咽をケア

この時期、喉の大敵は何と言っても乾燥である。粘膜は乾燥すると機能しなくなり、細菌などに感染しやすくなるからだ。

合唱団の発表を1ヶ月後に控えて、喉の状態には非常に神経質になっている。

乾燥を防ぐには、うがいや水分補給をこまめに行い、常に喉の粘膜を湿った状態に保つ必要がある。

考えてみれば、至極当然だ。高温多湿の夏に鼻や喉を痛めるなんて事は先ず有り得ないだろう。

先日、高校合唱部の全国大会を見学してきたという知人の話では、 大型バスから降りて来る各校の合唱部の生徒達の全員がマスクを着用しており、一種、異様な雰囲気だったとか。

しかし、これは誠に理にかなった保護の仕方だ。 マスクをすることで、乾いた冷たい空気から鼻や喉の粘膜を保護することができるからだ。

最近のことではあるが、できるだけマスクを着用するように心がけている。更に、喉にはタオルやマフラーを巻くようにもしている。 露出している部分はどうしても冷えやすく乾燥しやすいものだ。

睡眠中もタオルは外せない。 首に1枚巻くだけで熱の放散状態も全く変わってくる。

声帯が疲れている時など、こうして休むと、翌朝には声の状態はほとんど戻っているのを実感できる。

大声を張り上げたり、無理に高いトーンで歌う事も声帯に負担をかけるが、ひそひそ話のように小声で話す場合でも声帯に負担をかけているとは以外だった。

このまま、何とか喉の状態を維持して本番のステージに立ちたいと願っている。

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