桜三昧日帰り旅行 ('12.4.14)

ガソリン高騰で、マイカーによる遠出を避け、バスの日帰り旅行を楽しんだ。
あいにくの雨模様であったが、午後からは晴れの予報である。
中将姫桜 目的地に着く頃には小雨模様になり、日も射して、新緑がまぶしく輝き始めた。
最初に訪れたのは、樹齢約1200年と言われている中将姫誓願桜。岐阜市大洞にある願成寺境内にある。
桜は葉桜の状況と思われたが、花びらと若葉が同時というのがこの桜の特徴で、地元の人は、数日前から咲き始めたところで、良いタイミングで観に来られたとおっしゃられたが、私にすれば物足りない。

根尾谷淡墨桜 次には日本桜名所100選の一つである根尾谷淡墨桜。岐阜の本巣市淡墨公園にある樹齢1500年を誇るエドヒガン桜である。
つぼみの時はピンク色、満開時には白色、散り際には淡い墨を引いたような色に染まるという。
 身の代と遺す桜は薄住よ千代に其の名を栄盛へ止むる(継体天皇)
根尾谷淡墨桜 幹回り10メートル弱のこの老木は、昭和23年頃枯死するかと思われたが、地元の保護や根継ぎなどでよみがえりました。
満開一歩手前という感じでしたが、幹の猛々しさに感動しました。

、谷汲山華厳寺 そして最後に訪れたのが、谷汲山華厳寺の約1キロにわたる桜のトンネルです。華厳寺は西国三十三箇所観音霊場三十三番札所とされており、満願所であることから多くの巡礼衣や杖が納められていた。

関が原で早めの夕食をとり、一路富山に向かった。添乗員の話では、恵那峡の方ではまだ蕾だったとのことで、我々は大変恵まれていたようである。