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ミナミヒョウモンウミウシ Jorunna pantherina (Angus, 1864) |
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体長30〜40mm、体色は草緑色ないし褐色で体表面には暗褐色の斑紋を多数散布する。背面は骨片質で触れるとザラザラした感じがする。和名は学名の語源
panther (ヒョウ)の毛皮の模様に似ており、また原記載標本の産地が南半球のオーストラリアであることにちなんでいる。
本種はWillan & Colemanが指摘しているように、個体が衰弱してくると外套縁に裂け目が入る。 |
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▲採集データ:Notojima, Toyama Bay. Aug. 14. 1996. Alive 45mm length. |
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Reference
Willan, R.C. & Coleman N. 1984.
Nudibranchs of Australasia. Australian Marine Photographic Index. p.32.
no.94.
馬場菊太郎. 2000
中部日本海沿岸産ミナミヒョウモンウミウシ(新称)の新記録と、大阪湾加太産同一種の解剖(図解)
Janolus(高岡生物研究会機関誌): 102: 6-10.
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