40年ぶりのハワイ旅行。前回は学生時代の貧乏旅行で、船旅の途中に一日だけの上陸であったが、今回は妻と二人での退職記念の旅である。 (1日目) 数日前から、時差対策として早寝早起きに努めてきたのだが、機内では赤ん坊の泣き声や座席が窮屈で熟睡できない。夕方に日本を出発し約8時間の飛行時間だが、日付変更線の関係でホノルル到着は同日の早朝である。 機内からの朝焼けが美しい。7時頃無事着陸。ホテルは「シェラトンワイキキ」、チェックインは15時の予定なので、荷物を一時預け、ホテルのラウンジで機内サービスで頂いたパンで朝食を済ませ、街に出掛ける。 ホテルの目の前が「ロイヤルハワイアンセンター」やDFS(免税店)であり、早速土産物など奥様の買い物に付き合わされる。 昼食を、ワイキキ・ビーチ・ウォークのレストランデッキで摂ったが、注文してみると私たちにはボリュームがあり過ぎたので、一品をテイクアウトした。 少し早めにチェックインができるかもしれないと聞いていたので、2時頃ホテルに寄ると部屋に入ることができた。オーシャンビューでダイヤモンドヘッドがよく見える良い部屋で満足。 4日間乗り放題のトロリーバス券があるので、「ピンクライン」のショッピングコースで「アラモアナSC」まで出掛けたが、時差の関係と午前中のショッピングで疲れ、雑然としたSCの雰囲気に一段と疲れを感じたのでホテルに戻ることにした。 ホテル前のABCストアーでワインとビール、おにぎり、サンドイッチなどを買って部屋に戻ったが、ABCストアーはこの後も便利に使わせていただいた。 お昼のテイクアウトもあり、ベランダのテーブルにディナーの準備をして屋外レストランのハワイアンバンドを聞きながら、フラダンスやファイアーダンス、夕日に照らされたダイヤモンドヘッドやヨットなどを眺めながら、ワインをいただく。ご機嫌のディナーであった。
(2日目) パールハーバーを横目に見ながらハイウェーを走り、島のほぼ中央にあるパイナップル畑のドール・プランテーションで休憩。次に、ノースショアーのラニアケア・ビーチを車窓から眺め、波間の中に顔を出す海亀を見ることができた。 冬場には、サーファーが集まるというサンセットビーチをめぐり、ポリネシア文化センターに着く。 ここは、モルモン教が経営する観光施設であり、飲酒ができない。センター内は、モルモン教が経営する大学の留学生京子さんが担当してくれた。トンガの太鼓ショーでは、指名されて太鼓をたたいてきたが、コミュニケーションがかみ合わず笑いをとってしまった。(笑) センター内は、カヌーでポリネシアの各島々の風俗文化をめぐる。 ディナーの後は感動的なショウタイムである。2時間たっぷりとハワイの歴史ドラマをフラダンスやファイヤーダンスを交えて見せてくれる。これは価値があった。 21時に終わりホテルに着いたのは22時を回っていた。(その2へ) |