不況! | 2001/09/17 (月) 22:55:12 |
まじで不況ッすね。マイカルのグループ会社も4つ同時に倒産したし・・・。 うちの会社もそろそろ、厳しい不況の足音が聞こえてきました。 で、個人的に、なぜ不況なのかを考えてみました。 まず、会社が倒産する原因は・・・。「モノを作っても売れなくなった」ですよね。 じゃ、なぜ売れないのかというと、消費者のお金の余裕がないからです。 なぜ、余裕がないのでしょう? 決して、物価が高騰しているわけじゃないですよね。(まぁ強いてあげれば、消費税が5%になったことくらい。) おそらく、消費者は、余裕がないと思ってるんでしょうね。 将来、何が起こるかわからない。いつ、会社が倒産するかわからない。等々、不安がつきまとっている。 それじゃ、貯金しようって気になりますよね。 (貯蓄額は5年前と比較して、5.7%増加してるんですよ。) 抜本的対策という言葉もいいかもしれないけど、要は、将来が安心できる生活になれば、不況は脱出できる・・・かもね。 |
今日のイロイロ | 2001/09/16 (日) 22:49:22 |
ここ最近、土日はごく普通の生活に戻れるようになったので、一人でブラブラと出歩くことが多いのですが、今日もその道中、おもしろいことがありました。 僕もそうなのですが、車を運転しているとき、かなりの大音量で音楽を聴いてます。 (ちょっと他の人を乗せるときに、エンジンキーを回して、余りの音量に相手がびっくりすることは多々です。) 僕の場合、洋楽のロック系が中心になってますが、ある交差点で隣に止まった車から聴こえてきた音楽は・・・。 「いつも何度でも」(「千と千尋の神隠し」の主題歌です(^^;)) で、その車がまた、ちゃんとしたスポーツカーで、若い兄ちゃんが乗ってたから、余計にびっくり。 思わず、隣に子供でもいるのかと思い、何回も見直しましたが、全然、そんな感じはなし。 まぁ、音楽の好みは人それぞれですし、誰も宮崎アニメを大音量で聞いちゃいかんとまでは言いませんけどねぇ。しまいには、「となりのトトロ」が流れてきたらどうしようかと。 でも、きっと、その兄ちゃんは、宮崎アニメが大好きな心優しい兄ちゃんなのでしょうね。 (・・・でも、大音量で聴く音楽ぢゃないぞ。) |
人類の歴史 | 2001/09/12 (水) 23:28:16 |
大上段に振りかざしたタイトルになりましたが・・・。 昔、僕の大学時代の同級生に歴史が嫌いな人がいて、僕に言ったものです。 「なぜ歴史が好きなの?」 こんな質問が出てくるのも、当然です。だって、僕は理系の学科で、歴史とは無関係なのですからね。 で、そのときの僕の答えは明快なものでした。 「さぁね・・・。」 明快そのものでしょう。結局、これじゃ答えになってないということで、フォローのために次のように言いました。 「歴史は、一つの織物のようなもので、過去から未来へ切れ目なく繋がっている。」 「現在の状況は、過去のある状況を必ず継承している。」 「自分の置かれている状況も、偶然ではなく、歴史的な観点から見れば、必然の部類に入るのでは?」 「ということは、これから何をすべきか、ということが歴史を学ぶことによってわかる。」 別に、占いをやろうって言ってるのではないですよ。(^^;) で、その歴史を学んだ立場から確実に言えることが一つ。 「テロで歴史は変わらない」 リンカーンが暗殺されたからといって、奴隷解放が行われなくなったわけではありません。 井伊大老が桜田門外で斬られたからといって、日本の鎖国が継続しているわけではありません。 ジョン・レノンが殺されたからといって、彼の音楽や思想が消えてしまうわけではありません。 切れ目なく繋がっている人類の歴史の中で、必然的に起こりうる事象は、テロリズムで捻じ曲げることができないのは、歴史が証明しています。 今回のアメリカへのテロ行為が何を変えるのでしょうか?何か変わるのでしょうか? そのために何千人もの民間人を犠牲にしなければいけないのでしょうか? その答えは、人類の歴史を見れば、おのずと明らかになるでしょうね。 |
失敗した! | 2001/09/07 (金) 1:47:22 |
秋季情報処理試験の受験科目、勘違いして、とんでもないものを受験する羽目になってしまった! やっぱり、役人の作った試験は、わかりにくい! ・・・MCPのほう、がんばろっと。 |
ファイナルアンサー? | 2001/09/02 (日) 22:29:45 |
前回の日記にも記述した通り、Mathematica Site がオープンしました。 初回ですので、ありふれた問題から行こう、と思い、有名な「ゼノンのパラドックス」を紹介してみました。 厳密な意味では、この「ゼノンのパラドックス」は、数学ではないのかもしれないのですが、論理学という数学の原点みたいなとこから生まれてきたものですから、まぁ、スタートにはもってこいかなって思いまして。 多分、答えは、インターネットなんかで検索すると、出てきそうなんですけどね。 で、この「パラドックス」というヤツは、なかなか面白くて、学生時代の僕は、はまっていたことがあります。 「パラドックス」=「逆説」ですが、明らかに常識では考えられないことが、さも当然のごとく言いくるめられてしまう。同じ、ゼノンが考えた「飛んでいる矢」というのも面白いので、考えてみてください。 矢は、弓から放たれて的に向かって飛びます。 しかし、ある瞬間、矢はある場所で空中に停止しています。ということは、どの地点においても運動量は 0 ということになり、矢は動いていないということです。 すなわち、飛んでいる矢は、空中で常に静止しているということになります。静止している矢は、永久に的に当たりません。 不思議でしょ。理屈は正しいのに、現実的に問題がある。当然、弓から放った矢は的に当たるし、人間が亀に追いつけないという馬鹿げた現象は絶対に起こりません。 ということは、論理的に欠陥があるはずです。昔の哲学者たちは、こういった問題を提示され、かなり慌てたそうです。 なぜなら、この論理が正しいと仮定すると、彼らが古代エジプト、古代ギリシャから受け継いできた哲学、物理学、等々が、全て否定されてしまうからです。 彼らは、懸命に、「パラドックス」の解明に努力しました。そして、実際、「ゼノンの矢」には、論理的な欠陥があります。 まず、時間というものの概念の捉え方です。「ある瞬間」という、有限個の点に対して、議論を展開しています。時間は無限に分割できる(連続的)ため、有限個の点が有する特徴で、その事象すべてを判断することはできないのです。 逆にいうと、このことが、時間が連続的であるという証明になるのかもしれません。 (ゼノンは時間を有限に分割できると考えていたアルキメデス派の学者を言い負かすために言ったとも伝えられてます。) 論理学は、哲学的な側面を有していて、とっつきにくい印象を受けますが、なかなかおもしろいかもしれませんよ。 |