掲示板でのご質問をきっかけに、 はみ独自のスプリガンの面白さ及び魅力を熱く語らせていただきます。 |
何故「SPRIGGAN」が面白いか。 その1・皆川先生の画力が素晴らしい。 1巻の絵に比べると最終巻の優は別人のようだが(髪型なんか特に!あんなベッタリしたのは 御神苗くないよぅ!!うぉう個人意見(汗))、しかしそれは彼/御神苗優が作品と共に成長して いった証であろうと推測される(笑)。髪の毛寝るほど丸くなるってゆーか。いや、別に・・・。 アクションシーンの描画などとても「スプリガン」でデビューしたとは思えない程の画力である。 (その辺のことが1巻の山菱理恵教授の優への手紙に書いてあるので虫眼鏡で読んでみるこ とをお奨めする。By「炎蛇の章」 虫眼鏡は必須です。根性〜!!) 全てにおいて皆川先生の作品への愛と情熱が感じられます。 その2・たかしげ先生の話作り及び設定構成が素晴らしい。 各話各所にちりばめられた伝説等に裏打ち(?)された見事な設定は、とても 1巻に登場した富士宮下文献を読んでみても、あの引用文の所まで達することは生半可なことで はない。(富山市民図書館にあります(はみのようにヒマな人は読んでみて。)) 魔術の師匠を「マーリン」にするあたりは「アーサー王伝説」を知っていなければ出る発想では ない。(それくらい皆知ってるって(汗)?別にプディング作るために小麦を盗んだ訳じゃないいな だよぉう → それわマザーグースだっちゅーの byパイ○レーツ ご立派なアーサー王♪) (余談:平成12年11月23日に発売されたWindos me初期セットアップ画面のヘルプ機能 として「マーリン」が出てくる。件の人物と関係有るかは分からないが魔術師らしき格好はして いる。制作者はやっぱり意識してるんだろうか・・・?聞いて見たい話ではある。) その3・はみ的 原作PICK UP なんと言っても特筆すべくは4巻「龍脈地図」であろう。(うわ、めっちゃ個人意見(汗)) 「常人離れした強さ〔剛さ〕」、「暗い過去」、「描画される顔(更に個人意見(大汗))」・・・ どれをとっても 出来る作品であろうと断言・・・する!(するな!そんなもん!!←そんなもんとはなんや! (いや、自分の内心で喧嘩すんなや(汗)) はみ的キャラクターランキング 1位 : 御神苗 優 2位 : 暁 巌 3位 : 朧 4位 : ジャン・ジャックモンド 以上その1〜その3まで、簡潔にまとめればこの作品は皆川先生の画力による視覚的なおもしろさ及 び、たかしげ先生の豊富な知識に基づいた、読者の知識欲も満足させてくれる面白さ等の様々な要因 が「SPRIGGUN」をより面白いものにしているのだと思う。 その4・映画「スプリガン」について はみは皆川亮二先生及びたかしげ宙先生の大ファンである(自称^_^;)。 作品全てを揃えているのは言うまでもないが、作品は全て古本なんかでは無く、書店で購入し1冊 につき50円の印税を先生に捧げている。 そんなはみが営業車で運転中にふと通った映画館に黒いシルエットのB全ポスターが貼ってあるの が目の端に見えた。仕事中であるにもかかわらず(笑)Uターンして映画館の前に路上駐車(もちろん 駐禁 ^o^)今思い返すと富山で数少ない3車線の道路を時速60kmくらいで走っていたくせによく発見 できたもんである。まさに愛情のたまものだろう(←大ばか・・・) 「映画化するのねっ!!?」 まっ昼間の映画館の前で興奮する危険人物ひとり・・・。 「しかも総監修は、あの「AKIRA」の大友先生だって!?!」 すぐさま携帯を取り出して友人にTEL。 高鳴る胸は期待で満ちあふれ、とあるスジからの情報で映画のサウンドトラックはすでに発売されてい ることを知り、その足(もちろん営業車さっ)でCD店に向かう。運良くすぐに目的のブツは見つかり、正 に暴走直前になりながら会社の帰り道車の中で音楽を聴いた。 ・・・良い!!愛在時間 天地之間〜♪他の部分の音楽も合格点だったので期待度は更に高まった。 公開が始まった!猛烈な勢いでパンフとグッズを売店で買い、開場と同時に劇場にツッこみ中央席の 一番良い席は指定席なのでその手前の2番目に良い席をGETし、ポップコーン片手にバターふきふき ハーゲンダッツのアイスクリームは買わずに(さあ一体何処で見たでしょう?)いよいよ始まった・・・! 映画が終わって、はみとその友人は無言で駐車場へ向かった。 通常ならば「あのシーンカッコよかった〜ん@」という変態的な言葉がほとばしるはずなのだが、今回は さんまのまんま、もとい、だまったまんまだった。 理由は簡単。「失望」「がっくり」「こんなはずでわ」「落胆」「?〜」・・・先生方に失礼とは思うが、はっきり 言ってB級どころかD級な作品だったと思う・・・。 声の配役は100歩譲って許そう。原作と似てないレギュラーメンバー(山本さん筆頭に博士や女史) がいたことも、まぁいいかと思う。 ジャンの声が愛しの(爆)子安さん(レザード・ヴァ○ス〜)だったのもマクドガルの声が変な子供声だっ たのも許容範囲だ。しかぁし!!だめだ!あの作品は〜!!と言わざるを得ない!! @ ジャンが紳士(笑)だ!おとなしすぎる!!「俺がいなきゃ・・・」の台詞が無い〜!! A ファットマン「大佐」だと!?昇格させるのは一向に問題ないが、あの配役は問題有りだ! B あの「殺意の波動(笑)」への転換はなんだ?!そのあとの動きも「らしく」ない!! C 異次元にいってからの「スプリガン」らしからぬ攻撃の仕方(泣)!! D なんでA・Mスーツが「破れる」か?!しかもびりびりとっ!太股露出は嬉しいが(←問題発言) E ENDINGの意味が分からん!!原作知ってりゃいいけど知らん人はどぉすんだ〜! ・・・延々。原作が良かっただけに、音楽が良かっただけに、この結果は非常に残念だった。 でも2回見に行った はみってFANの鏡?(いや事情もあったけど) でも2回目見に行ったとき、お客は はみとその友人、そして見知らぬ人が一人・・・だけ。 でも優ちゃんの子供の頃の回想シーンだけは原作に忠実で二重丸でした。 ちゃんちゃん。 その5・プレイステーション・ゲーム「SPRIGGAN/ルナ・ヴァース」について はみは何の予備知識もないまま「SPRIGAN」のゲームだというので迷わず購入した。 てっきり主人公は御神苗優だと勝手に思いこんで、「ああっこれで優ちゃんを思い通りにできるのね!」 と異次元にトリップしていた。 ゲーム始めて一言目・・・。「だれやコレ!?」それが大槻君とのファーストコンタクトだった。 皆さん、ちゃんと取説読んでからゲームしましょうね・・・。 最初取説にあったキャラクター紹介の絵をみて「可愛くない・・・(爆)」と思っていたのだが、話が進むご とにやっぱり愛着が湧いてくるものだ。ゲーム中は死ぬ時以外はほとんどしゃべらないクールなナイス・ ガイ(笑)だが、ENDINGで御神苗優の学生時代(御神苗優 ゲーム中は大学生)な感じで、思わず 「大槻君を主人公にしてまんが書いて下さい〜!」と先生方にFANレターを書きたくなるほど(→でも書 いてない(笑))ツボってしまっていた。 アクションゲームそんなに苦手な方でもないが、慣れるまで相当苦労した。 特に「ミッション6:遺跡探窟」はまさにあの2体のカーリー像が真のラスボスでないかと錯覚させる程 強固で頑強で、はみゲーム史上「竜虎の拳2」ギース・ハワード(若い)のダイアボ(空耳アワー)以上に 苦戦した。いやもう大変でした。銃は当てても死なないし、動きは結構早いし、なにせ2体がかりだし。 後から見た攻略本の中で皆川先生がおっしゃっていた通り「何度死んでも頑張って」。地でいきました。 あのアルゴリズムに慣れてしまえば攻撃を1回も受けずに倒すことが可能(現在)ですが・・・(笑)。 でも、このフロムソフトウェアのゲームが一連のSPRIGGAN作品の中でもっともSPRIGGANらしかっ たと思います。 まず、ジャンの言葉使い(爆)!子安さんの声にかかわらず(さらに爆)原作通りのあの口調!! くぅ〜!こいつぁ本物(笑)だぁ!と心の中で叫ぶ はみ。 次に「御神苗モード」。セリフが変わるところが芸が細かくて、原作好きにはたまらないと自己満足。 (「百万年早いんだよ!」モードも必見(笑)あの声を聞くために何度PS再起動させた事か・・・(爆)) さらに「朧」の登場。たまりません。 「強い!?」・・・と思わせながら、一定のペースをつかむと雑魚並という所が笑いを誘いますが、原作 通り(多分原作の擬音「プンっ」と消えるアノ感じ)の動きでFANのハートをがっちり!げっちゅー@っ ですね。 |