広島(岩国、呉)の旅('16.10.22〜24

10月22日(土)
フロアー会集合写真
恒例のフロア−会、今年は全国大会も兼ねて広島市に集合となった。
広島は、今日から日本シリーズの開幕初戦。街には、セリーグ優勝を祝う赤いのぼりがはためいている。
まずはフロアー会の懇親会に参加するため山口県岩国市に向かった。
岩国駅で迎えのバスに乗り込み、新岩国駅経由で会場に向かう。
国道2号線沿いの玖珂の山中に、忽然と現れたどはでな山塞の明かり。山口県の話題の名所「いろり山賊」である。
お酒はビッグな徳利で出てくるし、杯は小皿よりもなお大きい。
肉の塊である「山賊焼」を豪快に食らい、〆の大きなおむすび「山賊むすび」にびっくり。私は食べたが、多くはお持ち帰りだ。

いろり山賊 ビッグな徳利酒 焼肉ひちりん

10月23日(日)
岩国の名所、錦帯橋に向かう。
岩国領主吉川広家が岩国城を築城して以来、城下町とをつなぐ橋は、錦川の洪水によりたびたび流失。 3代領主吉川広嘉が洪水に耐えられる橋として、杭州西湖の錦帯橋を参考にして5連のアーチ橋が完成したとのこと。
北斎の浮世絵にもなっている本当に美しい橋だ。
山頂にある岩国城を見学する時間まではなかったが、神の使いとして岩国市で天然記念物として保護されている「白蛇」を見学した。
気持ち悪いのではと思っていたが、意外とキュートである。弁財天の使いとして富をもたらすとの信仰があり、妻は早速宝くじ保存ケースを購入(笑)

岩国錦帯橋 白蛇

全国大会のオプションツアーとして幹事が準備してくれたのが、宮島観光。
午後1時までに宮島口桟橋に集合し、まずは弁当の確保。名産アナゴ弁当を事前予約してあったので、弁当持参で船に乗り込む。
宮島からはガイドさんに案内してもらう。家内は初めての訪問であり、これで日本三景すべてを観光できたと喜んでくれた。 私は4度目だと思うが、日曜日の宮島はすごい人出である。平安朝の優美な厳島神社。秀吉の命で安国寺恵瓊が建てたという千畳閣や五重塔などを案内してもらい、厳島神社では全員で祈祷お祓いを受ける。

日本三景の碑 千畳閣と五重塔

宮島の商店街では、藤い屋さんでもみじ饅頭とお煎茶を頂く。熱々の作り立て饅頭は、のどを火傷しそうであった。
当然そこで買うべきところ、まだ荷物を増やしたくないので、翌日広島を離れる時に同店の品を購入させていただいた。
全国大会は、広島国際ホテルで開催。沖縄大会以来3年ぶりになる。 懐かしい顔ぶれに再会し、大いに盛り上がった。
大鳥居を背景に 厳島神社を背に

10月24日(月)
快晴の中近くの平和公園に出向き、原爆の犠牲者に祈りをささげ、永久の平安を祈願する。
原爆死没者慰霊碑 平和記念像 原爆ドーム

今回の幹事の一人が呉市であり、彼から多くの資料を事前送付してもらうとともに、大和ミュージアムでの解説員の手配をお願いしていた。
10分の1のスケールとは言うものの、やはりすごい巨艦である。ただ唯一の欠点が、スピードだったとのこと。このため空母やその他の艦船との連携、機動性に欠けていたようだ。
最後に自衛隊潜水艦隊基地を遠望し、基地前の喫茶店で休憩した後広島駅経由で帰宅の途に就いた。
鉄のクジラ館 戦艦大和 潜水艦基地にて