S2000についてのトラブルと対応状況などについて記載してゆきまする。

 

状況
対応
1.幌を収納していると「キチキチ」うるさい


 噂によるとビニールのこすれる音だとか。
 ワシは幌のフレーム金具の音だと思います
我慢。(;_;)
ホンダの良識あるメーカーとしての対応を待ちましょう。



99.07.27風の便りで聞いたのですが、ホンダから対策品が

リリースされているそうです。ディーラーに相談してみましょう。

2.低回転(2000RPM)で振動が大きい。


 どうもそんなモノらしいです。
オイル交換すると改善が見られます。

あらたに号は1000km走行後のオイル全交換で

だいぶ改善しました。


でも未だに発生してます。2000km現在。


ですが、気温の高い日は発生は皆無です。

温度状況に左右されるのかも(笑)
3.一人乗りで走行していると助手席のシートベルト
 のバックルが内装と接触し「コトコト」うるさい
バックルを上に引っ張ってシートショルダー部までもって行けば
応急的な対応はできます。


あったりまえですが、2人乗りだと解決しますね(笑)
4.バンパーとボディ接続部から塗装片が・・・


 大変です。バンパーの塗装がはがれています
ディーラーに相談しましょう。

良識のあるディーラーであるならば全交換してもらえるはず
です。

あらたに号も交換をお願いする予定です。
5.リアのビニールではまともな視界が得られません。
残念ですがどうにもならないみたいです(;_;)
サイドミラーの視界に全てを捧げるか、オープンモードに
しましょう。

サードパーティ製で良いのが出ればよいですねぇ。


手入れの方法の民間療法として

No.1 固形ワックスを外、中から塗り込む。

No.2 RainXを塗り込む。

という2つの方法を耳にしました。


未だに実践する勇気が出ません・・・(笑)
6.幌を畳むとビニールに縦の折れ目が。
畳む途中で一端止めて後ろからトンと押して上げましょう。

いずれ愛情が伝わって縦におれにくくなるそうです。(笑)

ワシのS2000の幌は相変わらず縦に折れたがります。(;_;)



縦に折り目が付きそうになる所で一端止めると縦の折り目
が消えるときがあるので、コレは使えるテクニックかも。


↑
このごろは有効でないです。(;_;)

なんだか、磨き傷も目立つしさ(;_;)アウアウアウ。

そんなわけであなたのS2000トラブル&対応(民間療法含む)募集中です。
 
ヤマサキさんのF20Cエンジン分解の感想。
タメになります。(あらたに)

---------ここから-------------


      こんにちは ヤマサキです。


      先日 S2000のエンジンばらしてみました。
      ちなみに車両は走行3400k 慣らしは名神ー東名で比較的理想的な慣らしが出来たエンジンです。
      メインテナンスは・・・


      オイルを500kおきに交換
      その他 ほぼノーマルで 走行2500kからかなり回して使用しました。



      まず インマニ エキマニの作りですが
      インマニに関しては スロットルがでかい! ポートとの段差もさほど気になるほどではありません。
      エキマニは生産車にしては作りはいいのですが 等長になってないのとポートとの段差が気になりました。
      エキマニの取り回しは 一般的な4−2−1で2の部分の距離が短い、接続は1−4,2−3の等間隔爆発集合
      といったところで 溶接部の作りは良かったです。


      さて 内部ですが 細かいところを言い出すときりがないので 気になった部分を・・・

      まず燃焼室ですが 3000kちょっとの割にはかなりデポジットが付着しています 相当な量です
      原因はピストンを抜いてみて解ったのですが オイル上がりですね。
      そのうちホンダも対策するとは思いますが 設計段階でかなりピストン側面の潤滑を
      気にしたようでピストンのオイル供給穴がかなり多いのとスカート下部のスロープを
      多く取りすぎているのが原因のようです。


      さらに そのカーボンが原因でシリンダーに結構深い傷が入っていました(涙)
      対策として スカート部の加工とピストントップに若干の加工を施して様子を見ようと思います。
      ちなみに各コンロッドの重量バランスは最大で3グラムであったのに対して
      ピストンは最大1グラム!


      あっそうそう メタルは最高級品に近いものが使用されており 問題ないのですがスラストメタルに
      これまた傷が・・・


      原因は エンジンの始動方法にあるようです!
      クラッチを踏まないとセルが回せない! この為にスラストメタルが潤滑不良時に
      荷重がかかってしまう。


      とりあえず うちの車両に関しては クラッチを踏まなくてもセルが回せるように
      改造して 様子を見ようと思います。

      全体としては かなりお金のかかった作りをしています! 特に鋳物の肉抜き、クランクの表面処理
      ピストンの作りなどなど!


      燃焼室は高回転でパワーを出すにはこうあるべき! といった形状で大変勉強になりました!

      今後はエンジンノーマルのバランス取りとポートの段差修正を行って定期的に内部の状態を
      見て行こうと思います。
      そのため 今回組むエンジンもメタルは再使用!


      エキマニは2種類作ってみようと思います
      一つは 完全等長等間隔バージョン
      もう一つは 完全等長不等間隔バージョン
      前者の方が高回転のパワーは出るのですがパンチが出ない!
      後者はDTMやJTCCで主流となっているタイプで 中速域のパンチを出すタイプ(音が独特!)
      お楽しみに!
      でわ!
-------ここまで--------------
欲しいパーツなどあればヤマサキさん連絡されてみては如何でしょう?

 

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