5月1日は、400年の歴史がある高岡の御車山祭の日である。
高岡は富山県西部に位置する都市で、銅器の町として知られている。
そもそも高岡は、加賀100万石と言われる前田家の2代当主利長が、弟利常に3代当主の家督を譲って富山城に隠居し、その後の富山城の火災に伴って慶長14年(1609年)高岡に城を築いたことが町の歴史の始まりとなっている。
また、この高岡御車山は、豊臣秀吉が聚楽第に天皇をお迎えしたときに使われたものを前田利家が拝領し、高岡城築城のおり町民に与えられたのが始まりとされている。
祭の当日は、7基の御車山が古式に従い巡行するのだが、いずれも金工、漆工、染織等の優れた工芸技術が施されたものばかりであり、まさに重要有形・無形民俗文化財である。