パソコンとの出会い

1998年12月

昨日から始まったパソコンに関するお話をラジオでたのしく聞いてます。

文字を失った中途失明の私が初めてパソコンに出会ったのは3年前です。

点字も一応はマスターしましたが、何となく物足りなさを感じていたとき、パソコンに音声をつければ視覚障害でも自由に読み書きが出きると言う情報を得て、初めてのパソコンを手にしました。

同じ視覚障害でありながら、とてもパソコンに詳しい人を先生として電話で指示を受けながら読み書きが出来るようになるまで、そうは時間がかかりませんでした。

それからの1年はたのしくてお友達に手紙を書いたり、新聞に投書をしたりと有意義な日を送りました。

でも又、書いているだけでは物足りないと訴えた私に「パソコン通信をしては?」と助言をしてくれた先生にお世話をかけて、今、大手のパソコン通信のネットと地域の障害者仲間で作っているグループに参加をしてメールの交換などを楽しんでいます。

海外にすむ孫への10回目の誕生日おめでとうのメッセージを今朝もFAXで送ることが出来ました。

只過大の期待を込めて手にしたOCRでの読みとりにはいささかがっかりの感はあります。

是非、私ももっと勉強をしてインターネットでネットサーフィンなど楽しみたいと思っています。この1年は夫の入院と言うアクシデントに見舞われ勉強をする心のゆとりがありませんでした。

でも、これからは、私の無くてはならないパートナーとして私を支えてくれることでしょう。

 

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