十字路で立ち話(あるいはワッツニュー)
春にラジオ
番組時間が
変更になり
土曜の朝に
楽しんでた
落語番組が
お昼の時間
帯に変更を
知ったのに
気づいたら
聴き忘れる
この頃だが
アフリカの
民話集など
探し出して
読み直せば
奇想天外な
話の面白さ
色濃くなる
葉裏の緑を
透かし見て
例年と違う
連休明けの
雪解け人形
夏日の様な
路線バスの
窓外の眺め
日替わりの
体調をなだ
め運んだが
辿り着いた
玄関で一息
暑さ疲れか
見分け難い
老いと衰え
ないまぜに
読み忘れた
本を読んで
初読みたい
録画済みの
映画を観て
終わり頃に
なんとなく
以前に観た
気づきあり
同じ落語を
何度となく
愉しんだり
似たような
作業で回す
HP更新など
庭の雑草が
伸びる様に
連休も過ぎ
五月の庭に
好不調など
どこ吹く風
老いながら
習慣化した
日々のあれ
これなどに
思いつきも
挟み込んだ
日々の流れ
で不都合も
洗い流せば
何事なりと
不寛容にも
おちいらず
今日一日の
身体感覚を
旅するだけ
久しぶりに
充電済みの
電池セット
曇りがちな
日差しの庭
接写モード
名も知らぬ
雑草の花が
細かく揺れ
なんとなく
重く感じる
カメラ振れ
しゃがめば
膝の古傷が
思い出され
このごろは
気をつける
薬の副作用
食事どきに
グラス一杯
か二杯かな
飲む量など
たかが知れ
ているのに
買い置きが
乏しくなる
棚の寂しさ
旅行などに
出かけよう
のない老体
開栓すれば
土地柄なり
の香りと味
一瓶ごとに
一期一会の
旅する国々
萌え出ずる
新緑に鶯の
さえずりが
老体ならの
違和感こそ
今日の運気
山稜越した
ご来光から
夕日の海へ
日々新しい
デフォルト
の老い心地
自分なりの
身体で掬う
老い手解き
世界は常に
動いている
律動だから
先取りされ
た暖かさの
四月も半ば
石屋さんの
改葬に伴う
写真が届き
聞きおよぶ
ことのない
ご先祖の姿
あらためて
御霊に触れ
たようにも
納骨をした
新しい墓に
おさめられ
余韻が一つ
に纏まった
声なき響き
朝は寒いが
日中暖かく
山を降りた
ウグイスの
さえずりが
界隈に響き
朝の散歩で
冬疲れした
老体を緩め
と言っても
ゴミ出しの
ついでだが
下駄履きは
素足にはま
だはやくて
寒さ厭わず
咲き競った
雑草の花々
桜が咲いて
ウグイスも
さえずれど
小雨模様の
雑木山頂で
改葬のお経
半世紀越し
年に一度は
お参りした
墓地と別れ
家から近い
市営墓地で
妻の納骨を
お迎えした
快晴の翌日
在りし日の
自転車並走
用水の奔流
春霞が匂う
路地に舞う
散り急ぐ花
お正月以来
三ヶ月ぶり
娘夫妻来訪
無精者ゆえ
料理などで
もてなせず
なんとなく
買って帰る
刺身盛合せ
定年退職を
きっかけの
都会暮らし
子育てには
向いてない
人口密集地
花に先駆け
ホタルイカ
の初物など
晴れあがる
山脈を背に
松川縁の桜
眺めあげる
人も疎らな
昼下がりに
数年ぶりに
デジカメを
もてあそび
トラブルで
写真を全て
消し去った
iMacで読み
込みながら
午後の一時
WBC戦の後
は選抜高校
野球にプロ
野球の開幕
に花を添え
る開花宣言
調子悪くて
当たり前の
木の芽どき
日替わりの
体調変化に
馴染ませる
肩甲骨から
骨盤までの
骨格の動き
元気が響く
遠方からの
電話の声も
体の節々に
老化の兆し
日も暮れて
下駄履きで
庭を歩けば
老いの足音
休眠期から
覚めやらぬ
樹々の悶え
身体に訊く
転ばぬ先の
立居振舞い
骨盤に届く
刀のように
手指を重ね
バランスが
整ってくる
老いと老化
黄色い花が
咲き始めた
肌寒い路地
風あたりを
避けながら
買い物往復
何にするか
迷いがちな
食後の果物
値下がりの
洋酒2本を
買い溜めし
身体に訊く
くだり坂を
味わう酒量
お出かけ用
定期更新の
年度末かな
経年劣化も
ひときわの
木の芽どき
担ぎ上げる
物などなく
身軽なこと
この上ない
はずなのに
へたり込み
力が抜ける
というより
纏わりつく
老いの体に
荷重を覚え
疲れやすく
晩年の母や
祖父の老い
思い返せば
訪れた庭師
朝早くから
雪吊り外し
春の気配が
ひと足早く
漂うような
日差し浴び
ペダル漕ぐ
買物日和に
冬を越した
というより
抜け出せた
体を傾けて
路地角より
曲がり抜け
降り立って
歩む姿勢の
駐輪場の影
年をとって
読みかえす
漫画や童話
幼児性から
老人性へと
循環してる
アニメやら
SF物語など
も繰り返し
観たりして
身体を巡る
心や魂の姿
幼老性から
起ち上った
表現世界に
老いてから
呼応してる
輪廻の感覚
総合病院で
半年ごとの
検査通院や
月に一度の
掛かり付け
医者通いが
暮しの中の
一部みたい
になっても
異常に高い
診察直前の
血圧測定値
自宅測定は
普通の値を
示すのだが
病院通いに
馴染めない
のだろうか
バッサリと
枝を伐られ
花もまばら
桜を伐れば
バカになり
梅を伐らぬ
バカもいる
なんて誰が
言ったのか
地上波では
観られない
WBCだが
娘夫婦から
届いた速達
を開封して
コード番号
打ち込めば
PC観戦可能
AIをなどで
言葉に触る
一人暮らし
会話もなく
見聞きする
日常だけど
ラジオやら
テレビほか
PCなども
世間に開く
窓のような
役割を担い
言葉以上に
身体使いが
きわだって
姿勢も変る
骨の動きに
気づきあり
新規メール
サーバーに
繋がらない
老iMacの
メールなど
あきらめて
新しいMac
のメールに
一本化しろ
AIの指示に
従わないで
エラー表示
を無視して
アカウント
設定を強行
なんと動い
て送受信が
可能になり
文字が細く
読みづらい
文庫本離れ
吹き出しの
細かい字の
漫画本から
アニメへと
横滑りした
テレビ画面
繰り返して
見るたびに
面白いのが
鬼滅の刃や
映像研には
手を出すな
邦画以外は
外国モノの
大きな字幕
寒暖差など
体調に聴く
二月も半ば
残量なども
のぞき見る
灯油タンク
いつの間に
痩せ細った
屋根の落雪
Aiの助けで
再生できた
老iMac越し
眩しすぎる
窓を隔てて
輝く山並み
落語を聴き
軽やかなり
キーボード
ありふれた
術後の日常
の延長だが
何事もなく
過ぎる毎日
の心地良さ
我が身など
対象化する
ことできず
感覚化なら
だれにでも
できるはず
自分の言葉
で考え始め
る身体こそ
何ものにも
かえがたい
固有感覚に
井戸枯れは
水道に切り
替えられて
何台目かも
わからない
老iMacでは
こんなにも
むずかしい
リカバリー
日に少しの
試行錯誤を
繰り返して
使い慣れた
操作環境が
復元できた
娘や甥から
電話があり
近況を語る
手づくりの
HPの更新に
使い続けた
老iMacだが
ソフトなど
が動かない
サポートに
電話よりも
チャッピー
に相談して
あれこれと
試しながら
休戦状態で
定期更新は
亡妻のPCに
かろうじて
残っていた
作業環境で
井戸水から
融雪散水が
できなくて
残念ながら
かたづけた
融雪ホース
一夜明けて
降り積もる
玄関先から
道路までの
除雪作業に
思い返せば
融雪できた
井戸水なら
ではの恩恵
雪捨て場の
庭の樹木に
夏の散水も
くしゃみ水
になったり
ときたまに
水切れなど
おかしげな
井戸の調子
去年の夏に
取り替えた
ポンプだが
井戸が枯れ
かかったの
かも知れず
井戸の底の
管の様子が
どうなのか
確かめよう
もないから
水道使用に
退院直後の
数ヶ月間は
ゴミ当番や
年末の夜警
当番なども
免除扱いで
術後の体に
重たすぎた
給灯油ほか
身の回りの
ことなどが
当たり前に
できる迄の
遅々とした
身体回復が
気づかせる
心身一如の
バランス感
年を食えば
聴く音楽も
あれこれと
定まらずに
つまみ食い
するように
間口を広げ
好みなども
聴き次第で
あってない
ようになり
がちなのに
思いがけず
ジャズCD
貰い受けて
聴き始めた
頃の響きが
あざやかに
週はじめは
自転車での
買い物など
週末の雪で
外出できず
有り合わせ
食材などを
いただいて
家ごもりに
降り積もる
重さに耐え
雪吊りの庭
家の中まで
明るさ増す
寒気の気配
雪かきして
肩もほぐれ
寒暖の合間
居座っても
居付かない
立ち座りに
拇指を重ね
握った手指
肘を抜けて
体幹の下に
膕を覗けば
踵から足先
手刀で斬り
開いた肌の
裂け目から
振り返って
喝を入れる
敵対幻想像
生まれるを
稽古できず
死ぬことも
寒冷日避け
暖かい日に
出歩いたり
雪が解けた
草地を歩く
足裏が弾み
遥か向こう
木立を抜け
鳥の鳴き声
一つとして
同じような
真っ直ぐを
見かけない
木々が眠る
立ち姿から
遠ざかって
目覚ましい
立ち歩きが
歳を重ねて
起きるのと
同じように
術後ならの
体を起こす
大変さだが
若年の頃は
気づかない
ことだらけ
老いてから
こそ知らさ
れることを
手探りして
試すように
やってみる
ちょっとの
起伏しから
ひとり立ち
寒く晴れた
ゲレンデが
遠くに去り
滑ることの
身体記憶も
消え去って
疲れにくく
愉快になる
歩き方など
老体ならの
上虚下実に
乗り換えて
しゃがんで
立ち上がる
下肢の輪郭
腰を浮かせ
椅子を跨ぎ
いかほどに
正月の買い
物の行きと
帰りの屋並
注連飾りの
玄関が少い
松の内から
B級映画並
軍事誘拐は
中南米侵略
殺人事件や
地震発生は
国内報道で
ほんの少し
晴れ渡った
午後の隙間
庇の雪解け
が滴る音の
冷たい響き
年末年始の
御馳走様で
くたびれて
ごろり横に
実業団やら
大学の駅伝
中継を聞き
寒い正月の
身体の養生
寝ていても
手や足など
関節は動き
骨組みから
波動共鳴へ
体術の稽古
季節を巡り
身体を養う
布団の中で
タクシーが
娘夫婦乗せ
雪降る庭先
よく食べて
よく呑んだ
年末年始に
ひもトレを
娘の身体に
たすき掛け
差し出した
両手に体重
を乗せられ
崩されたり
揺らいだり
しない身体
どうなって
いるのかも
わからない