ADSL奮戦記

8月16日
 引越しするまでフレッツISDNだったのですが、引渡しの際にケーブルTVのインターネットにするか、ADSLにするか大変迷うところでした。しかし、とある某プロバイダ(ホームページのアドレスからばればれですが)に加入しなければならない渡世の義理があるため、ADSLにすることにしました。

そこでさっそくNTTへ引越しの工事とともにISDNをアナログ回線に変更してもらう申し込みを116で行いました。某プロバイダのADSLをする旨を伝えたつもりでしたが、うまく伝わらずしばらくするとフレッツADSLのマニュアルとCD−ROMが。あちゃーと思い、すぐ訂正の電話を入れました。しかしそのとき誤りではありましたがNTTの方は言いました。希望日である8月26日までにフレッツADSLの工事を手配できましたと。
8月19日
 8月17日、インターネットで現在加入していた某プロバイダへADSLの申込をしました。すると、連絡先に記入した会社のPHSに連絡が入りました。

 何かなと思ったら、ふでぞうの新しい家はADSLができないとのこと。しかし、NTTのフレッツADSLができると聞いていたのになぜ出来ないのかが判りません。ただその言い方があまりにも事務的だったので
「そんならプロバイダ契約、やめちゃおーかなー。」
とふでぞうがすねて言うと、相手は
「それはお客様が判断していただければ結構かと。。」
と言う営業マインドのかけらもない返事でした。

 さて、そんなことしてても何の解決にもならないので、再びNTTへ電話しました。幸い8月16日のときの担当の名前を覚えていたので、ご指名で電話しました。それまでのいきさつを話して、本当のADSLが不可なのか線路を再確認してもらうことにしました。
8月22日
 NTTより電話が入りました。やはりADSLは可能とのこと。詳しく調べた結果をFAXで送ってもらい、某プロバイダーへ連絡しました。しかし、今一つ要領を得ず、某プロバイダから直接NTTの担当者へ問い合わせてもらうことにしました。
8月27日
 全然某プロバイダーから連絡がないので、こちらから電話しました。するとこういう説明が帰ってきました。
なんでもNTTには工事用のデータベースみたいなものがあって、そのデータベースには、まだふでぞうが引っ越したことが登録されていないそうです。そのため、それが完了次第、NTTに手続きをとり、その後でADSLのサービスの開始予定等を連絡するとのことでした。

もうここまできたら待つしかないなと腹をくくり、しばらくはインターネットやEメールなしの日々を送ることにしました。
9月4日
 某プロバイダからの連絡がまたもまったくないので、またこちらから電話しました。するとこういう説明が帰ってきました。
なんでもNTTから昨日ADSL可能の返事が来たので、明日お知らせを発送しようとしたいたところとのこと。なんかソバ屋の出前みたいだなーと思いながら、また待つことに。
9月6日
 ついに郵送されて来ました、利用案内の文書が。で、通電予定日は。。。9月18日でした。その間にモデムがくるので、設定してくださいとのことです。
 最後まで待つしかないです。
9月18日
 待ちに待った利用開始の日です。ADSLモデムモデムの設定もばっちり。
さて利用開始時間の午前7:00にIEを起動。
さっそく某プロバイダーのホームページへGO!と思ったら、あらー?遅いのねえ。いったいどれだけの速さが出ているんだろうと思って測定してみると、上り64K、下り64Kでした。

 おいおい、これじゃISDNと変わらないじゃないかと思いましたが、基地局から4キロと遠く、他にもいろんな干渉があって仕方ないのかなと思いました。これなら義理を捨てて、ケーブルテレビにすればよかった。(ToT)
9月19日
 でも、最後にもう一度だけと思い、某プロバイダーへ問い合わせ。いろいろ話をしてみましたが、どれも該当せず、担当の方もわからず。しかしながら64Kという速さはあまりにも遅いので、一次接続を行っているところへ確認してみますと言われ、いったん電話を切りました。

そして、しばらくして。
某プロバイダーから電話がかかってきました。
「申し訳ありませんでした。一次側で測定したところ、すでに64Kでした。設定を変更したら、現在一次側で1400Kになりました。ご迷惑お掛け致しましたあー。」
と、さわやかな声でした。つまり、ふでぞうが言わなかったら、ずーと64Kのままで料金だけ捕らえたのね。もう怒りを通り越して笑いしか出てきませんでした。

その夜。インターネットを試したところ、速い、速い。ダウンロードのインジケーターが左から右へあっという間に流れていくのを感動してみてしまいました。約一ヶ月の苦労がこうして報われました。めでたし、めでたし。

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