医王山鳶岩



医王山鳶岩

所在地石川県金沢市
見上峠
 登山口
アプローチ金沢市より医王山スキー場(キゴ山)へ
登山口標高405m
標   高750m
標高差単純345m 累計550
沿面距離12Km(GPSデータより)
登山日2018年1月20日
天 候曇り
同行者山岸、洋平、岩城、堀、板東、岩月、中嶋、堀岡、根岸
コースタイム
 
見上峠(20分)医王の里(35分)雪見平(20分)林道分岐(25分)覗休憩小屋<休憩5分>(35分)大沼(15分)鳶岩取付<身支度10分>(40分)鳶岩<途中昼食45分>(1時間20分)林道合流(20分)西尾平(25分)医王の里(20分)見上峠
歩行5時間35分+休憩1時間35分=合計7時間10分



 


覗から大池平に降りて鳶岩を登る周遊コース
 

 恒例の新年会。場所は昨年と同じ中嶋家。新年会だけではもったいないので山も入れる。今回は中嶋の提案で医王山鳶岩。


見上峠に車を駐める

9時20分、出発

 鳶岩は10年ほど前に夕霧峠から堂辻登山口(金山登山口)までの縦走で通った事があった。季節は8月だった。暑かったことしか覚えていない。
 そのときの記録を読み直してみると鳶岩から大沼への降りは鎖を使わず前を向いて降りたとある。


西尾平休憩小屋

覗休憩小屋

 8時半、金沢市の犀川緑地公園に集合する。遠くは群馬や名古屋からの参加もある。集まったのは車7台の10名。
 車3台に乗り合わせて登山口に向かう。見上峠登山口は医王山スキー場(キゴ山)のすぐ上だ。
 駐車場はいっぱいだったので道路に車を駐めさせてもらう。9時20分、出発。


覗からのぞむ鳶岩 遠くの稜線に国見ヒュッテが見えた


鳶岩の全景

 今回のメインは鳶岩への登り。そこまではアプローチということで林道を歩いて体力を温存する。
 体温調節のための衣服の脱着以外は休憩をいれずに行く。林道をはずれるとトレースは消えた。スノーシューズを履く。
 古い林道をたどって覗休憩小屋まではほぼ水平道。休憩小屋で鳶岩を望む。手前の斜面は無理。雪さえ付いていない絶壁だ。


大池平の小さい方の池 小沼(こいけ)?

大池平のトイレ

 標高697mの覗まで夏道をたどったが真っ直ぐ大池平へ降りたほうがよかったようだ。
 大池平ではまず池が目に入る。以外と小さい。大沼(おおいけ)とは別の池だった。これがあるから大きい方の池を大沼と言うのだろうか? だったらこれは小沼(こいけ)だ。


大沼(おおいけ)から鳶岩を見上げる

 大池平から鳶岩の下まで少し降って回り込む。鳶岩まで標高差100m。弱点を探す。左側の雪面は斜度が45度ぐらいだ。灌木も多く、そのまま登れそうである。


鳶岩への弱点を探す

左側の雪面が登れそうだ

 今回は50mザイルを3本用意していた。中嶋の判断でザイルを出すことにする。
 雪はくさっていて膝までゴボル。アイゼンをはいたが必要なかったようだ。ザイルは安心ザイルだった。
 3ピッチ目はトラバースとなる。直登した方がよさそうなので様子を見に行っている間にトラバースが始まった。そのまま鳶岩に降りて皆を待った。


安全を期してザイルを出す 下は三蛇ヶ滝
 

最後のトラバース 斜度は40度ぐらい?
 

 この100mを登りきるために使った時間は1時間15分。10人でザイルを出せば時間がかかるのはしょうがない。


鳶岩に立つ



岩城

中嶋

 鳶岩から先は細尾根が続く。だが細尾根は雪が付いた方が幅が広くなって歩きやすくなる。雪庇に気をつければいいだけだ。


痩せ尾根を行く

もう危険なところはない


何かのつる どうしたらこうなるの?


祠があったが

これはいったい何なんだ?

 尾根上に祠があった。中にあったのは石仏ではなく頭だけのもの。顔立ちは円空仏のようだがちょっと違うような気もする。円空さんの仏は木彫りだし...


大蛇が住むという大沼(おおいけ)は雪に埋もれていた

 安全なところまで来て昼食。時間はすでに2時に近かった。コースが面白すぎて時間を忘れていたようだ。


ランチ中に雪が降ってくる

ランチが終了したら晴れてきた

 医王山という名前を冠した山はない。富山県の立山と同じである。また、医王山(いおうぜん)の名前の由来は薬草に関係しているものが多い。
 最も標高の高い奥医王山を主峰だと思っているのは富山県人だけのようだ。一般的には白禿山が医王山の主峰だと思われている。立山でも最高点の大汝山じゃなく雄山が主峰だと思われている。


鳶岩を振り返る

大沼の蛇伝説
 不治の病にかかった金持ちの娘が、取り寄せた大沼の水で体を洗ったら治った。そのお礼を言いに池まで来たら、お礼を言う前に池に連れ込まれて大蛇にされてしまった。お礼なんか言いにこなければよかった。というお話


後は歩くだけ 一仕事終えた後の充足感が漂っている

 覗の休憩小屋まで戻ると、あとは林道歩きだけ。達成感に浸りながらひたすら歩く。山岸のスノーシューズが壊れてつぼ足で歩いたのも笑い話。


医王の里の池はスケートリンクのよう

医王の里の「森の家・森のテラス」は休館中

 16時30分、夕霧峠に戻る。「楽ちんの湯」で汗を流し、中嶋家で新年会。持ち寄った酒はいつも通りの量。今日は飲もう。


今回も並びました


 

 


中嶋家別宅の夜は更けていく