土砂崩れ

12月5日に県道の平・吉岡間に再び土砂崩れが発生し、区間が完全封鎖となっている様子。

この県道は、今年の梅雨の長雨で発生した土砂崩れで、のり面が崩壊し通行禁止が続いていた区間だが、今回の土砂崩れは、かなり大規模なもので、電話してきた父も今までに見たこともないような土砂崩れだと驚きと落胆の声で話していた。

私が学生の頃も長雨が続くと村内の田圃や道路のあちこちが崩れた事も何度かあり、歩いて通学することも珍しくはなかったが、今回の崩落は私の想像を遥かに超えるものに違いない。

また、今回の土砂崩れによる断線で、村が停電する恐れが出たため電力会社から高圧発電機車を出動させ、電気の供給を行っている。これは、県内の災害で初めての事のようだ。

村人にとって唯一の生活道路が閉鎖された事になるが、これから始まる長い冬を如何にして過ごす事になるのだろうか。

一応迂回路は確保できたようだが、この迂回路は私も知ってはいるが、夏場はともかくも雪の多い冬は、車の通行はかなりの困難が予想されるような山道だ。

昔は大雪のために陸の孤島となった村だが、時代が変わっても、災害でライフラインが遮断されると村人の危機となる。 改めて自然の猛威を思い知らされる。




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