いたずらメール

 

ホームページを開いて一年半過ぎた。ここまではボツボツと知人が読んでくれているような感じだった。

ところが最近、全く未知の人からのメールが来るようになった。いわく「しそジュースの割合を教えて欲しい」「老人性うつ病の症状にはどんなものがあるのですか」などとの質問である。

丁寧に自分の環境を説明して、礼儀正しい質問には私も出来るだけ分かる範囲で返事を書いた。すると返事に対しての又、礼状が来る。このような出会いは私も何となく嬉しく心が和む。

それと引き換えにドドッと貼付ファイル付きのウイルスメールも押し寄せて来る。未知の差出人の貼付ファイル付きのメールはどんどん削除をする。

その中に混じって個人名で普通の件名の付いたメールが来た。ウイルスメールでないことは確からしいので開いて読んでみた。内容は27才の主婦で今の生活から抜け出したく出来れば友達になりたいと言うようなことが書かれていた。私は年齢も離れているのでとてもお話はあわないだろうと一応返事を書いた。

でもそれから次から次へ同じ差出名で二信、三信と続いて来た。これをパソコンに詳しい人に相談すると絶対そのようなメールに返事は書いてはいけないのだと忠告をしてくれた。私はその忠告を守り返事は書かないのに四、五信と続いて来た。どうやら相手は私を男性と思い込んで次第に内容は男心をそそるような、くすぐるような内容からついに会いたいと言うものにまで発展した。それでも返信をせずにいると、今度は携帯電話の番号や写真の載っていると言うURLまで送信してきた。そして10信目で来なくなった。

これが世に言ういたずらメールと言うものだと分かったが何と、世の中には暇な人が居るものだと呆れ、又そのようなメールに答えて会う人も居るからよく新聞種になるような事件も起きる事を実際に学んだ。

この7月末から涼しい国への旅を計画している私は私の旅の間留守番をしてくれるはずのパソコン君がどんなメールを受信していてくれるか少し心配である。

さて、こうしている間に又、ヘルパーと名のる24才の女性からいたずらメールも入り始めた。

 

2004年7月

 

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