十字路で立ち話(あるいはワッツニュー)


躍動と安らぎ(26.02.20 )

ありふれた
術後の日常
の延長だが

何事もなく
過ぎる毎日
の心地良さ

我が身など
対象化する
ことできず

感覚化なら
だれにでも
できるはず

自分の言葉
で考え始め
る身体こそ

何ものにも
かえがたい
固有感覚に

近況など(26.02.17・火)

井戸枯れは
水道に切り
替えられて

何台目かも
わからない
老iMacでは

こんなにも
むずかしい
リカバリー

日に少しの
試行錯誤を
繰り返して

使い慣れた
操作環境が
復元できた

娘や甥から
電話があり
近況を語る

根比べ(26.02.13・金)

手づくりの
HPの更新に
使い続けた

老iMacだが
ソフトなど
が動かない

サポートに
電話よりも
チャッピー

に相談して
あれこれと
試しながら

休戦状態で
定期更新は
亡妻のPCに

かろうじて
残っていた
作業環境で

積もる雪に(26.02.11・水)

井戸水から
融雪散水が
できなくて

残念ながら
かたづけた
融雪ホース

一夜明けて
降り積もる
玄関先から

道路までの
除雪作業に
思い返せば

融雪できた
井戸水なら
ではの恩恵

雪捨て場の
庭の樹木に
夏の散水も

井戸枯れ?(26.02.06・金)

くしゃみ水
になったり
ときたまに

水切れなど
おかしげな
井戸の調子

去年の夏に
取り替えた
ポンプだが

井戸が枯れ
かかったの
かも知れず

井戸の底の
管の様子が
どうなのか

確かめよう
もないから
水道使用に

立春に(26.02.03・火)

退院直後の
数ヶ月間は
ゴミ当番や

年末の夜警
当番なども
免除扱いで

術後の体に
重たすぎた
給灯油ほか

身の回りの
ことなどが
当たり前に

できる迄の
遅々とした
身体回復が

気づかせる
心身一如の
バランス感

初心の響き(26.01.30・金)

年を食えば
聴く音楽も
あれこれと

定まらずに
つまみ食い
するように

間口を広げ
好みなども
聴き次第で

あってない
ようになり
がちなのに

思いがけず
ジャズCD
貰い受けて

聴き始めた
頃の響きが
あざやかに

冬ごもり(26.01.27・火)

週はじめは
自転車での
買い物など

週末の雪で
外出できず
有り合わせ

食材などを
いただいて
家ごもりに

降り積もる
重さに耐え
雪吊りの庭

家の中まで
明るさ増す
寒気の気配

雪かきして
肩もほぐれ
寒暖の合間

身支度(26.01.23・金)

居座っても
居付かない
立ち座りに

拇指を重ね
握った手指
肘を抜けて

体幹の下に
膕を覗けば
踵から足先

手刀で斬り
開いた肌の
裂け目から

振り返って
喝を入れる
敵対幻想像

生まれるを
稽古できず
死ぬことも

冬眠散策(26.01.20・火)

寒冷日避け
暖かい日に
出歩いたり

雪が解けた
草地を歩く
足裏が弾み

遥か向こう
木立を抜け
鳥の鳴き声

一つとして
同じような
真っ直ぐを

見かけない
木々が眠る
立ち姿から

遠ざかって
目覚ましい
立ち歩きが

老い手習い(26.01.16・金)

歳を重ねて
起きるのと
同じように

術後ならの
体を起こす
大変さだが

若年の頃は
気づかない
ことだらけ

老いてから
こそ知らさ
れることを

手探りして
試すように
やってみる

ちょっとの
起伏しから
ひとり立ち

しゃがみ立ち(26.01.13・火)

寒く晴れた
ゲレンデが
遠くに去り

滑ることの
身体記憶も
消え去って

疲れにくく
愉快になる
歩き方など

老体ならの
上虚下実に
乗り換えて

しゃがんで
立ち上がる
下肢の輪郭

腰を浮かせ
椅子を跨ぎ
いかほどに

雪解け雫(26.01.09・金)

正月の買い
物の行きと
帰りの屋並

注連飾りの
玄関が少い
松の内から

B級映画並
軍事誘拐は
中南米侵略

殺人事件や
地震発生は
国内報道で

ほんの少し
晴れ渡った
午後の隙間

庇の雪解け
が滴る音の
冷たい響き

寝正月(26.01.06・火)

年末年始の
御馳走様で
くたびれて

ごろり横に
実業団やら
大学の駅伝

中継を聞き
寒い正月の
身体の養生

寝ていても
手や足など
関節は動き

骨組みから
波動共鳴へ
体術の稽古

季節を巡り
身体を養う
布団の中で

右肩から(26.01.02・金)

タクシーが
娘夫婦乗せ
雪降る庭先

よく食べて
よく呑んだ
年末年始に

ひもトレを
娘の身体に
たすき掛け

差し出した
両手に体重
を乗せられ

崩されたり
揺らいだり
しない身体

どうなって
いるのかも
わからない


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