向かいあって

私という存在とあなたという存在
あなたの知らない私
あなたは私を理解できないという確信
私はあなたを見限ったのよ

ほんとに些細なことかもしれないけれど
日常にある隙間のような嘘で
私は線を引いてみた
試してみたくて嘘をついた
あなたが五感を働かせて
私のどこを感じているか

「私 あなたに嘘をついていたことがあるの」
という嘘

2000.08.02


言葉たちへ