今年初め、リッグズ氏から「アメリカの選挙は非常にお金がかかる。このままではアメリカの民主主義は駄目になってしまうといって、上院議員をやめて本を出版した人がいる。その本をアメリカのお母さんに送って貰うことになっている」ということを耳にした。
 そのとき二人の政治家が私の脳裏をよぎった。一人は当悠々会発足のキッカケを与えて頂いた中川外司前金沢市議であり、もう一人は自己保身にのみ窮々としている議員達と、その集まりである国会を批判して議員を辞した石原慎太郎前衆議院議員である。ブラッドレーとはどんな人で、何を訴えたかったのだろうか。
 “TIME PRESENT TIME PAST”
 最近、この本を読み了えられたリッグズ氏に内容紹介と感想・日頃の思いを話して貰うと共に、最近ジョージタウンなどでの10年間の政治学研究より北陸大学へ移られた畠山圭一氏にも、討論に参加していただき、アメリカと日本の共通点、相違点を話し合いながら、あるべきものを探りたいと思います。(中川恒雄 記)

テーマ   「ブラッドレーは何故上院議員をやめたのか」
と き   平成8年5月14日(火)7時半(5分前までに集合!)〜10時頃
ところ   珀水サロンビル2階(金沢市清川町1番10号 TEL.0762-41-4188)
参加費   (ゲスト以外は全員)千円

第15回レポートは工事中です