空を充たす星々に
ぼくは幾度となく
胸を突き動かされてきた
星が出ている
星を見ている
星に祈っている
星と歩いている
星も話している
星で飾っている
星は生きている
星が泣いている
星を見つめている
星に涙している
星と共にいる
星も孤独でいる
星で紛らわしている
星は瞬いている
星が呼んでいる
星を探している
星に隠れている
星と離れている
星も信じている
星で待っている
星は不安でいる
星が聴いている
星を口ずさんでいる
星に込めている
星と歌っている
星も知っている
星で息をしている
星は感じている
広がり続ける宇宙の果てには
すべての始まりがあるという
双子座の金と銀に輝く
ポルックスとカストルでさえ
並んでいてもなお
宇宙の海では孤独に浮かんでいるというのに
1つ1つが太陽のように
燃えている輝きでさえ
ぼくの眼には瞬く灯火でしかないのだから
だから
心のかぎりに歌を歌おう
夜が訪れる度に
この声がすべての始まりを
震わせるほどに
2000.10.11