この雨音に誘われて 歌いにいこう 雨の歌
降り出した雨は 流れることなく 打ちつける命に 歌を宿す
額の響きは 想いの強さ なめらかな目蓋には 面影を残し 唇を濡らして 雨は打つ
滴はコートを横切り 靴を転がる 凍えるマフラーと歌を浴びよう
僕は大地を踏み鳴らし 歌を歌おう 哀しみの歌
1999.12.11
言葉たちへ