フジタウミウシ  Polycera fujitai Baba, 1937
 この属のウミウシは頭部の前縁(頭幕縁)数個の小指状突起をもっていることが特徴です。浅瀬の転石の裏などでよく観察されたが、近年は埋め立てなどで浅瀬が消滅し、観察できる機会はほとんどなくなった。学名および和名は、水産動物学の権威者藤田経信先生に献名されたものです。
採集データ:Uozu. Toyama Bay. Dec. 15. 1978. Alive 15mm length.
Reference
Baba, K., 1937.
Opisthobranchia of Japan(2)
J. Dept. Agric. Kyushu Imp. Univ., 5( 7) : 290-291, text-fig.1.

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