これまでオアフ島ホノルルが中心だったが、オアフ島以外の島々にも行ってみたくて、ホノルルを発着とする大型客船「プライド・オブ・アメリカ」でのハワイ4島周遊クルーズに申し込んだ。 成田からは私を含めた2組、関空からも2組で、ホノルルで落ち合うことに。添乗員は関空からなので、添乗員にホノルルで落ち合うまで少し不安であったが、現地係員がその間対応してくれる。 現地時間のお昼前に乗船手続きを終え、そのままデッキ11階（D11）にあるバイキング式レストラン「アロハカフェ」で昼食を摂る。3:00pm前にはＤ4の部屋に入ることができた。 いくつか有料レストランもあるが、我々が選んだコースでは有料レストランも無料で3回利用でき、プラスで旅行会社からの招待もあった。結局夕食7日間のうち４食を有料レストランで摂っている。朝食、昼食も含めて、食事はすべて無料いうことになり、ワインやビールなどアルコール類を除いて、支払うことはない。
2日目は、マウイ島のカフルイに入港し2日間停泊する。初日は、イアオ峡谷とラハイナの散策をする。イアオ峡谷は、午前中は晴れていたが午後には雲がかかっていた。ハワイの天候は地域により大きく変化する。ラハイナの街は短時間の滞在であったが、古い街並みとヒッピーの芸術文化が残っていた。 夜は船内シアターでフラダンスのショーを楽しむ。ところが室内の寒さに参ってしまった。客の中にはダウンを着込む者さえ出ている。 3日目は、港近くのショッピングセンターなどに出かける。お土産などはここで調達するのが良い。船内では、ククナッツ・レイ作りなどで楽しませてくれる。こうしたサービスは、生花の欄でのレイ作り、リボンでのレイつくりなどもあり、家内はすべて参加していた。 4日目、ハワイ島のヒロに入港し、火山の観光に行く予定であったが、私は風邪をひいてしまい家内とともに船内に留まることとした。 5日目はハワイ島の反対側にあるコナに入港する。ヒロと正反対の天候で、ほとんど晴天の安定した気候だ。これが世界的にも希少価値のあるコナコーヒーを生んだ要因らしい。 コナに上陸するときは、船に装備したテンダーボートに乗って上陸する。コーヒー農園、国立歴史公園、聖ベネディクト教会などをめぐる。
6日目、カウアイ島のナウィリウィリに入港。港ではハワイアンダンスの出迎え。 ワイメア・キャニオンはグランド・キャニオンに比されるとか。緑豊かな山並みとカラフルな断崖の地層が印象的だ。潮吹き穴も驚きだ。
午後には出港して、ナバリ・コーストに向かう。ジェラシックパークやパイレーツオブカリビアンなどの映画撮影地としても知られているが、夕方めがけてのクルージングは、迫力ある切り立った断崖絶壁を、夕日の陰影によりその迫力、美しさを一段と増幅させている。 8日目はオアフ島ホノルルに到着だ。8時半には下船の手続きをし、ホテルに向かう。ホテルに荷物を預け、私は循環バスでダイヤモンドヘッドに行って来た。家内は友人らとショッピング。 ９日目、関空の友人2組とホテルで別れ、空港に向かう。 今回は行帰りともに全日空の最新鋭機エアバス380の亀塗装の飛行機であった。ハワイ行きはブルー、日本行きはエメラルドグリーン。 日付変更線を経ての10日間の楽しい旅でした。風邪でダウンしたのが残念でしたが。 
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