道南の旅('17.09)

恒例の同窓会。今回は函館での開催となり、往復は千歳経由北海道新幹線での旅となった。

9月9日(土)
お昼前に富山空港を旅立ち、千歳空港に着陸すると、事前に北海道入りしていた倉敷のK夫妻が迎えに出てくれている。
寿司店でとりあえず腹ごしらえして、洞爺湖温泉に向かう。
宿に到着したものの今日中に有珠山を観光したくて、宿に先着している郡山のT夫妻を載せ、有珠山へ登ることとした。昭和新山や洞爺湖、羊蹄山を眺め、明日向かう函館方面の駒ケ岳を内浦湾(噴火湾)越しに眺めた。
今日の北海道は天候が悪いと思って来たのだが、予想に反して快晴の天候に恵まれる。
夜は部屋で湖上花火を楽しみ、温泉で疲れをとるものの、枕が合わず熟睡できない。

昭和新山 有珠山展望台にて 早朝の羊蹄山

9月10日(日)
早朝の洞爺湖越しの羊蹄山が美しかった。刻々と薄雲が変化し幻想的である。
宿を出てまずはサイロ展望台に向かい、洞爺湖を別角度から眺めた。ここも評判通りの眺望であり満足。
洞爺湖サミット会場となったザ・ウィンザー・ホテルに寄ってみた。さすが、一流ホテル。奥さん連中も興奮気味で、コヒーやショップをのぞいたりして1時間余りのんびりと過ごす。
大沼公園経由で一路函館に向かう。函館ではトラピスチヌ修道院に寄り、五稜郭を展望塔から眺め、函館のホテルに着く。
フロントでは幹事がお出迎え。いか清大門で同窓会懇親会を開催。なかなか良いお店だ。調子に乗って3次会まで過ごしてしまった。

ザ・ウィンザー・ホテルにて トラピスチヌ修道院 五稜郭タワーから

9月11日(月)
早朝の朝市を散策し、食後それぞれの行動に移る。私は路面電車で函館山に向かうこととしたが、電停からケーブル乗り場までの坂道がきつく妻は悲鳴を上げている。なだめなだめ登り切ったが、運行時間にはまだ早かったので、ハリスト正教会などを散策してからケーブルに乗ることにした。
天候は下り坂ではあったが、午前中はまだ持っており、景色は満足いくものである。ホテルで荷物を受け取り、函館朝市横のどんぶり横丁市場で昼食をとることとした。
函館駅から新函館北斗駅に向かう頃には小雨が降り出す。新函館北斗駅での乗り換えは同じ平面での移動で大変スムーズだ。25分間の青函トンネルを初体験。
大宮経由で北陸新幹線に乗り換え、富山に着くとちょうど晴れ間に恵まれ傘を一度も使わずに家に着く。今年になって2度も入院していた妻だが、旅行となると元気になる。晴れ女と友人たちのおかげで楽しい旅でした。

函館山にて 100万ドルの夜景(イメージ) ケーブル乗り場付近の店舗窓飾り