お願い

そんなに私を責めないで
 私はあなたみたいに強くないから
 せめてもっとゆっくり
 私に歌う時間だけでもちょうだい
 涙の歌 歌わないと泣いてしまうから

私に泣かせて
 それだけでは そのままでは解決できない
 なんて呆れないで
 私だって何とかしたい
 その強さだけ 想いが涙に変わっていくの
 なのに 「ごめんなさい」 としか
 言えなくなってしまうじゃない

私を消さないで
 あなた私の先に立って
 道を教えてくれたのかもしれない
 私はまだこれからよ
 いま迷い込んで不安なのを
 頑張ってこらえてるんだから
 それを乗り越える私の道なんだから

だから
 私も知ってるんだから
 あなたが優しいことくらい

でもあなたの言葉
 私の片方の目から光を奪ってく

そこにいるはずの
 あなたとの距離が見えない
 もう涙も流せないじゃない

ばか

2000.09.09


言葉たちへ