四季の野鳥たち


探鳥日記・・・県内のフィールドで







12月8日  初冬の里山で

雪が降る・・・との予報に,それまでに近くの里山へゆっくりと出向いてみた.カラスザンショウやリョウブ,ウルシ,ムラサキシキブ等の実に野鳥たちが集まって来るのを待っていたら,ジョウビタキ,コゲラ,シジュウカラ,ルリビタキ,メジロ,イカル,エナガ,キクイタダキたちが次々と来てくれた.久しぶりに里山の楽しさを味わった.もう少し後にはウソ,ツグミ,シロハラも来てくれるかな? また出向いてみたい.



10月29日  渡る夏鳥に会いたくて

秋も深まって来て,林道のカラスザンショウの実も沢山なっている,これを食べに来る夏鳥をじっくりと待っているのもそれなりに楽しい.キビタキやメジロが来る.オオルリもきた.近くの薮ではホオジロ類の地鳴き「チッ」があちこちで聞こえてくるが,姿が見えない.ソーッと歩くとほんの足元の草むらから飛び出して,すぐ薮に逃げ込んでしまう.まれに近場の枝に止まったのを狙うのも至難の技だ.そんなチャレンジで,アオジ,ノジコ,クロジを見つけると嬉しくなる.ムシクイ類も同じようで,なかなか姿が見えないが,見つけたら連写だ.これは撮れてもどれも同じようだから難しい.地鳴きの聴き比べが大きなウエイトだ.これらは訓練あるのみだなぁ〜.



8月21日   ツバメの塒入りを・・・九頭竜川河川敷で

この蒸し暑さ解消に,夕闇の九頭竜川でツバメの塒入りを見てきた.「ツバメの塒入りぐらい・・・」とバカにしていたのがとんでもない!,ツバメが堤防を越え葦原に入る大群に「何だこれは!,ツバメの川だ!」とびっくりした.久々の感動に胸がときめいた.田んぼから堤防すれすれに越えるツバメの流れは,何に例えようか?TV天気予報の風の流れを示す→に重なった.頭上には乱舞する大群!葦原へ入る無数のツバメ!夕焼けの茜雲を背景に見えるこの瞬間は,暑さを忘れさせてくれた.



8月13日  イカルチドリにコサギも・・・足羽川で

蒸し暑いお盆になりそうな日に,暇つぶしに足羽川を見てきた.雨が少ないので川の水も少なく,砂利場や汀線が良く見える.中州でサギ類が多く集まっていて,やはりアマサギの群れの中にコサギとチュウサギが混じっていた.コサギは久しぶりだったなぁ.イカルチドリとイソシギもこんな砂利場で遊んでいた.これも久しぶりだ.



8月8日  カワアイサが・・・・

足羽川の調査で,カワアイサ2羽が確認された.この季節ですからエクリプスで,ペアかどうかは不明ですが,期の時季にここで確認されたことは,越夏していることは確実ですが,幼鳥の姿は有りません.もしも,幼鳥が出たらもう大問題で,大型ニュースになるのですが・・・・.残念です. 他にミサゴが1羽が飛翔し,オナガもでてきました.これからの調査が楽しみです.



7月21日   コウノトリ3羽が飛来

初夏に坂井平野にいたと思われるコウノトリ3羽が福井市八幡町の田んぼに飛来している・・・との連絡を友人から頂いた。早速現場へ出向いたら、休耕田で採餌していた。周囲にいたダイサギやアオサギと比較してもかなり大きい。この猛暑で嘴を開けて耐え忍んでいるのが気の毒のように見えた。丹南地区でかなり人馴れしているのかあまり警戒心が無いようだった。過去に幾度も見ているが、あの目つきがどうもあまり好きになれないなぁ。20年ほど前のことだが、初めてのコウノトリに会いたくて静岡県の麻機沼まで走った。その第一印象がこの顔つきと目にちょっとがっかりしたものだ。昔から赤ちゃんを運んでくる縁起の良い鳥・・・と言われていて、可愛い鳥としてのイメージが強かったものだが・・・・。今回もやっぱりあの時の印象と代り映えしなかったなぁ。
福井県として、コウノトリは自然環境再生のバロメーター的存在だから、彼らがここでしっかりと生息してくれることは誠に有難いことだ。それを願って止まない。



7月3日   コノハズクを探して

友人に誘われて夜のブナ林でコノハズクを探しに行った。闇の中から鳴き声が微かに聞こえてきた。先輩の探索テクニックで、枝に止まっているコノハズクに出会った。真っ暗な林道でも彼らはしっかりと生きているんだ。探索場所のトライ&エラーを繰り返しながら探すと、数カ所での出会いに感動だ。福井の自然は最高だ〜。



6月24日  初夏シーズン最後の鳥見

天気に誘われて奥越をぶらついてきた。深緑になった林道は風も無く最高の鳥見日和になった。繁殖期も終わりに近づいたこともあったさえずりは少なかったが、クロツグミやオオルリ、トラツグミ、カッコウ、ツツドリ、マミジロなど、更にアオバトにニュウナイスズメを確認。今年も繁殖しているみたいだ。大きなおまけはイヌワシが飛んでくれたことだ。波状フライトは見事だったなぁ。



6月17日  ブナ林で・・・コルリとジュウイチが最高

天気に誘われて初夏のブナ林を歩いてきた。今の時期にはいつも行っているのだが、今年はどの林道も通行止めになっていることが多く、入口では「通行禁止」の札があったが、何とかは入れたので行けるところまで行くつもりで・・・・。
このブナ林ではコルリ、ジュウイチ、クロジ、ホトトギスの常連たちが賑やかだった。あちこちで囀っていて、何とか姿を写真に撮りたい、と思いながら目を皿のようにして探すが、なかなか見つけられない。3年前には運よく近くの小枝で囀っているのをキャッチしたが、今回はダメだった。ジュウイチもクロジも・・・・だ。ブナの葉に隠れて探しづらいことこの上無し。マミジロとミソサザイは何とかキャッチできた。
朝から5時間余りの間、粘っていたが・・・・。姿は見れなくてもこのブナ林の自然の中で、ゆったりとした時間が過ごせたことが最高だった。
出会った野鳥=ジュウイチ・ホトトギス・ツツドリ・カッコウ・シジュウカラ・ヒガラ・コガラ・コゲラ・アカゲラ・ミソサザイ・マミジロ・クロツグミ・ホオジロ・クロジ・イカル・オオルリ・コルリ・コマドリ・キジバト・ハシボソガラス=20種



4月11日  やっとコマドリを初認

いつもの林道へ毎日通っているが、コマドリにやっと出会えた。やっぱりいい声をしているね。これから10日間が楽しみだ。夏鳥がどんどんと来ているから、早く初認の出会いがしたい。



4月10日   オオルリとセンダイムシクイを初認

今の林道は大雪のため杉や竹が折れて道を塞いでいるところが多く、いつものようには歩けないところが多い。
もう夏鳥が来る頃で、毎日のように歩いているが、4日にはヤブサメを初認。その後ちょっと寒くてなかなか増えてこない。日はツツドリが、今日はセンダイムシクイとオオルリを初認。やっと夏鳥が来だしたなぁ。ヤブサメもだんだんと大きな声でさえずるようになった。しかし、コマドリがまだ来ない・・・・。どうしたのかな?



3月26日   ベニマシコとジョウビタキ・・・和泉地区

九頭竜ダムのカワウ調査に行ったが、残雪が多くて目的の場所まで行けず。周辺の探鳥をしてきた大納地区ではハギマシコでも出てくるかな?と廻ったが、ベニマシコだけだった。冬鳥としてはミヤマホオジロとジョウビタキで、他はカワガラスが早くもディスプレイをしていた。一般種のホオジロとキジバトぐらいだった。
今年は、福井市の近郊でも、2月の大雪のためか、一般種でも少なく、特にルリビタキやウソなどが少ないような気がする。もうしばらくすると夏鳥がやってくるので楽しみだ。何が一番早いかなぁ?



3月25日   ヤマザクラがきれい・・・・羽坂林道で

やっと春らしくなって羽坂林道の雪もかなり消えたが、上部の日陰のところはまだ残っている。久しぶりにゆっくり歩いて早春の感触を味わってきた。ヤマザクラが満開で、タムシバも白い蕾をすこし膨らんでいた。野鳥はウグイスとカラ類のさえずりとホオジロが威張って鳴いていた。冬鳥はマヒワの30羽ぐらいの群れとウソがちらほら・・・。まだ寂しいなぁ。



3月15日   マヒワの群れ・・・兎越山で

天気も良いので近場の兎越山を一回りしてきた。梢でマヒワの群れに出会って、久しぶりにゆっくりとみていた。こんな声を聞くと早春の感じだが、山手の林道へは残雪が多くて歩けないから、こんな近場での楽しみで暇つぶしだ。他にヒガラとアオゲラのさえずりを初めて聞いた。シジュウカラやヤマガラ、エナガは盛んに囀っていたが、まだここでもメジロ、ウグイスはが聞けなかった。春よ早く来い来い。



3月14日   ウグイスの初音・・・・・ハマナス公園

この暖かさに誘われていつもの林道へ向かったが、残雪で歩けず。ハマナス公園をふらついてきた。ウグイスの初音に感激。やっぱり春だなぁ〜。しかし、小鳥類が少ないなぁ、雪の影響が大きいようで、日野川の河川敷でもまだウグイスは聞かれずだ。この暖かさが続けば小鳥たちも戻ってくるだろうか?他にアカゲラ、カシラダカぐらいだった。



2月22日  キレンジャクが・・・・

大雪も落ち着いて久しぶりの快晴だ。しばらく鳥見が出来なかったのでストレスが溜まっていた。林の中で微かな鈴をふるようなレンジャクの声が聞こえてきた。直ぐ近くの枝に6羽が止まっていた。大雪のために餌が採れなかったのか薮の中でジャノヒゲの実を啄んでいた。よっぽどお腹が空いていたのだろうなぁ、4m近くまで寄せてくれたので、じっくりと堪能させてもらった。この大雪にもめげずに頑張ってほしい。



2月4日  オジロワシを・・・・三方湖で

オジロワシの調査探鳥会。福井は降っていたが三方は快晴の絶好の探鳥で、青空を飛ぶ勇姿には感激だった。ほんの20秒ほどだったが、みんな大喜びだ。フナを漁してを飛んで枯れ木でゆっくりと食べていた。
12月11日に北潟湖で確認した個体とは、右翼の欠損状態が違うので別個体だ。
他に、ミサゴが何回も頭上近くを飛んでくれたりして、とてもゆっくりと楽しめた一日だった。



2月1日  イカルチドリが・・・・水田で

雪が止んで久しぶりに鳥見に出かけた。どの道も雪で車を止められず、山際の水のある田んぼを探してのぞき見をしてきた。狭い田んぼで餌を探していたイカルチドリを見つけた。いつもは川原の砂利場にいることが普通で、田んぼにいるのはコチドリだと決まっているが、冬だけはこんなところでも出会えるのだ。
 アイリングがはっきりしていないし、嘴はちょっと長いのが目印だ。こんな道端の水田でも見られるのだから嬉しくなった。雪が解けて少し暖かくなるともう少し砂利のある河原へ移動するだろう。今は雪で砂利場が隠れてしまって、こんな水田でもみられる。近くにはケリが遊んでいた。厳しい冬ももうしばらくだなぁ。




1月22日    トラフズクにオオタカも・・・・

大寒に入って明日からの大雪が心配だが,雨が降らないからフィールドを一回りしてきた.先日来の大雪もかなり消えたので堤防からカモ類やらその辺の鳥を・・・と見ていたら,カラスに追われてトラフズクが舞い上がって来た.近くの木へ止まってカラスをさけたものの,執ように追われて隠れてしまった.お正月から今年の鳥見は縁起がいいようで,すばらしいお年玉で,しばらくの楽しみが増えたよ.カモ類は少なかったがオオタカも様子を見にきたようだった.ノスリはいつもの常連だ.



1月21日   野鳥レストランで・・・・

六呂師の自然保護センターで野鳥レストランのガイドを務めてきた.日曜日とあって80人余りが目の前の野鳥を楽しんだ.メインはヤマガラ,シジュウカラ,コガラが常連客で,カケス,ヒヨドリ,ゴジュウカラが時々顔見世に出て来てくれた.珍しいところでは,アカゲラとオオアカゲラの雄と雌が木に埋めた脂身を食べていた.雪上では日本リスがチョコチョコと出て来てみんな喜んでいた.



1月8日    県下一斉のカモ類調査・・・

恒例の支部行事でもある県下一斉のカモ類調査。足羽川を担当しているが、水面に浮いているカモ類は少なかった。いつもの御三家の他にキンクロハジロとホシハジロはちょっと珍しかったが、いつものオシドリは少なかったが優雅に浮いていた。しかし、木田橋付近から上流は、新幹線の橋脚工事のためか全く見られなかった。長年見ているが、こんなことは初めてだった。いつもの通り見ていてもこのような調査をしていると、自然環境はだんだんと悪化していくのが判る。



1月7日    ガン類の調査・・・・坂井平野で

マガンとオオヒシクイが飛来しているのを毎年調査をしていると、だんだんと少なくなっているようだ。8時半ごろに加賀市鴨池から飛来してくるのは1200羽余りだったが、田んぼへ降りたのを確認すると900羽ぐらいだった。オオヒシクイが60羽余り、コハクチョウも14羽ぐらいで」、これも少なくなっているようだ。
調査の後、片山津温泉の近くの柴山潟の干拓地に飛来しているマナヅル9羽を見に行ってきた。懸命に採餌していて頭を上げてくれないので、あの優雅な姿がたっぷりと・・・という訳にもいかず。ナベヅルも1羽いた。
周辺の田んぼには200羽ぐらいのコハクチョウが飛来していて、水の張った田んぼで鳴き交わしながら採餌中だった。時には白い白山の山並みをバックに飛ぶ姿はとてもきれいだった。こんなに多くいるのなら、川西平野にも来てほしいものだ。これ等の中にはオオハクチョウもいたかも・・・・?





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