落語歌劇 奥様女中 OKUSAMA



1999・8・21(土)


開場:18:30

開幕:19:00〜


全席指定3000円(当日3500円)

- - -- 好評発売中 -- - -


プレイガイド


富山市:インフォーマート (市民プラザ2階(0766-91-0110 )  
駅前シック1階(0764-44-7013)


高岡市:高岡大和 (0766-27-1774)
開進堂楽器(0766-21-1025)


小杉町:小杉町文化ホール(0766-56-1515)


新湊市:マツノ楽器(0766-84-4136)

●新湊市中央文化会館オンラインオーダー(0766-82-8400)


第一部

日本の歌・世界の歌 内山太一・金川睦美/伴奏・内山節子

(休憩)

第二部

落語 三遊亭良楽

奥様女中 内山太一・金川睦美・三遊亭良楽/伴奏・浅田幽香


■『奥様女中』La Serva Padronaとその背景

 登場人物は金持ちの老人ウベルト、女中セルピーナ、下男で黙り役のヴェスポーネの三人です。

 ウベルトはお金持ちなのだが独身であまり体裁もよくないのですが、女中のセルピーナは一計を案じて、ウベルトと結婚しようとします。

 そこで下男のヴェスポーネを巻き込んで一芝居うつことになりますが…。


 ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(Giovannni Battista Pergolesi 1710-1736)はナポリ楽派を代表する作曲家で、アレッサンドロ・スカルラッティの教えを継承して当時としては革新的なホモフォニーを重視し、繊細な情緒、感傷性を示していました。オペラ・ブッファ(喜歌劇)の傑作『奥様女中』は1733年8月28日、ナポリ(Teatro San Bartolomeo)でオペラ・セリア(正歌劇)の『誇り高き囚人』Il Prigionier Superboの幕間劇(インテルメッツォ)として初演されました。ペルゴレージ23歳の時の作品です。「ブッファ」というのは「滑稽な」、「セリア」というのは「真面目な」という意味です。

 フランスではこの関係は「グランド・オペラ」と「オペラ・コミック」という関係になります。ちなみにヴェルディの『アイーダ』は前者の、ビゼーの『カルメン』は後者の代表作です。

 ところが、『奥様女中』の方が各地で広く人気を得てしまい、『誇り高き囚人』の方はまもなく忘れ去られてしまいます。オペラの作品としては『オリンピアーデ』やナポリ方言による喜劇『妹に恋した兄』がありますが、多くが評価されませんでした。

 しかし、ニコロ・ビッチンニ、ジョヴァンニ・パイジェッロ、ドメニコ・チマローザがペルゴレージの音楽を受け継ぎ、モーツァルトなど後世の多くの作曲家に大きな影響を与えました。

 代表作として、このほかに宗教曲『スターバト・マーテル』が知られています。


 『奥様女中』はコンメディア・デラルテの形式をもつオペラで幕間に上演されたもので脚本はゲナロ・アントニオ・フェデリコ(Gennaro Antonio Federico)です。コンメディア・デラルテの伝統ではウベルトはパンタレオーネ、セルピーナはコロンビーナ、ヴェスポーネは秩序の破壊と再生を繰り返す「トリックスター」であるアルレッキノに相当します。

 1752年にはパリのオペラ座で上演され、画期的な成功をおさめ、フランス音楽史上の一大転機と呼ばれるブフォン(道化)論争」の引き金となりました。この論争でフランス・オペラとイタリア・オペラの優位性が問われ、「オペラ・ブッファ」を認めないとするラモーを中心とする宮廷楽派と賛成派であったルソーを中心とする啓蒙主義者などとの間に激しい対立を生み出しました。

 ラモーはオペラの厳粛な性格を守ろうと努めたのですが、ルソーは「フランス音楽についての書簡」(1752年)でイタリア・オペラの優越性を主張しました。

 どちらが正しかったか、ご覧になればよくお分かりになるはずです。


関連リンク

■「秘境のオペラ------『奥様女中』始末

■落語・コシ・ファン・トゥッテ

■金川睦美ホームページ「歌の翼に」【中央文化会館専属アーティスト】


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