植物が花を咲かせるためには、花のもとになる芽(花芽)をつくらなければなりません。
グラジオラス、キキョウ、マツヨイグサなどのように、日が長くならないと花芽をつくらないもの(長日植物)に対して、コスモスは、アサガオ、キクと同様に日が短くならないと花芽をつくりません(短日植物)。
また、バラ、スイセン、チューロップなどのように日の長さにあまり関係しないで花芽をつけるもの(中日植物)などもあります。
いったん、花芽ができると、日の長さに無関係に花が咲きます。
街灯などの近くに咲こうとするコスモスは秋になっても咲かないことがあります。これは、夜間にも光があたり花芽をつけなかったからです。
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