・不況とは何か II :情況との対話3『サンサーラ』1993年6月号 ・世界認識の臨界へ:『エイティーズー80年代全検証いま、何がおきているのか』河出書房新社、1990年7月刊所収
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 刊行年月 1410 標題 三四郎 掲載誌(紙・書)名 夏目漱石『三四郎』をどう読むか[石原千秋・責任編集] 出版社 河出書房新社 出版地 東京 掲載頁 78-89 区分 講演 見出し・語録 注記等 初出:新宿・紀伊国屋ホールにおける第59回紀伊国屋セミナーでの講演「夏目漱石;坊っちゃん・虞美人草・ 三四郎」1992.10.11、『吉本隆明全講演ライブ集』第3巻2002年3月25日発行収録、『夏目漱石を読む』筑摩書房 2002年11月[同「ちくま文庫」2009年9月]刊所収。
刊行形態 Book Section 著者 吉本隆明 刊行年月 1411 標題 沈黙の力を信じる 掲載誌(紙・書)名 人生を考えるのに遅すぎるということはない 出版社 講談社 出版地 東京 掲載頁 207-234 区分 授業 見出し・語録 ひとり/沈黙も言葉/才能とはなにか/人は、みんな、おんなじ 注記等 初出:『ひとり:15歳の寺子屋』講談社2010年10月刊所収。
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 1411 標題 フーコーについて/プレ・アジア的ということ 叢書名 吉本隆明資料集 140 編集 松岡祥男 出版社 猫々堂 出版地 高知 区分 キーワード 見出し・語録 小説がここから始まるために 鈴木光司・吉本隆明(『野生時代』1996年4月号) 新しい小説の試み/父性、母性、物語性/可能性としてのホラー(山の上ホテルにて) 二〇世紀の名著:私の三冊(1)宮沢賢治著『銀河鉄道の夜』(『東京新聞』1996年5月5日) 二〇世紀の名著:私の三冊(2)アンドレ・ジイド『田園交響楽』(『東京新聞』1996年5月12日) 二〇世紀の名著:私の三冊(3)ポール・ウ゛ァレリイ『テスト氏』(『東京新聞』1996年5月19日) プレ・アジア的といういこと(『季刊 iichiko』第39号1996年4月20日) 母型論と大洋論 聞き手 山本哲士・高橋順一(『季刊 iichiko』第39号1996年4月20日) フーコーについて(1)〜(3):吉本隆明と時代を読む(『ちくま』1996年6〜8月号) 全方位的な思想/ヘーゲルとの接点/国家と市民社会/国歌以前の法・宗教 宗教とイデオロギー/知の考古学/宗教と普遍的倫理 考古学的な層と段階/近代日本の原罪/マルクス主義系統の枠外の人(ブックセンター・リブロ主催講演・ 1995年7月9日) 形而上学的ウイルスの文学ー村上龍『ヒュウガ・ウィルス』ー(『新潮』1996年7月号) 日本語の遺伝子をめぐって 岡井隆・吉本隆明(『現代詩手帖』1996年8月号) 意味とメロディ/「老い」と短歌的遺伝子/批評の臨床性/批評の届く場所(1996年4月26日) 『神の仕事場』をめぐって(『「神の仕事場」を読む』1996年10月刊所収) (1995年6月24日講演・於 日本出版クラブ) 二十一世紀への提言(『新潮』1996年9月号) 辺見庸『赤い橋の下のぬるい水』(辺見庸『赤い橋の下のぬるい水』(文春文庫)1996年9月10日刊解説) 荒川洋治(『日本名詩集成』1996年11月刊所収) 稲川方人(『日本名詩集成』1996年11月刊所収) 溺体始末記(『高知新聞』1996年10月13日) 編集ノート 注記等 挿画 ハルノ宵子
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 1412 標題 日本的なものとはなにか 叢書名 吉本隆明〈未収録〉講演集1 編集 宮下和夫 出版社 筑摩書房 出版地 東京 区分 講演 キーワード 見出し・語録 I 日本的なものとはなにか(1993年10月16日) 古い日本語のむずかしさ(1984年12月1日) 古い日本語はなぜむずかしいか/語音から来るむずかしさー枕詞の場合/正語序・逆語序の問題/逆語序が生 まれた理由/方言から来る分かりにくさ/時間差から来る分かりにくさ 初期歌謡(1972年7月19日) I前提/II手続について/III初期歌謡の類別/IV〈初期歌謡〉の祖形/V初期短歌謡 日本の詩歌の始まりについて(1998年9月25日) 詩歌の初めとは何か/「おもろさうし」と「古事記」「万葉集/片歌から和歌へ II 南方的要素(1978年10月7日) I南方的要素、沿海的要素/II婚姻の禁止/III氏族/IV婚姻/V氏族婚から一夫一婦制への移行/VI国家の成立/ VII日本の国家の始まり/VIII歴史の問題 南島論序説(1988年12月2日) 都市論と南島論/体内言語からみた南島/方言の空間分布からみた南島/段階論ー自然/段階論ー神話/段階 論ー祭儀 III 『遠野物語』の意味(1990年8月26日) 一 体験体〈体験譚〉/事実体(事実譚)/伝承体(伝承譚) 二 総論 柳田民俗学(1992年9月19日) 柳田民俗学の三つの方法/「美弥良作」と「根の国」/反復と重層/イメージからのアプローチ/国木田独歩 の「武蔵野」の影響/柳田民俗学の起源 解題 宮下和夫 注記等 初出 ・日本的なものとはなにか 『ビオス』第10号1995年10月 ・古い日本語のむずかしさ 『せんだがや通信』第19号1985年2月 ・初期歌謡 『和歌の本質と展開』桜楓社 1975年5月15日刊所収 ・日本の詩歌の始まりについて 「日本アンソロジーについて」[1998(平成十)年9月25日文教区立鴎外記 念本郷図書館第260回文学講演会]、『資料・米沢時代の吉本隆明についてーその十』齋藤清一、2009年3月 ・南方的要素 『文化の地平』(中上健次編・発行) 1979年12月刊所収 ・南島論序説 『文藝』第28巻1号1989年2月 ・『遠野物語』の意味 『國文学 解釈と教材の研究』第36巻3号1991年3月 ・総論 柳田民俗学 『再考 柳田国男と民俗学』1994年12月10日刊所収
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 1412 標題 荒木写真とはなにか/村上春樹『アンダーグラウンド』批判 叢書名 吉本隆明資料集 141 編集 松岡祥男 出版社 猫々堂 出版地 高知 区分 キーワード 見出し・語録 安原顕について(安原顯『ふざけんな人生』1996年11月25日刊解説) 世紀末を解く 見田宗介・吉本隆明(『東京新聞』1997年1月3日〜13日掲載) 新年は新しい世界の再生/自ら作り出す市場システム/京都・香港・シンガポール/市民に幸福と空虚な感覚/ 世紀の空白から未来を測る/超越を超越すること/無意識はどこから来るか/「ほんとうの宗教」という謎/人 間の真ん中にある自然/絶対感情jと他者の関係/存在の思想と未来の地平 大塚英志『「彼女たち」の連合赤軍』(『週刊文春』1997年1月23日号) 現代を語る(『高知新聞』1997年2月18日・19日) いつもの年の晴れの日:写真日記(『新潮』1997年3月号) 1996年12月31日/1997年1月2日/1997年1月7日/1997年1月15日 <普遍的なポエジー>へ向けて(『図書新聞』1997年3月22日号) 「プロ」の詩人/これは「朗読」ではない/伝統的な日本語を掘り下げる 賢治の世界 ー宮沢賢治生誕百年に因んでー(『国語教育ー研究と実践』第34号1997年3月30日発行所収) 『春と修羅』第一集を貫く仏教的な世界観/色濃い北方的な感覚/宮澤賢治の心の固有色/法華経に背きながら 帰依するという矛盾/独自の運動体としての肥料設計/表現上の大きな変化ーー物語風の開眼/宗教観と芸術館 の角逐/『春と修羅』第三集の生活感覚/芸術と宗教と詩と死が一体となった作品(千葉県立銚子高校1996年 6月28日講演) 夏目漱石著『硝子戸の中』:私が出会った一冊(『山梨日日新聞』1997年5月25日) 村上春樹『アンダーグラウンド』批判ーどちら側でもないー(『群像』1997年6月号) 戦後価値観をひっくり返したオウムと大震災 芹沢俊介・吉本隆明(『週刊エコノミスト』1997年5月6/13日 号) 「家族の感性」が崩壊した/全く異なる解体が起こる/「居場所」がなかった宮崎君/脱出口は見つかるのか/ 希望を語ることのむずかしさ/決められない麻原彰晃の実像 放送にとって批評とはなにか 聞き手・坂本 衛(『GALAC』1997年6月6日号) テレビの影響力の強さ、怖さ/自分をめちゃくちゃに壊せ/なにが放送批評に必要か/制度面の批評も必要だ 荒木写真とはなにか:荒木経惟論(『荒木経惟写真全集』第20巻1997年7月20日刊解説) 包括的な倫理の構築を目指す:土曜訪問(『東京新聞』1996年11月2日号) 現代詩の孤立を養護する(『現代詩手帖』1996年8月号) (日本現代詩人会議主催「五月の詩祭」紀伊国屋ホール1996年5月23日講演) 現代詩とはなにか(『情況への発言』1967年8月刊所収) (早稲田大学1967年11月5日講演) 編集ノート 注記等 挿画 ハルノ宵子
刊行形態 Book 著者 吉本隆明 刊行年月 1412 標題 吉本隆明全集5:1957−1959 出版社 晶文社 出版地 東京 区分 全集 キーワード 見出し・語録 I 高村光太郎 『道程』前期/『道程』論/『智恵子抄』論/詩の註解/戦争期/敗戦期/戦後期/年譜/参考文献目録 II 「戦旗」派の理論的動向 文学の上部構造性 宗祇論 抵抗詩 くだらぬ提言はくだらぬ意見を誘発するーー加藤周一にーー 三種の詩器 「四季」派の本質ーー三好達治を中心にーー 芸術的抵抗と挫折 街のなかの近代 情勢論 今月の作品から 芥川龍之介の死 転向論 中野重治「歌のわかれ」 III 死の国の世代へーー闘争開始宣言ーー IV 不許芸人入山門ーー花田清輝老への買いコトバーー 「乞食論語」執筆をお奨めする アクシスの問題 芸術大衆化論の否定 近代批評の展開 天皇制をどうみるか 橋川文三への返信 高村光太郎の世界 戦争中の現代詩ーーある典型たちーー 詩人の戦争責任論ーー文献的な類型化ーー 異端と正系 十四年目の八月十五日 現代詩のむつかしさ 海老すきと小魚すき 転向ファシストの詭弁 V 内的な屈折のはらむ意味ーー『井之川巨・浅田石二・城戸昇 詩集』ーー 堀田善衞『乱世の文学者』 阿部知二他編『講座現代芸術III芸術を担う人々』 草野心平編『宮沢賢治研究』 戦後学生像の根ーー戦中・戦後の手記を読んでーー 江藤淳『作家は行動する』 武田泰淳『貴族の階段』 久野収・鶴見俊輔・藤田省三『戦後日本の思想』 阿部知二『日月の窓』 * 『風前の灯』 『夜の牙』 『大菩薩峠』(完結篇) VI 飯塚書店版『高村光太郎』あとがき 『芸術的抵抗と挫折』あとがき 『抒情の論理』あとがき 解題〈間宮幹彦〉 注記等 月報:北川太一「吉本と光太郎」、ハルノ宵子「ノラかっ」

「吉本隆明2014年著[遺]作リスト」/kyoshi@tym.fitweb.or.jp 2015.07.30