シャツ

子供たちの足音は
降り注ぐ春の日差しを駆け上がり
空には喚声が鳴り響いている

脱ぎ捨てられた涙をつめこんだ洗濯かごも
今は緑の芝生に寝ころがり
春を受ける私の気持ちを見上げている

洗剤を変えたのが良かったのか
柔軟剤を加えたからか
ただ春がそう思わせているのか

光と匂いを吸いこんだ
素直な気持ち 真白いシャツ

袖を通してボタンをとめれば
あの頃と同じに
駆け出す足音 青い空

 

2001.4.4


 

 

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