日本代表

4月29日:スロバキア戦について

ワールドカップもあと30日余りに迫り、親善試合とはいえ、ヴォルテージがあがりっぱなしで試合を観戦しました。(もちろんテレビで)そこで感じたことを少々書きたいと思います。(書いてどうなるものでもないが)
【今回のスタメンの意図】
 4月29日先発

まずは、注目されるのは柳沢の右サイドでの起用でしょう。日刊スポーツではジーコがいい感じうんぬんと書いてありましたが、ふでぞうは完全な失敗だと思いました。

確かに得点という結果こそ出ていないもののボールを持っていないときの柳沢の動きに関しては、日本のFWの中で他の追随を許さないものを持っていると思います。

それだけでもFWとしての魅力は十分であり、DF出身者のふでぞうとしては絶対に対峙したくないタイプです。ポストプレーはうまい、マークについているつもりが消えてしまう、スペースへの嗅覚の天才的な鋭敏さ。

なぜ、このようなストライカーを右サイドのチャンスメーカーとして起用しなければならないのか?判らないんです。監督さんの意図が。
後半10分で交代するなら、最初から交代させても一緒じゃないのでしょうか。

 

【ふでぞうのスタメン図】

 じゃーん。これがふでぞう案です。さんざん柳沢のことを褒めといて、先発から外すあたりが何なんだお前はと言われそうですが、それは後半のお楽しみということで。
まず、1トップは西沢。前回の三都主からのクロス4月29日ふでぞう案
バーに当てたので、もう一度相性を見てみたいと思うのが当然でしょう。

となると、逆サイドは同じ清水の市川で、左右の大きなパス交換や右からのクロスに西沢がどうからむかを確認したいところです。

西沢のポストに対して、スペースへ入ったりしてDFをかく乱させるのは、同じチームメイトの森島が最適。2トップではなく、1.5列目当たりに配置してみたいです。

で、中村にゲームメイクしてもらいますが、ここで大切なのは中村にをサポートするボランチです。堅実に守備をしてベーシックにパスを供給する戸田と、思いっきりのよい福西の組み合わせはいかがでしょうか。

最後に守備は宮本や松田が欠場する場合に備えて服部を真中にしてみます。右は身体能力の高い中沢です。

実は、この布陣。魅力はセットプレーなんです。
ゴール前に、西沢、福西、中沢の日の丸飛行隊(なんかスキーのジャンプ団体みたい)、サポートに中田浩、ゴール前の押し込み役に森島、そしてキッカーは中村と三都主。(守備は服部と戸田と市川でね)
4月29日ふでぞう案(後半)

で、これが、後半の交代後です。

いよいよ柳沢の出番です。組み合わせとしては、左右に動きが鋭い柳沢と高さと突破力の久保。面白そうでしょう。
(もっともふでぞうは2トップなら柳沢、高原が最強だと思っているんですが)

で、もっとも注目していただきたいのが中盤。奥です。真ん中にいても奥。(いやいや失礼)
奥は中盤をかき回す役としては最適です。一昔前の北沢的な存在ですね。ポジショニングは2列目ではなく、上がり目の3ボランチとして入ります。

で中村と、右サイドに小笠原を入れて、左右どちらからもパスの起点となれるようにする。ポジションチェンジして奥が右サイドにいっても良し。3ボランチなのでサイドのケアはある程度ボランチに任す。

で、もう1つの試験が中田浩のボランチです。日本代表とアントラーズの中田浩を比較したときにやはり彼は攻撃的なボランチに適正があるんだなと思いますが、世間様はどう思っているんだろう。

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