富山県内の山々・日帰り登山
富山県内の山々・日帰り登山


中山自然観察会('16.06.26)
前夜からの雨もあがり、午後からの晴天を期待しながら劔岳の麓の山、中山(1,255m)に登って来ました。
8時に上市町役場駐車場に集合。車に分乗して、馬場島に向かう。
自然観察会と銘打ったが、華やかな花々は少なく、もっぱら葉っぱを観ての登山でしたが、解説者のおかげで楽しく登ることができた。

伊折橋から見た「剱岳」 東小糸谷の沢 中山山頂

今回のルートは、通常とは反対に東小糸谷出合いから登り始め、沢を3回渡りながらクズバ山分岐点まで1時間あまりです。
クズバ山は山菜の宝庫とか。このあたりは熊も多く、昨年はこの中山で2人が熊に遭遇し大怪我をしている。
中山山頂に11時に到着。2時間の行程でした。
皆で歌う クマの爪痕

馬場島に向かう途中の伊折橋では、剱岳の険しい頂が見えていたのだが、中山山頂からの劔岳稜線は雲の中でした。
春山で遭難した会員の追悼のもあって皆で歌を歌う。
山で歌うのは何年ぶりだろー。20代の時以来だろうか。

下山は立山杉の巨木「五本杉」経由で1時間半で馬場島に到着。3月の瀬戸蔵山かんじきトレッキング以来の山歩きでした。

イワガラミ ツルアジサイ サンカヨウ
シモツケソウ ガクアジサイ ハナイカダ



立山山麓かんじきトレッキング('16.3.19)

昨夜からの雨に億劫でしたが、立山山麓かんじきトレッキングに参加してきました。
ゴンドラを降り立つ頃には小雨模様になり、瀬戸蔵山までの短いトレッキングでしたが、楽しかった。
和かんじきは初めての体験でしたが、なかなかの優れものですね。


瀬戸倉山('13.7.6)

今日は、来月の北アルプス縦走計画のためのトレーニングに来た。
余裕があれば鍬崎山までチャレンジしたいところだが、まだ自信がない。
それに、登山靴に不安があり、今日はその耐久性試験でもある。
ゴンドラ近くから瀬戸倉山1320mを目指し8時に登り始めた。
立山山ろくスキー場のゴンドラリフト

コースタイムは3時間。軽いトレーニングのつもりだが、スタートして1時間半頃に間違えて沢に入り込んでしまった。
久々の山歩きで、疲労のため下ばかりを見て歩いていたことから、沢で大きく登山ルートが削られているところを、そのまま沢に入り込んだようだ。

少し歩いたところで、おかしいとは思ったものの、もう少し登れば展望が開けるだろうと頑張ってみた。
しかしだんだん沢が急になっていき、悪戦苦闘するものの、展望は全く開けない。
完全にコースを間違えたと思い戻ろうとするも、無理に登ってきたために滑り落ちてしまう。靴のせいもあるのだろう。

このままでは遭難すると思い、少しずつ慎重に降りてきた。これで今日は帰ろうかと思ったが、間違えた地点がわかり、再度アタックする。
約1時間ロスをした。また体力を相当消耗したことから、最後の上りはかなりきつい思いをした。 ようやく12時半に瀬戸倉山山頂到着。3時間コースを4時間半かかったことになる。疲れ果てました。

山頂で一人宴会していると、スタート地点近くで私を追い抜いて行った若者たちが、もう桑崎山まで行ってきたところだという。 ほとんど荷物を担いでいないとは言うものの、駆け足での山登りだ。今はやりのトレールランらしい。
彼らは下まで走るらしいが、私は、もちろんゴンドラで下ることに。
ゴンドラを降りると、また彼らに出会った。元気で気持ちのいい若者たちだ。
最後に白樺ハイツで一風呂浴びて帰宅する。

なお、靴はこの後すぐにソールの張替えに出しました。
一人宴会 具たくさんのラーメン


鍬崎山('09.10.11)

念願の鍬崎山にやっと登頂できた。
一人での登頂は難しく機会を待っていたところ、立山 山麓ライチョウバレースキー場を管理している大山観光開発のイベントに先輩から誘われた。
大品山の紅葉

家を出たのが4時50分、コンビニにも寄り道したのだが、早朝のため通行量が少なく、ゴンドラ駅に5時40分には到着した。
すでに駐車場には5〜6台は集まっていた。
本来の募集は20人だったが、多くの申し込みがあったため、急遽3組編成することにしたとか。
ゴンドラ駅を出発したのが6時20分。ゴンドラの中から鍬崎山を眺めると山頂だけが黒く厚い雲に覆われている。立山の室道でも雪が降っているくらいだから、山頂も雪が降っているのではないだろうか。
準備運動をして山頂駅を出たのが6時40分であった。

標準コースタイム
山頂駅 0:50 瀬戸倉山(1,320m) 1:20 大品山(1,404m) 3:30 鍬崎山(2,089.7m)
鍬崎山 2:30 大品山 1:00 瀬戸倉山 0:40 山頂駅 合計9:50

この標準タイムに対し、瀬戸倉山山頂手前の粟巣野スキー場からの合流地点を7:20分ごろに通過し、大品山に到着したのが、8:00である。
登山道の残雪

これまでも大品山までは来ているのだが、かなり早いペースで歩いている。山頂周辺で15分の休憩の後いよいよ未知の登山道へ踏み出す。
いったん標高差100mほど下るのだが、その後の山頂までの標高差800mほどは、ほとんど登り一辺倒である。
その登りあたりから自分のひざに不安を覚えてきた。どうも右ひざに力が入らない。普段は左ひざが調子が悪いので、左ひざにサポータをしてきたのだが逆である。
だましだまし遅れながらも一歩一歩歩く。足のつま先がどうも冷えてきたと思ったら、少しづつ残雪が葉陰に残っている。
山頂に着いたのは11:20、ほぼコースタイムどおりの時間である。岩の上にはわずかに残雪が残っていた。とても寒いので、雨具の上下を着込んでから休憩に入った。
山頂で

そこで初めて職場の女性2人が参加していることを知る。二人とも職場のワンゲルクラブのメンバーだとか。とにかく元気だ。 昼食を摂り、暖かいコーヒを頂き、11:50元気を取り戻しての下りである。

しかしこの登山は泥に悩まされた。泥ではなく腐葉土だそうだが、スパッツをつけていないと大変である。
私自身はひざを保温する意味からも、下りは雨具のズボンを履いたまま下ってきた。途中何度かすべったが、雨具のズボンのおかげで、服があまり汚れずに助かった。
大品山に着いたのが2:10。2:35出発で瀬戸倉山に着いたのは3:15。山頂駅にたどり着いたのが3:50であった。 ひざの痛みを抱えてよくがんばった。鍬崎山へのチャレンジはこれが最初で最後だろう。

夏は日陰も少なく、水場もないので大変な山である。春先は残雪が多く、大品での一泊を考えたほうが良い。登るのは、この時期が一番いいのだろう。
ゴンドラ駅に降り立ってまずやったのは、雨具のズボンやスパッツ、登山靴の泥落しであった。
先輩と近くの温泉に浸かってから帰宅。ご苦労様でした。


百間滑と龍神の滝('06.9.2)

百間滑

富山市の大山地内にある立山山麓家族旅行村。
その奥に大品山、鍬崎山への登山道入り口がある。今回は、そこから1時間程度でたどり着ける百間滑(ひゃっけんなめ)と龍神の滝(たつがみのたき)まで散策してきた。
車を家族旅行村の駐車場に止め、ウォーキングシューズの紐を結びなおして出発。30分ほど林道を歩くと龍神の滝への道標があり、林道からそれる。

道をふさぐカモシカ
途中2頭のカモシカが道をふさいでいた。こちらをじっと見つめ動く気配がない。道を開けてくれるよう語りかけ、嘆願し、5分ほどでようやく去ってくれた。

渓流に下りたところが百間滑の下端である。ベンチが整備されており、休憩にはもってこい。靴を脱ぎ、裸足になって遡上してみた。水が冷たすぎて、長く入っていられない。紅葉時期はさぞきれいだろう。龍神の滝はそこから10分ほどのところにある。
龍神の滝? 枯れ滝、本来の龍神の滝?

2本の滝があったが、1本は枯れていた。どちらが本来の龍神の滝だろうか。枯れている滝の方ではないかと思う。春はさぞ豪快に落ちているのではないだろうか。
帰りは30分程度で戻ることができた。

我、「鍬崎山」登頂を断念す!('06年5月4日)

真川調整池から見た大日岳
あまりの快晴につられ、鍬崎山(2,089.7m)にチャレンジしようと家を出たのが、9時近く。この時間に出発して鍬崎山は最初から無理だったのだが、粟巣野スキー場についたのが9時45分であり、行けるところまで行って途中で帰るつもりで登り始めた。

鍬崎山へは、これまで県営ゴンドラで極楽坂山(1,043m)まで登り、そこから大品山(1,420m)まで稜線を歩けばよく、1時間で大品山山頂に着けたのである。
しかし、県が18年3月のスキーシーズン終了をもってゴンドラ運行を取り止めたことから時間短縮を図れず、大品山まで2時間半のコースタイムとなった。

6人パーティとブナ林

粟巣野スキー場の登り始めから非常にきつかった。リフト頂上(825m)まで30分かかり、真川調整池に着いたのが11時頃である。
快晴の天候により、立山アルペンルートの起点の一つである美女平駅や大日岳から平野部まで一望できたのが幸いであったが、それが災いしてというよりも運動不足から、もう暑さでバテバテである。

途中下りの夫婦に出会ったが、大品山で引き返してきたとのことであった。12時過ぎ、ブナの林の中で6人パーティに追いつく。大品山でキャンプを張り、明日鍬崎山に登るとのこと。追いついたところで昼食をとり、大品山の頂上にたどり着いたのが12時半過ぎである。コースタイムより少し遅れている。

鍬崎山

鍬崎山は手の届きそうなところに見えているのだが、大品山から頂上までは往復で4時間半、さらに麓まで1時間と見て、今の体力からすると困難と判断し、この大品山で景観を楽しむこととした。
十分な休憩を取って、1時半過ぎに下り始めた。途中何度か雪上をお尻で滑り降りるなど、楽しみながらリフト終点まで1時間で下ってきた。3時には駐車場に戻り帰途に着く。

今回はあまりにも準備不足。十分な計画と準備、そして何よりも体力をつけ、次回を期したい。

コイワカガミ













大品山から見た大日岳



白木峰(1,592m)

富山県と岐阜県境の山山頂周辺には、多くの池があり、山頂からの景観が素晴らしい。

'04年7月11日
久々に登る。梅雨前線に伴う前日からの雷雨もあり、T君に中止を進言していたが、Nさんが朝方から晴れてきたから登れるところまでで行きたいとせがまれ、3家族を中心に出かけた。
ニッコウキスゲが満開であることを期待していったのだが、今年は不作であった。初めて白木峰に登ったNさんやU君に、あの満開のニッコウキスゲを見せられなかったのは、大変残念である。
山頂近くの浮島で、さあ食事をしようとシートを広げたところ、心配していた雨が降り出し、避難小屋まで引き上げてお昼の宴会となった。
ビールにラーメン、コーヒーと、重い水を消化して荷物も軽くなったところで、雨もあがり、帰る途中ではお風呂にもつかって久々のリフレッシュをしてきた。次回の日帰り登山では、もっと天候を見極めて登りたいものだ。

'01年7月8日
白木峰の山開きで、多くの登山客で賑わい、直近の駐車場には大型バスで満車になっており、そこまで1時間かかるくらいのはるか下で駐車せざるをえなかった。
9時40分に歩き始めて山頂に到着したのが11時30分であった。
ガスがかかって見晴らしには恵まれなかったが、黄色い日光キスゲや笹ゆりが満開であり、お花畑の中を気持ち良く散策できた。偶然にも、先日負釣山で出会った女性にばったり巡り合う。彼女も私と同様、昨日の朝刊の日光キスゲの写真を見て登ってきたとか。
帰りは、直近の駐車場を横目に、ぶな林道の中を下り、車まで戻った。
(コースタイム)
自宅8:00駐車場9:40上の駐車場10:30山頂11:30
下山開始13:30上の駐車場14:10ぶな林道経由駐車場14:50

'01年8月14日
息子と2人で登る。一月前のお花畑はすっかり跡形も無いが、登る人も少なくゆったりと散策できた。北側の浮島まで歩き、二人の記念写真をパチリ。





負釣山(959m)

富山県入善町の最高峰


'01年4月28日
天候が良いので、車を飛ばして後立山を眺めに行く。
山頂にはまだ残雪が残っているが、360゜の大パノラマに満足。
春霞で、能登半島はボンヤリと霞んでいるが、富山湾に浮かぶ船も手にすくいとれるかのようである。
(コースタイム)
自宅10:00高速利用で登山口11:00スタート
13:00山頂 美味しいビールをいただきました。
13:50山頂出発15:30登山口着

山頂から望んだ後立山連峰(白馬方面)