十字路で立ち話(あるいはワッツニュー)
ありふれた
術後の日常
の延長だが
何事もなく
過ぎる毎日
の心地良さ
我が身など
対象化する
ことできず
感覚化なら
だれにでも
できるはず
自分の言葉
で考え始め
る身体こそ
何ものにも
かえがたい
固有感覚に
井戸枯れは
水道に切り
替えられて
何台目かも
わからない
老iMacでは
こんなにも
むずかしい
リカバリー
日に少しの
試行錯誤を
繰り返して
使い慣れた
操作環境が
復元できた
娘や甥から
電話があり
近況を語る
手づくりの
HPの更新に
使い続けた
老iMacだが
ソフトなど
が動かない
サポートに
電話よりも
チャッピー
に相談して
あれこれと
試しながら
休戦状態で
定期更新は
亡妻のPCに
かろうじて
残っていた
作業環境で
井戸水から
融雪散水が
できなくて
残念ながら
かたづけた
融雪ホース
一夜明けて
降り積もる
玄関先から
道路までの
除雪作業に
思い返せば
融雪できた
井戸水なら
ではの恩恵
雪捨て場の
庭の樹木に
夏の散水も
くしゃみ水
になったり
ときたまに
水切れなど
おかしげな
井戸の調子
去年の夏に
取り替えた
ポンプだが
井戸が枯れ
かかったの
かも知れず
井戸の底の
管の様子が
どうなのか
確かめよう
もないから
水道使用に
退院直後の
数ヶ月間は
ゴミ当番や
年末の夜警
当番なども
免除扱いで
術後の体に
重たすぎた
給灯油ほか
身の回りの
ことなどが
当たり前に
できる迄の
遅々とした
身体回復が
気づかせる
心身一如の
バランス感
年を食えば
聴く音楽も
あれこれと
定まらずに
つまみ食い
するように
間口を広げ
好みなども
聴き次第で
あってない
ようになり
がちなのに
思いがけず
ジャズCD
貰い受けて
聴き始めた
頃の響きが
あざやかに
週はじめは
自転車での
買い物など
週末の雪で
外出できず
有り合わせ
食材などを
いただいて
家ごもりに
降り積もる
重さに耐え
雪吊りの庭
家の中まで
明るさ増す
寒気の気配
雪かきして
肩もほぐれ
寒暖の合間
居座っても
居付かない
立ち座りに
拇指を重ね
握った手指
肘を抜けて
体幹の下に
膕を覗けば
踵から足先
手刀で斬り
開いた肌の
裂け目から
振り返って
喝を入れる
敵対幻想像
生まれるを
稽古できず
死ぬことも
寒冷日避け
暖かい日に
出歩いたり
雪が解けた
草地を歩く
足裏が弾み
遥か向こう
木立を抜け
鳥の鳴き声
一つとして
同じような
真っ直ぐを
見かけない
木々が眠る
立ち姿から
遠ざかって
目覚ましい
立ち歩きが
歳を重ねて
起きるのと
同じように
術後ならの
体を起こす
大変さだが
若年の頃は
気づかない
ことだらけ
老いてから
こそ知らさ
れることを
手探りして
試すように
やってみる
ちょっとの
起伏しから
ひとり立ち
寒く晴れた
ゲレンデが
遠くに去り
滑ることの
身体記憶も
消え去って
疲れにくく
愉快になる
歩き方など
老体ならの
上虚下実に
乗り換えて
しゃがんで
立ち上がる
下肢の輪郭
腰を浮かせ
椅子を跨ぎ
いかほどに
正月の買い
物の行きと
帰りの屋並
注連飾りの
玄関が少い
松の内から
B級映画並
軍事誘拐は
中南米侵略
殺人事件や
地震発生は
国内報道で
ほんの少し
晴れ渡った
午後の隙間
庇の雪解け
が滴る音の
冷たい響き
年末年始の
御馳走様で
くたびれて
ごろり横に
実業団やら
大学の駅伝
中継を聞き
寒い正月の
身体の養生
寝ていても
手や足など
関節は動き
骨組みから
波動共鳴へ
体術の稽古
季節を巡り
身体を養う
布団の中で
タクシーが
娘夫婦乗せ
雪降る庭先
よく食べて
よく呑んだ
年末年始に
ひもトレを
娘の身体に
たすき掛け
差し出した
両手に体重
を乗せられ
崩されたり
揺らいだり
しない身体
どうなって
いるのかも
わからない