(いよーっ・ポン・ポン・ポポンポンポン)??
青年の家の3f・能舞台に立ちました!
「古典芸能・能楽のハーモニーの神髄に触れる!!」のイベントに参加して、生まれて初めて鼓というものに触れました。
そして、初めて能舞台で鼓を打ったのです。
打ったというよりは、たたいたというべきか、突っついたというか触ったというか、ちょっと真似事をした程度なのですが…
テレビの時代劇などではおなじみの能ですが、自分には全く縁のないものと思っていました。
太鼓・大鼓・小鼓・笛の4人の先生方の演奏の後で手ほどきを受けました。
できれば、四つの楽器全てに挑戦してみたかったのですが、時間の都合で大鼓と太鼓を体験。
尺八も俗に首振り3年とも言いますが、鼓も簡単に良い音が出るものではないことがわかりました。
打つ場所や力加減・手の角度などでも音が全然違っているようです。
私などは、ただただ力まかせに、(こんちくしょうー)てな具合に打つもんだから、自分の指が痛くなるばかりで、痛さの割にはなかなか良い音は出ませんでした。
太鼓はバチで打てば、とりあえず音は出ますが、リズムが取れない。
単純に、「とんとんとんとんとん」ではなくて、「はー・とん。んー・とん。いやー・はー・とん」てな具合で、とにかく、「間」の取り方が難しいのです。
かくのごとく、古典芸能は奥が深いのであった。
それでも、最後に先生方が奏でた時には、太鼓・大鼓・小鼓の、それぞれの音を聞き分けることができました。
実際に打ったこと、体験したことで初めて音がわかってくるのでしょう。
今宵も、大鼓ならぬ腹鼓でも鳴らしましょうか!! 「いよぉー・ポポンポン」