ハワイリゾート('11.8.26〜8.31)その1

 40年ぶりのハワイ旅行。前回は学生時代の貧乏旅行で、船旅の途中に一日だけの上陸であったが、今回は妻と二人での退職記念の旅である。

40年ぶりに再会できたダイヤモンドヘッド (1日目)
 数日前から、時差対策として早寝早起きに努めてきたのだが、機内では赤ん坊の泣き声や座席が窮屈で熟睡できない。夕方に日本を出発し約8時間の飛行時間だが、日付変更線の関係でホノルル到着は同日の早朝である。

シェラトンワイキキにて  機内からの朝焼けが美しい。7時頃無事着陸。ホテルは「シェラトンワイキキ」、チェックインは15時の予定なので、荷物を一時預け、ホテルのラウンジで機内サービスで頂いたパンで朝食を済ませ、街に出掛ける。
 ホテルの目の前が「ロイヤルハワイアンセンター」やDFS(免税店)であり、早速土産物など奥様の買い物に付き合わされる。
 昼食を、ワイキキ・ビーチ・ウォークのレストランデッキで摂ったが、注文してみると私たちにはボリュームがあり過ぎたので、一品をテイクアウトした。
 少し早めにチェックインができるかもしれないと聞いていたので、2時頃ホテルに寄ると部屋に入ることができた。オーシャンビューでダイヤモンドヘッドがよく見える良い部屋で満足。

 4日間乗り放題のトロリーバス券があるので、「ピンクライン」のショッピングコースで「アラモアナSC」まで出掛けたが、時差の関係と午前中のショッピングで疲れ、雑然としたSCの雰囲気に一段と疲れを感じたのでホテルに戻ることにした。
夕日に照らされたダイヤモンドヘッド  ホテル前のABCストアーでワインとビール、おにぎり、サンドイッチなどを買って部屋に戻ったが、ABCストアーはこの後も便利に使わせていただいた。
 お昼のテイクアウトもあり、ベランダのテーブルにディナーの準備をして屋外レストランのハワイアンバンドを聞きながら、フラダンスやファイアーダンス、夕日に照らされたダイヤモンドヘッドやヨットなどを眺めながら、ワインをいただく。ご機嫌のディナーであった。

(2日目)
 今日は一日、オプショナル(OP)の「オアフ島一周とポリネシア文化センター」ツアーである。スタンダードが一人150ドル、デラックスになると200ドルになる。その違いは、食事とショウタイムの座席の違いだ。
透明度が高いハナウマ湾  まだ時差になじめず、3時に目覚め、5時半から7時ごろまで浜辺を散歩してきた。
 午前中の島内めぐりは、年齢不詳のガイド幸子さんの名調子に乗せられた。最初に案内されたハナウマ湾は、火口跡に海水が流れ込んだ景勝地で、トカゲの頭としっぽに包まれたように見える湾である。透明度はオアフ島屈指だそうで、保護区域に指定されており、オバマ大統領も家族でバカンスに来るとのこと。

 途中、黒サンゴの宝石店に寄り、日本人だけの観光地、モアナルア・ガーデンズを見学する。日立の「この木何の木、気になる木・・・」だ。日本人以外には、なぜ観光地になっているのかわからないらしい。(笑)
 パールハーバーを横目に見ながらハイウェーを走り、島のほぼ中央にあるパイナップル畑のドール・プランテーションで休憩。次に、ノースショアーのラニアケア・ビーチを車窓から眺め、波間の中に顔を出す海亀を見ることができた。

 冬場には、サーファーが集まるというサンセットビーチをめぐり、ポリネシア文化センターに着く。
 ここは、モルモン教が経営する観光施設であり、飲酒ができない。センター内は、モルモン教が経営する大学の留学生京子さんが担当してくれた。トンガの太鼓ショーでは、指名されて太鼓をたたいてきたが、コミュニケーションがかみ合わず笑いをとってしまった。(笑)
 センター内は、カヌーでポリネシアの各島々の風俗文化をめぐる。
 ディナーの後は感動的なショウタイムである。2時間たっぷりとハワイの歴史ドラマをフラダンスやファイヤーダンスを交えて見せてくれる。これは価値があった。
 21時に終わりホテルに着いたのは22時を回っていた。(その2へ)   早朝のダイヤモンドヘッド モアナルア・ガーデンズ ポリネシア文化センターのカヌーめぐり