娘は音を感じない
耳で聴くことができない子です
愛おしいあの子と触れることでしか
交わることができない
神様 私の嘆きは贅沢ですか
今日はあの子が初めて音を感じた日です
振動は彼女を貫き
びっくりして泣いていました
あの子の感じただろう震え
私に届いた泣き声
さざ波は涙まで溶かして
私の心に 耳の奥底に
今もその余韻は柔らかく響いています
私と愛するわが子と
辺りを充たす光と音と
嬉しくて 嬉しくて
繋がっている温もりを
こんなに近くに感じるなんて
あなたがまだお腹にいた頃を
ふと思い出したのです
♪ Happy birthday to you ♪
2000.09.09