蓄熱式暖房機

蓄熱式暖房機(全景) 蓄熱暖房機(略して蓄暖)の名前すら初めて聞く方も多いのではないでしょうか。簡単に説明すると夜間の電気(PM11:00〜AM7:00)で暖房機のなかにあるレンガを暖め、日中はその熱(輻射熱というそうです)により暖房を行います。また、寒いときや外出で帰ってきたときに部屋をすぐに暖めたいときは、下部の送風ファンをまわして、暖めます。

正直言うと最初は、こんなんで本当に暖房できるなかなと思いました。ふでぞうの家は台所・ダイニング・リビングがひとつづきになっていて合わせる22畳になります。そのうえ襖1枚へだてて和室が8畳とあり、当初から1台の蓄暖では無理と言われていたのでエアコンの暖房と併用する予定でした。

がしかし。
蓄暖は予想を裏切ってくれました。これがあったかいんですわ。何がいいって朝起きてリビングに入ると既にじんわりとした暖かさにつつまれているのです。そして送風ファンをまわせば「ほにゃにゃーん」とした暖かさが。まったくの無臭です。平日誰もいないときにファンのスイッチを切っておけば放熱スピードはかなりゆるい感じで、夜まで全然大丈夫です。もちろんエアコンの暖房はまだ1度も稼動していません。

あと、子供が帰ってきても火の心配もなく、暖かい部屋で迎えてやれるのも、とても安心です。(最近はよく、この蓄暖の上にねっころがっています。まったく猫かいな)

ここまで書くといいことばっかしみたいですが、一番やっかいなのは大きさと重さでしょうか。ごらんのとおりでっかいです。しかも重さも300キロもあり、床下に補強する必要が発生する場合もあります。(ミサワは特にありませんでしたが)
もちろん、夏には何の役にも立ちません。(笑)
蓄熱式暖房機(スイッチ部分)
ふでぞうのお買い得指数 80%
(新築時に設置スペースを確保し、かつ小さな子供がいる家庭やお年寄りの家などは、特におススメです)

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