ベルギー

 

                           

ベルギー、オランダ、デンマークへの旅

 

旅に出たいと願う高齢者や障害者が多くなったせいだろうか?今回のツアー参加者は39名と多かった。

8月24日昼誓い成田をスカンジナビア航空機で出発し、コペンハーゲンへ、そこで最初の訪問国べるぎーへ、の乗り換えてブリュッセルに着いた。

ホテルに入る前に夜の市内観光でライトアップされた見上げるように高いふるいお城のような建造物、かの有名な小便小僧などを丸い石畳の上を歩きながら楽しみムール外のワイン蒸しとベルギービールで第1歩を記した。

ベルギーは通常、クーラーの要らない国と聞いて出発したのであるが、異常気象とかで非常に暑くて、暑さに弱い私は最初の二日間はぐったりだった。

有名なレース工房、4年に1度開かれる運河祭り、これは夜開かれ野外劇等があったがせりふの理解できない私は、迫力ある音楽を楽しむのみで有った。

小さな国でリゾート地のブランケンベルグでの花祭りパレード、これはトラックに各グループが花で飾った展示物を載せ、ブラスバンドを先頭にリズムに合わせてステップなど踏みながら、パレードをすると言うイベントだった。

子供たちも一生懸命ステップを踏みながら進んで行くのが感じられ奇麗で楽しい行列だった。

ここは北海からの冷たい風が吹き、ビーチへ降りて水に触り道路へ上がる狭い階段を上がっている時に、上から手を差し伸べ「サーバ、サーバ」と引き上げてくれる親切な人もあった。

トラムボートと言う船に乗ったり介助犬の育成をしている、ハチコというボランティア団体のイベントにも参加、バーベキューランチを食べたりブリュージュとブリュッセルを往復しアントワープでも宿泊した。

オランダの中にあるベルギーの飛び地、一つの村にオランダが有ったりベルギーになったりとするのどかな農村風景の中で、風車小屋等も見学させてもらった。

狭い小屋の中は住まいが出来るようにコンパクトにしつらえられて感心した。

木靴を作る工程を見たり、フランダースの犬とネロが歩いた道なども散策してアムステル大聖堂のステンドグラスの素晴らしさに、歴史の重みを感じたり作りたてのチョコレートに癒されながらオランダの空港からデンマークへ入った。コペンハーゲンでは市内観光で人魚姫の像を、スウエーデンを望める海、鹿公園、ショパンとジョルジュサンドの裂かれた絵の展示された美術館等を観光し、オーデッセンへの列車でのツアーでは、アンデルセンの生まれた家、育った家など実際に、細かな説明を受けながら見学できた。貧しい中で育ったアンデルセンの幼い日の姿が目に浮かぶようで、一人遊びしながら空想に耽った庭なども、本当に狭い石畳の場所で、打たれた。

今、静かに旅の余韻を楽しみながら、常に観光地で漂っていたワッフルを焼く甘い匂い、省エネの行き届いたデンマークのホテルでの石鹸類の家庭用のボトルに入っていた様子。バスタオルなどは毎日洗わなくて良い人はそのまま使い、どうしても洗って欲しい人は、床に落として置くようにとのホテル側の説明も、お国柄が偲ばれて協力をした。

今回訪れた国には、歩道と車道の間に自転車専用の道路があり、若いツアー参加者の中には自転車で市内観光をする人もありちょっと羨ましかった。

量り売りで買った作りたてのチョコの味を思い出しながら帰途についたのだった。

20019

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