静かな足音

春の予感に目を落とす
いぬのふぐりが一輪
春の報せです
ちらほらと届いていた喜びに
静かに驚いてしまいました

それは一番星
夕暮れに夜を報せます
「いちばんぼーしー みーつけた」
言った先には無数の夜
1つ2つと数えられない星たち

それはだるまさんがころんだ
「だーるまさんがー こーろんだ」
ちょっとずつ違うんです みんな
気づかれないように 息をころして
「だーーるまさんがーー こーーろーんだっ」

期待に胸ふくらんで
見えます 笑顔たち

2000.04.01


言葉たちへ